空想のインターセクト

空想するタネ

海外ドラマや日本のアニメなどの感想をメインに書いていきます!いつか立派な花を咲かせるんだ…!

アニメ『魔法使いの嫁』第4話感想【猫の国でチセの初仕事?】

あけましておめでとうございます。年末年始の喧騒と体調不良でだいぶ間が開きましたが、本日よりマイペースに投稿していきます。本年もよろしくお願いします。

 

アニメ『魔法使いの嫁』第4話の感想です。ピカッと光るやつ、あれ『メン・イン・ブラック』っぽいよね。猫の村へやってきたチセとエリアスはとある用事を頼まれます。ハニームーンとかいっては今回も別に用事があって来たらしいエリアス。弟子とか嫁とか言っておきながら、なんとなく扱いが雑なんですが。

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©2017 KORE YAMAZAKI / MAG GARDEN – MAHOYOME PARTNERS

 

「エリアスができるって言うのなら、やります」

 

 

あらすじ

チセとエリアスはハニームーンの次なる目的地で猫たちに出会います。ここで起きている不穏な空気の原因を突き止めて、解決するためにチセが動きます・・・。

 

感想

ドラゴンの巣から猫の村へ

電車で目を覚ますチセ。コンパートメントが映ってるシーン、ここハガレンっぽい。エドとアルがよくトランプしてたなーって。ちらっと電車内の通路が映りますが、ここはハリポタっぽい。ディメンターとか出てきてチセの遠い記憶(それも悪いほうの)を呼び覚ましそう。トラウマレベルの恐怖の記憶を持っているという点では、チセとハリーに共通点がありますね。そして人ではない、しかし喋る車掌さんと猫、ジブリっぽい。


喋る猫に反応するチセ

 

「喋った・・・」そらそういう反応するでしょ。前回のドラゴンの巣でドラゴンのような恐竜のような子たちが喋ってたのちょっと違和感あったし。チセはすんなり受け入れてたように見えたけど、内心思ってたんですね、「喋った・・・」って。

チセって幼少の頃から何かが見えたり聞こえたりしてたみたいだけど、動物の声は聞こえなかったのかな。今回喋る猫に反応してるあたりそうとも思える。

 

猫の王、モリーと出会うチセ

トップが女性なのがイギリスっぽい。女王陛下みたいな。しかしモリーという名はこれまたハリー・ポッターを連想させますね。言わずと知れた、ロンの母親です。最強の魔女の血を引いているという設定で、数少ない貴重な戦闘シーンではその最強ぶりを惜しみなく発揮していました(たぶん最終回のバトルシーン)。この女王猫のモリーさんにもその強さを期待してもいいのでしょうか?

 

池の真ん中にうごめく黒い影

なんかものすごいジブリっぽいのがうごめいています。ダイダラボッチでも出てくるんじゃないかという雰囲気の黒い影。エリアスはあれをチセに追い払ってほしいとのこと。なぜ自分でやらないのかというと、エリアスは影だから相性が悪いんだとかなんだとか。ちょっと、自分の弟子の扱い雑すぎません?大丈夫?将来嫁にするんだよね?

 

何者かに池に突き落とされるチセ

何者か「悪く思わないでくれ」→チセ、ザッパーーン!!

 

いやいや、悪気しかないでしょ。「私、池に突き落とされたけど、あの人には悪気がなかったんだから仕方ない」とはならないですよ、たとえ死に対してあまり抵抗のないチセでも。

 

ピカっと何かを光らせてたけど、「わっ!記憶消される!?」と思ってしまった私は『メン・イン・ブラック』の見すぎでしょうか。

 

魔術師登場、チセの思い

この物語でエリアスたち魔法使いと対をなす存在である魔術師が登場しました。前に魔術師と魔法使いの話を聞いた時から、仲悪いんだろうなぁとか思ってましたがその期待は裏切ってくれませんでしたね。チセを人質に取り、言葉巧みにチセを惑わします。

 

ていうかエリアス、誰かが張っているって分かってたんならチセひとりに行かせるなよ!「やはり」とか言ってる場合じゃないでしょ。将来の嫁の扱い雑過ぎない!?

 

あと、エアリエルがこの魔術師の言葉に耳を貸しちゃダメ的なこと言ってたけど、結局どっちの言い分がチセにとっていいのかわかんないな。ぶっちゃけエアリエルは魔法使い側だし、魔術師の言っていることも正しいかもしれないし。チセは魔法使いの弟子としてやってるからこの物語は魔法使い側を中心に描かれるんだろうけど、このままエリアスについていっていいのか、心配になりました。チセはちょっと情がわき始めているみたいだけど。「幻滅されたらどうしよう」とか気にし始めているし。次回が気になる終わり方でした。

 

 

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

SUITS~スーツ~ シーズン1第9話 感想【挑発に乗るハーヴィー】

海外ドラマ『スーツ』第9話の感想です。年末忙しいのに仕事に気合が入らない?そうだ、最近『スーツ』見てなかったな・・・てな具合で見た今回のエピソードですが、ハーヴィーが珍しく(?)闘志を燃やします。

 

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“... Never come back to my town again.”

 

 

あらすじ

肺がん患者の原告団を率いて訴訟を起こすハーヴィー。相手の被告側の弁護士はボストンの敏腕弁護士トラヴィスターナー。ハーヴィーをやたらと挑発し、手のひらで転がす強敵です。いっぽう、ピアソン事務所ではライバルの法律事務所に情報漏洩した者がいて・・・。

ジェシカ「昔の傷をえぐるなんてひどい奴ね」

ハーヴィー「俺でもそうする。この案件、譲ってくれ」

マイク「レイチェルが濡れ衣で停職になっちゃった」

 

感想

ハーヴィーとターナー、ライバル対決?

このふたりが会うのはたぶん初めてなんだろうけど、それぞれがニューヨークとボストンを拠点にしているというだけでハーヴィーはライバル心を燃やします。ターナーがボストンから来たと聞くと「レッドソックスは興味ない」とバッサリ。いや、野球の話はしてねぇよ。

 

アメリカのメジャーリーグではニューヨーク・ヤンキースボストン・レッドソックスはライバル関係ですからそれを意識しているのかな。ちょうど、阪神と巨人みたいな。ハーヴィー役のガブリエル・マクトも野球が好きらしいし、この設定を楽しんでそう。

 

実は野球少年だったハーヴィー

少年野球のピッチャーだったハーヴィー。過去に肩を壊して大事な試合で投げられなかったそう。さらにその試合はハーヴィーがいなくてもチームが勝利し、ハーヴィーにとっては心身ともに古傷となる思い出になりました。なぜかターナーはそのことを知っており、ハーヴィーの苦い記憶を思い出させて挑発します。

 

ハーヴィー、昔ピッチャーだったんだ。確かにガッチリした体格してますもんね。俳優のマクトさんが何のスポーツを経験していたのか分かりませんが、野球やってたと言われてもうなずけます。

 

やたらケンカを売られるハーヴィー

原告団が肺がんなどの病気をわずらう原因となった高校で待ち合わせるハーヴィーとターナー。ひととおり言い合ったあと、ターナーは和解を提案します。一枚の紙を渡して立ち去るターナー。どんな条件なのか、ハーヴィーが紙を開くとそこには「Kiss my a〇s」の文字が(笑)。

 

ここまで挑発されるのも珍しいハーヴィー。しかし取り乱す様子はなく、冷静に裁判に向けて情報を集めていきます。

 

濡れ衣でレイチェルが停職処分に

ライバルの法律事務所に情報を漏えいした人物がいるとかで、ルイスがマイクを含むアソシエイトたちを招集して呼びかけます。でも実際に捕まったのはレイチェル。そして間接的に、不本意ながらマイクが彼女を密告してしまい、事態はややこしいことに。マイクは彼女がそんなことをするはずはないと、無実の罪を晴らすために奔走します。

 

5年もピアソン事務所に勤めていたレイチェル。結構長いんだ。ロースクールの試験に合格できないとかなんとか言ってた気がするけど、どういう経緯で今の職に就いているのか興味があります。新卒至上主義の日本とちがって、学校を卒業してからの進路って人それぞれだと思うからどっかで詳しく言及してほしいな。レイチェル、憤慨してそのライバル事務所に面接に行ってしまいます。したたかな人だ。

 

レイチェル事件の調査でIT部に乗り込むマイク

ピアソン事務所にIT部なんかあるんや・・・。この事務所、ワンフロアのテナントを借りてるのかと思ってたけど、結構フロア数あるらしい。まさかビル全体じゃなかろうな。丸の内でもなかなかそんな所ないですぜ。

 

IT部のいかにもな感じの社員、ベンジャミンと話すマイク。ベンジャミンは名前を略すのが好きではないらしく、マイクのことを本名のマイケルと呼びます。某敏腕元スパイと一緒の呼び方でちょっと違和感。

 

ほんと余談ですが、マイクはベンジャミンのことをベンと呼んでいます。そこで、ベネディクト・カンバーバッチもベンって呼ばれてたことを思い出しました。ひと口に「ベン」といっても、そこから予想される本名は何通りかあるのね。

 

ハーヴィー、盗聴器を使って偽証のハッタリをかます

途中、情報屋みたいなのを雇ってターナーのことを探っていたハーヴィー。結局手段を選ばない、という感じで盗聴器を使い、ターナー原告団を脅していたという事実を入手。この事実でターナーをゆすり、原告団に賠償金を支払わせる形で勝訴しました。

 

情報屋の女の人が言ってたけど、ハーヴィーが相手の弁護士について探りを入れるのは珍しいことらしいです。今回はそれだけハーヴィーに気合が入っていたということかな。いつも冷静で、マイクが何かミスしたり、形勢が不利になったりしても頼りになるハーヴィーでしたが、今回は精神面をちょっといじられてしまったかなという印象。それでも泥臭いとまではいかなくても、少し必死さが出ているハーヴィーが見られてよかったです。

 

こんな感じで終了です。

 

 

アニメ『魔法使いの嫁』第3話感想【人とドラゴン、死に対する考え方】

アニメ『魔法使いの嫁』の感想です。前回、エリアスとのハニームーンでアイスランドにやってきたチセはドラゴンにさらわれました。チセ大丈夫かなぁ、と心配しながら迎えた第3話。初めて使う魔法でいきなり氷輪丸を発動するチセのポテンシャルならドラゴンも簡単に倒せてしまうだろう、だって効果バツグンだもん、と自分を励ましながら迎えた第3話の感想です。

 

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「その名にある鳥のように、君も生きるためにこの空の下を飛びなさい」

 

 

あらすじ

アイスランドにハニームーンでやってきたチセはリンデルに連れられアイスランドにあるドラゴンの巣へ。そこで間もなく地に還ろうとしているドラゴンの長老と出会う。

 

感想

アイスランドにドラゴンの巣

ドラゴンに連れられて、あぁついに敵が登場か、バトルが始まるのか・・・と思いましたが、どうやらただのイタズラだったようで安心しました。魔法がテーマのひとつなので、バトル的な展開も期待してますが、しばらくはチセが傷つかなかったらそれでいいかなと思っていたり。しかしイタズラでドラゴンに人を加えさせて空中を移動し、あげくには水辺に放り込むなんておイタが過ぎるでしょ。

 

ドラゴンの巣の管理者

このドラゴンの巣の管理者、エリアスよりずっと年上らしい。前回、牧師のサイモンがエリアスのことを「いつから存在しているか分からない魔法使い」のようなことを言っていましたが、そんなエリアスよりもずっと年上ってことは相当年季の入った人物です。イタズラ好きなのは300年前から変わらないとか言われてますし。しかしこのリンデルといい、ロンドンに行ったときにエリアスの変装といい魔法使いの年寄りたちは若作りしすぎです。もっとダンブルドアみたいに潔く、いかにもって感じの恰好をしてみてはいかかでしょうか。

 

ドラゴンのひなたち、喋る

3頭の個性あふれるドラゴンのひなたち。ドラゴンというよりほぼ恐竜。そしてめっちゃ喋る。なぜだろう、第1話、第2話で妖精とか人外の存在がさんざん喋っていたのに、このドラゴンのひなたちが当たり前のように喋っていると違和感を覚えてしまう。

 

チセとドラゴンたちの死に対する思いが違う件

ドラゴンの長老がいうには、ドラゴンたちは死を恐れていないと。だから地に還ることを肯定的にとらえており、ドラゴンのひなたちも悲しいそぶりをみせず、まるでめでたい祭の日が近づいているかのように「もうすぐだね」と言っています。

 

それに対して人間は死を悲観的にとらえている。死が、生前にやり残したことを悔やんだり、大切なひとに会えなくなったりすることに繋がるから。

 

でもチセは、生きている人間にして死を羨んでいます。水辺に放り込まれたとき、どんどん沈んでいく体をよそに這い上がろうしませんでした。リンデルが驚くようすが見られます。ドラゴンの巣の管理者として、ドラゴンたちの死生観に理解がある者としては奇異に映ったのだと思われます・・・。

 

いや、普通に考えても異常か。人間なんだから死を恐れて当然。生きたいという意思がもっとも強いはず。だから緋村剣心も奥義を習得できたんだ。エリアスがドラゴンの巣のあるアイスランドにチセを連れてきたのは、心のどこかで死にあこがれているチセを考え直させるためだったのかも。コイツ、そこまで考えているのかな。

 

でもチセ、ドラゴンの長老にいいものを見せてもらったと思います。長老さんが地に還り木となるシーンで、チセとドラゴンのひなたちのリアクションの違いがちょっと切なかったな。今回見せてもらった空が、ちゃんとチセの中で生きるかどうかは今後も見守っていきたいところです。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

アニメ『魔法使いの嫁』第2話感想【チセが高いポテンシャルを魅せる】

アニメ『魔法使いの嫁』の感想です。前回いきなりプロポーズされ、それが冗談ではなかったとうすうす気づくチセ。プロポーズされたのにこんなにもときめいていない女の子も珍しいです。

 

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「ひとの弟子に勝手にあれこれ教えないでくれ」

 

 

あらすじ

前回、人外の魔法使いエリアスに、某プロ野球選手顔負けの莫大な金額で落札されたチセ。ラストでプロポーズされ、今回はハニームーンの準備にふたりでロンドンへ。

 

感想

チセとエリアス、(僕が)念願のロンドン上陸

第2回目にして、念願のロンドンにやってきました、チセとエリアスです。ウォータールー駅、元ビッグベン、あといろいろ。街の景色が見られて嬉しい。聖地巡礼の対象になるんでしょうか。エリアスの変装、確かに胡散臭いわ。

 

アネゴ肌の魔法道具屋さん、アンジェリカ

魔法の道具を扱っているアンジェリカさんを訪れるふたり。アンジェリカさんチセのことを理解してくれそうないい人でよかった。『ハガレン』に出てくるイズミとちょっと被るかも。男勝りなところがあるけどそれが頼りになる的な?

 

この世界の魔術師と魔法使いの違いについて説明されるチセ。話を聞いていると、魔術師のほうが強そうな印象です。魔法使いは自然の摂理に干渉する。そんなこと聞いたら魔法使いは世のことわりを乱すヤツとか言われて、魔術師側からいろいろヒンシュクを買い、やがては戦乱を巻き起こす・・・という絵が容易に浮かぶ。異教徒だとか、イシュヴァラの神に背く行為だとか。

 

チセ、高いポテンシャルを見せ付ける

初めて魔法を体験することになり、アンジェリカからクリスタルを渡されるチセ。好きな花を思い浮かべて、クリスタルをその花の形に変えようとしますが・・・。

 

チセのポテンシャルが高すぎて、うっかり氷輪丸を解放したかと思った。厳密には氷ではなくクリスタルだけど。アンジェリカの部屋の床一面をクリスタルのポピーで覆う荒業を披露するチセ。アンジェリカも、そんなにクリスタルであふれるもっと前に止めればよかったのに。チセの強力な霊圧に押されたか。

 

チセは夜の愛し仔(スレイ・ベガ)とかいう、いわくつきらしい。これはエピソードを追って理解することにしますか。

 

ヌオーみたいなやつかわいいと思ってたらついてきた

アンジェリカの店にいた、トカゲのような、ポケモンのヌオーのようなやつ、めっちゃかわいい。エリアスとチセがアンジェリカの店を発つときとか前に出てめっちゃ見送ってたけど、気づいたらエリアスの家までついてきてたという。かわいい。

 

エリアスの家の前に待ち人

家に帰ると、玄関の前に待ち人がいました。今回のもうひとりの新しい登場人物、サイモンです。2時間も家の前で待ってたとか、せわしない日本では考えられませんな。電車が5分遅れたら駅員に怒鳴る人がいるような国ですから。この人は列車が半日遅れていても大丈夫なんだろうな。神父だか牧師だか知らんけど暇なんかな。「〇ね」「ストレートすぎだろ」

 

アイスランドニームーン

ニームーン。新婚夫婦がイチャコラする・・・わけでもなく、普通に散策するチセとエリアス。と、そこへハリポタのハンガリー・ホーンテール顔負けのドラゴンにチセが連れ去られたところで終了。たぶん大丈夫なんだろうけど、無事であると安心させてほしい。なんならまた始解してもいいんですよ、チセさん。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

アニメ『魔法使いの嫁』第1話感想

アニメ『魔法使いの嫁』の一部ネタバレ感想です。Netflixで海外ドラマを漁ってたら(元)ビッグ・ベンを背景にした赤髪の女の子が目にとまって見ることにしました。Netflixでは英語のタイトル『The Ancient Magu’s Bride』だったけど『魔法使いの嫁』からどうやってその訳になるのか。直訳したらネタバレになるのか。そのへんも気にしながら見ていきたいと思います。やっとアニメの感想書き始めたよ・・・

 

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©2017 KORE YAMAZAKI / MAG GARDEN – MAHOYOME PARTNERS

 

「僕は君を僕のお嫁さんにするつもりでもあるんだ」

 

 

感想 

500万ポンドで落札されたチセ

日本円にして約7億5500万円。日本プロ野球界で注目されている大谷選手の移籍金より高いかもしれない。25歳未満の国際FA選手の契約は日本円で5億と上限が設けられています。チセも25歳未満、日本からイギリスへ渡るのである意味国際FA選手ですね。規約違反です。

 

女の子の名前を知らなかった落札者

落札したエリアスが、対象のチセの名前知らんかったらしい。オークションの商品だからそこまでの人権はないのが普通のなのか。でも出品される前の名前をちゃんとつかってくれるのは、過去を尊重してくれているってことなんかね。

「あんたは今日からセンだ!わかったら返事しな、セン!」とか言われなくてよかったね。

 

エリアスの家

イギリスが舞台っていうもんだから、ロンドンの街がアニメで見れる!と期待してたけど、いきなり田舎にいっちゃいました。エリアスの家の前まで来て、ようやくイングランド移籍を実感するチセ。ほんとに何も知らない状態で落札された様子。世捨て人になるにはまだまだ早いですよ。

 

良かった、コミカルなシーンあった

入浴のサービスシーン?頂きました。緊張感のあるシーンが続いていたので、コミカルな場面があってよかった。デフォルメ・エリアスかわいい。「大丈夫です。だから、入ってこなくて大丈夫です。」淡々と言うところがかわいい。

 

おいしそうな料理を振舞われ、歓迎されているのだと悟るチセ

ゲンキンです。グラタン?マッシュドポテト?うまそうな料理が食卓に並んでおりますが、イギリスって飯まずいんじゃなかったのか。エリアスって人外だけど、食べるものは人間と同じ?

 

お隣さん(エアリエル)から夜の散歩のお誘い

嫌な予感がしましたがやっぱり的中。目が赤い奴ってだいたい良からぬことを企んでるよね(大偏見)。ほんでチセにからみつく無数の手はホラーですか。ゲームの零シリーズ思い出しました。そんなシーンなかったっけ。

 

チセが自分の腕を刺した?とき、ひと筋の血が流れたけどそれはいらんでしょう!せっかく平和に終わりそうやったのに、わざわざ彩を添えてくれなくても。ちなみに血ドバー!のほうが現実味がなくて平気。よくK1とかで顔に切り傷ができてそこからたら~っと垂れてるの見ると、握力がなくなる。

 

プロポーズ?

チセがエリアスに抱き寄せられたとき、暖かいけどこわばってる気がしたのは、やはり個の後のセリフを言うために緊張してたからなのかな。人外でもわりと緊張するのね。

 

「あれ?言ってなかったっけ?」って白々しいわぁ。聞いてない聞いてない、私そんな(自重)言ってないのバレバレですやん。

 

 

 

 

いきなり敵キャラがバン!と出てきてこれから戦いが始まる!とか、エリアスが無双する!とかいう展開じゃなくてよかった。チセはこうやって引き取られましたよっていう場面の紹介みたいな感じで終わってくれたので、落ち着いて整理して次の話に進めます。

 

 

こんな感じで終了です。

 

映画『ドクター・ストレンジ』を『シャーロック』ファン目線で観た感想

先日、映画『ドクター・ストレンジ』をHuluにて初めて観ました。観ようと思ったきっかけは僕が好きなBBCドラマ版『シャーロック』で主役を演じるベネディクト・カンバーバッチが主演だから、という超ひいき目のものです。今回は『シャーロック』のファン目線で観た『ドクター・ストレンジ』の感想を書いていきます。(ネタバレを含みます)

 

※Huluでの配信は12月15日までです。

 

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© 2017 Marvel

 

 

シャーロック・ホームズを連想させる人(モノ)たち

悪役カエシリウス役のマッツ・ミケルセン

宿敵カエシリウスとして登場したマッツ・ミケルセン。ドラマ『ハンニバル』等で有名ですが、彼のお兄さんであるラース・ミケルセンが『シャーロック』のシーズン3第3話に登場しています。

 

ラースは『シャーロック』でチャールズ・マグヌッセン役で登場しました。マグヌッセンは「恐喝王」と呼ばれ、あらゆる人々の弱味を握って圧力をかけるという、まさに見えないチカラで人を支配する存在です。ジョンやメアリーなどシャーロックの周りの人たちを脅し、シャーロックさえも術中におさめてしまった強敵です。

 

そんなマグヌッセンはシャーロックに脳天を銃でぶっ放されるという最期でした。『ドクター・ストレンジ』でベネディクトさんは、そんな因縁の相手の弟さんと戦いを繰り広げます。兄がそんな形でやられたんだから、そりゃ弟のマッツもダークサイドに落ちるってもんです。

 

ヒロインのクリスティーン役のレイチェル・マクアダムス

ストレンジの同僚の医者で恋人のクリスティーンを演じるレイチェル・マクアダムス。彼女はガイ・リッチー版『シャーロック・ホームズ』にてアイリーン・アドラー役として出演しています。

 

アイリーン・アドラーシャーロック・ホームズの恋人というわけではないですが、今回演じるクリスティーンは同僚で恋人という、似たようなポジションに来たなと感じました。知的な男がお好きなのか、それとも知的な男の恋人というイメージを向こうでは持たれているのか。

 

しかしかわいい。医療現場でのシーンでもプライベートのシーンでも両方かわいい。驚くことに?ご本人はもうアラフォー女性。白人は劣化が早いとは何だったのか。

 

ストレンジが身に付ける赤色の「浮遊マント」

本編の途中でストレンジのことを気に入ったようすの「浮遊マント」。このマントは意思を持っているようで、さまざまな形でストレンジを助けます。

 

本編では、ストレンジがこのマントの襟をシャキッと立たせるシーンがありますが、その姿がシャーロックに似ている!『シャーロック』でもロングコートの襟をカッコよく立てているベネディクトさん、『ドクター・ストレンジ』でも監督から「やって」と言われたのかな。

 

マントの襟が勝手にベネディクトさんのお顔をなでなでするシーンがあります。テレビCMでも流れた、ストレンジが”Stop!”というシーンです。「どっかの探偵さんの真似かい?」とでも言うかのように。

 

 

本編についての普通の感想

ストレンジが手を負傷する事故について

あらすじでは事故によって神の手を失ったとあります。どんなひどい貰い事故に遭うのか、それとも医療現場での不幸な事故なのか、と冒頭からいろいろ勘ぐって見ていたのですが、普通に車の運転中の不注意による交通事故でワロタ。これでは悲劇のヒーローになりきれない。

 

クリスティーンに当たってしまうストレンジ

事故の後、あらゆる手術を受けても後遺症の手の震えが治らず、クリスティーンに当たってしまうシーン。ベネディクトさんの”So much!”がすごく嫌味っぽい言い方で、ノンネイティブな自分でもその攻撃的な感情が伝わってきました。文字に起こすと”Soooo much!”ぐらいか。ベネディクトさん好きやけど、何もそこまで言わんでも・・・(演技への褒めことば)。でも悲しむクリスティーンもかわいいからいいや。

 

たまに笑い所があって、暗くなり過ぎないのが好き

主役のベネディクトさんは良い意味で渋いおじさんでシリアスな役が多いです。そんな彼が主人公を演じるのでストーリーも重いのかなと思ってました。しかしところどころ笑いを誘うシーンがあり、雰囲気が暗くなり過ぎなくてよかったです。カエシリウスに話が通じてないところは最高にStrangeだし、ラスボスのシーンもシリアスかと思いきや結構シュールで力が抜けちゃう。

 

あと、エンシャント・ワンから洗礼を受けるシーン、ベネディクトさんが終始叫んでてかわいかったです。ベネディクトさんはどうしても『シャーロック』のイメージが強いので、あの低音ボイスでの雄たけびを聞けて満足。あのシーン、『鋼の錬金術師』の「真理」もあんな感じなのかなぁと思ったり。怖くて実写映画観に行ってないけど。

 

 

全体的に・・・

『シャーロック』主演のベネディクトさんが出てるからという理由で観た『ドクター・ストレンジ』ですが、また違ったベネさんが見られて楽しかったです。シャーロックもストレンジも高慢なところがある役ですが、それぞれ違ったキャラクターとして見ることができました。ストレンジは高慢だけど社会不適合者ではないし、シャーロックは良い大人ですが可愛げがあります。本編でも赤ちゃんに喩えられてるし。シャーロックファンとしても満足、そうでなくてもボリュームのある楽しい映画なのはさすがマーベルだなと思います。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

SUITS~スーツ~ シーズン1第8話 感想【マイクを上回る天才女子大学生?】

海外ドラマ『SUITS/スーツ』第8話の感想です。マイクの頭脳を凌駕する才能を持つ女子大学生ローラが登場します。前回の模擬裁判でのカイルといい、マイクに苦戦を強いる人物が増えてきました。ハーバード卒ではないながら、ハーヴィーにその能力を認められたマイクは、この先もその秘密を背負っていけるのか?

 

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"You're not the empty suit I thought you were."

 

 

あらすじ

事前事業で貧しい人たちに住居を提供するプロジェクトのリーダー、ルシールが事業の資金を横領され、ハーヴィーとルイスがその横領金を取り返すことになります。一方、マイクはハーヴィーの顧客ジェンセンの依頼で、彼の会社からお金を引き抜いた娘ローラを調べてほしいという依頼を受けます。このローラがマイクをしのぐほどの天才で・・・。

 

ジェシカ「横領金を取り返して慈善団体を救うのよ。無料でね!」

ハーヴィー「マイクは俺の顧客の娘を誘ってくれ」

マイク「娘さん脅してくるんだけど」

 

感想

貴重な証人をルイスが死なせてしまう

慈善活動の資金横領の件で事務所に来た証人のパーキンスが水を要求したのに断ったルイス。そのせいでパーキンスは発作を起こして搬送先の病院で亡くなってしまいます。

 

冒頭からショッキング?な展開です。ルイス、今までいじられキャラのポジションでしたが、今回ついに死人が出ました。ルイス、どこまでいじられてしまうのか。

 

マイクを超える天才の女子大学生あらわる?

いっぽうハーヴィーの顧客で会社の経営者であるジェンセンがある依頼を持ってきます。娘に会社の金を抜き取られたので調査してほしいという内容です。

 

マイクが娘のローラとの接触を試みるのですが、からっぽのスーツと言われて相手にしてくれません。ローラは研究生らしく、白衣を身にまとっていかにもって感じのインテリです。そして慈善事業に興味を持っている意識高い系(良い意味で)。マイクとは違ったタイプの天才で、マイクはどこまで立ち向かえるのか注目です。

 

踏んだり蹴ったりのルイス

代わりの証人を探すために、ハーヴィーは亡くなったパーキンスの奥さんを説得します。が、うまく行きかけたときにルイス登場。謝罪をしようときたらしいですが、奥さんにビンタされ証人の依頼の件もなかったことに。

 

謝罪はわかるけど死んですぐに行ったらそら怒られるわな。ルイスは誠意を見せたつもりかもしれませんが、奥さんを逆上させ証人候補もいなくなって完全に裏目に出てしまったもよう。冒頭では証人を死なせてしまうし、今回のルイスは邪魔にしかなってない。

 

ローラ、マイクの弱みを握る

夜にマイクの家を訪れるローラ。ハッキングでハーバードの卒業生について調べ、マイクの学歴詐称を暴いてしまいます。そして自分と父親ジェンセンの件から手を引かないとバラすと脅すローラ。

 

ハーヴィーやトレヴァー、ジェニー以外でマイクの学歴詐称について初めて知られてしまった人物かもしれません。この子は脅威になりそう。マイクもだいぶ焦っているらしく、おもしろくなってきました。

 

マイクの住所を知ってるなんて、いつの間にそんな仲良くなったんだ(嫉妬)とか思いましたが、それもハッキングで突き止めたのかな。

 
証人はいないし、マイクも脅されている。そこでマイクは・・・

慈善団体からの横領について証言してくれる人がいないので、なんとかお金が動いた証拠だけでも手に入れたいハーヴィー。しかしそれにはガードの固いスイスの銀行のデータを確認する必要があり・・・。

 

マイクはそこでローラに協力を要請しました。彼女がハッキングを得意としていること、そして慈善事業に関心を持っていることに目をつけ、住宅プロジェクトについて手伝ってもらうようお願いします。

 

その手があったか。マイクの学歴詐称を暴いてしまうほどのハッキングの実力があるというのは、この住宅プロジェクトに協力するという伏線でした。スイスの銀行の口座情報や金庫の取引についてハッキングしていくローラに、ハーヴィーも舌を巻いています。

 

マイクの秘密の生活に頼もしい味方?

ラスト、夜遅くまでオフィスにいるマイクのもとをローラが訪れます。彼女はマイクにハーバードの卒業証書を持ってきてくれました。

 

マイクの学歴は偽りのものなので、もちろんこれは偽装です。ローラはどういう手を使ってか、マイクのハーバード大の卒業証書と、卒業生データベースの情報をプレゼントしてくれました。これでマイクの秘密の生活が強化?されました。

 

このシーン、海外ドラマ『チャック』を思い出しました。『チャック』では、主人公のチャックはスタンフォード大学を罪の濡れ衣を着せられて中退していました。でもチャックの協力をたたえ、CIAスパイのサラがCIAに要請してスタンフォードの本物の卒業証書をプレゼントしたエピソードがあります。こちらは学歴詐称していたわけではないですが、今回のマイクの件に似ているなあと。こういう展開って熱いよね。

 

最後のシーンでローラがめっちゃかわいく見えてきた。実際美人ですが。

 

 

こんな感じで終了です。