SUITS~スーツ~ シーズン1第11話 感想【レイチェルとの関係に決着?】
海外ドラマ『スーツ』第11話の感想です。ハーヴィーの元上司が登場します。その元上司と過去に何があったのか。義理堅いハーヴィーが見られました。また、マイクとレイチェルの職場での曖昧な関係に決着が?
“YOU CHEATED, AND YOU LOST!!”
あらすじ
ハーヴィーはジェシカからルイスと協力して財産分与の案件を解決するよう指示されます。またハーヴィーは昔の上司キャメロンと再会。しかしキャメロンには証拠隠滅などの不正行為の容疑がかかっており・・・。
ジェシカ「ふたりで協力して財産分与を解決して」
ルイス「俺が勝ったらマイク1ヶ月レンタルな」
ハーヴィー「昔の上司の不正について証言を求められている」
マイク「ジェニーがレイチェルとのこと疑いはじめた・・・」
感想
ハーヴィーの元上司キャメロン登場、でも彼には裏があり・・・?
朝ハーヴィーとマイクが話していると、ハーヴィーのかつての上司キャメロンと遭遇します。
「仕事に私情を挟むな」など仕事の極意を教わったそうで、マイクが「ハーヴィーのハーヴィーだ」って言ってたけどそのとおりだ。ただキャメロンは地方検事でハーヴィーは弁護士。法曹界のオフェンスとディフェンスで分かれてますが、過去に何かあったのか?
このキャメロン役のゲイリー・コール、どこかで見たことあると思ったら『CHUCK』でした。たしか『CHUCK』のヒロイン・サラの父親役だったはず。あるドラマの出演者を別のところで見つけると楽しいです。こんな温厚そうな人が今のハーヴィーを育てたってなんか不思議。
しかしキャメロンには有罪を勝ち取るために証拠を改ざんした容疑がかけられていて、元部下のハーヴィーはその証言を求められます。元上司の偽証を手伝いたくない、でもキャメロンを裏切りたくない、と思い悩むハーヴィーが珍しい。
いつもハーヴィーのオフィスには野球ボールが置いてあるのに、いつのまにかバスケットボールが並べられている・・・。何これ、ハーヴィーの動揺している心情を表してるの?バスケのボールを両手で持ってぼーっとトランス状態のハーヴィーちょっとおもしろかったけど。
マイク、ジェニーの提案でレイチェルとダブルデートするはめに
前回のラストでルイスが吹き込んだやつですね。マイクを迎えに事務所まで来たジェニーに対し、「レイチェルに気をつけろ」的なことを言ったため、ジェニーに疑念が芽生えております。若くてさわやかな年齢層なのにドロドロしそう。しかしジェニーかわいいな。
マイク、レイチェルにどんな切り出し方するんだろと思ったけど、あっさりダブルデートを承諾されます。地味にマイクひどくないか?キスしたことがルイス経由でバレかけてる、だから疑い晴らすためにダブルデートしてくれって。君とキスしたけど気があるわけではない、でも俺と彼女の関係が崩れないように協力してくれ、みたいな。ちょっと鬼畜入ってきましたよ。
でもレイチェルも負けていないというか・・・。ダブルデートの相手に連れてきたのはカイル。模擬裁判でマイクに勝ったことをやたら引っ張ってきます。ぶっちゃけあれはマイクの自滅だったのにね。レイチェルの腰に手を回すカイルを注意してしまうマイク。これはまずい。僕でもわかる。ジェニーにマイクがどうしたいのか決断を迫られます。
財産分与の件、ハーヴィーとルイスで競争
異母姉妹の財産分与についてハーヴィーとルイスに仕事をふるジェシカ。平和に終わらせてほしいと言われてるのに、どちらの依頼人に得させられるかで勝負するふたり。賭けられるのはマイクをレンタルすることwマイクのレンタル期間についてルイスとハーヴィーが交渉するのですが・・・
ルイス「1か月間」
ハーヴィー「10日間」
ルイス「2週間」
ハーヴィー「9日間」←
まったく譲歩する気がないハーヴィーが笑える。ルイスが1か月から2週間に条件下げたのに、ハーヴィーは10日から9日へとさらに要望を押し付けるという。このひとと交渉するのは嫌ですね。
苦悩するハーヴィーと手を差し伸べる周囲の人々
キャメロンの証拠改ざんの件について、証言を録画させられるハーヴィー。自分も過去に知らず知らずのうちに関わっていたかもしれず、証言の内容によっては自分も罪を問われかねない状況にハーヴィーは結構こたえているようす。
そんなハーヴィーに周囲のひとが助け舟を出す展開が新鮮でした。ジェシカは証人としてのハーヴィーの弁護を引き受けますし、ドナはキャメロンの証拠改ざんの資料をジェシカに渡します。結局キャメロンはクロだったのね。
ドナってハーヴィーが検事補としてキャメロンの下で働いていたときからハーヴィーと一緒だったことが判明!ハーヴィーが検事をやめるとき、信頼できる彼女を一緒に連れてきた感じかな。もう結婚しちゃえよ。
ハーヴィーが過去に受け持った裁判で冤罪の判決に持ち込んでしまったことも判明。「救い出す」と言い切ったハーヴィーがかっこいい。やっといつもの彼が戻ってきました。検事として有罪にしてしまった人でも、弁護士なら救えるもんね。
マイクの経験不足があだとなる。人間関係もこじれ始める?
財産分与の件、マイクがルイスに罠を張って有利に進めようとしましたが、結局その罠もルイスにはバレていてハーヴィーが負けることに。賭けに勝ったからマイクをレンタルすると思いきや、「負けたやつはいらない」とバッサリ。屈辱ですね、マイク。でもルイスに啖呵切るハーヴィーかっこよかった。
そしてジェニーに決断を迫られていることをレイチェルに伝えるマイク。もう当てつけはよせ、気があるふりをするなと。結構真剣なトーンで言ったからレイチェルもむっとしてました。次からは助けを求めないでとまで言われ、マイクの事務所内での味方が減った気がする。カイルから嫌がらせを受けていたときも、レイチェルは助けてくれた数少ない味方だったので、今後大丈夫かな。
今回は終始動揺し、憔悴していくハーヴィーが見れたレアな回ですね。そしてマイクも天才とはいえ経験の浅さが浮き彫りになってしまいました。シーズン1は次回で終了ですが、どんな形で次のシーズンへつながっていくのか楽しみです。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第10話感想【明かされるエリアスの過去】
アニメ『魔法使いの嫁』第10話の感想です。チセ、ドラゴンの谷へ。エリアス抜きで遠出するだけで少し動揺してるチセ。はじめてのおつかいかって。チセたちのまわりで本格的にチセをエリアスから自立させようという動きが始まりましたね。チセ争奪戦のスタートです?
「このままお前と暮らすだけにさせていたら、彼女はダメになるぞ」
あらすじ
リンデルに呼び出され、エリアス抜きで再びドラゴンの谷へ向かうチセ。杖作りのために訪れた谷で、チセはリンデルから昔話を聞かせてもらいます。
感想
オープニング前に短いカット
なにげに初めてじゃないですか?再生ボタン押して、最初はオープニングだから~と洗濯物を見にいったのに慌てて戻ってきましたよ。あのシルエット、もうあいつしかいないじゃん(笑)
杖作りのため、いざドラゴンの谷へ
エリアス抜きでドラゴンの谷を訪れることに少し不安を覚えるチセ。初めて親抜きでおじいちゃんとおばあちゃんの家に泊まるみたいなものでしょうか?お泊りできるわくわくと、かすかに残る不安・・・なつかしい。
前に谷で一緒に遊んだドラゴンが迎えにきてくれましたね。めちゃめちゃデカくなってるので、チセがすぐに思い出せないのも納得。滑空遊びをしてたドラゴンということで回想が流れますが、ほんの一瞬なのにすぐ思い出せた。あの水辺に飛び込むまでの刹那の時にこのドラゴンのアイデンティティが詰め込まれている気がする。あの回想、チセの頭の中?思い出すところそこかい。
ところで、「ヒエヒエの実」の能力者いなかった・・・?
谷でリンデルと再会して杖作り。この世界では自分の杖は自分で作るんですね。お店にいって自分にあった1本を見つけるまで延々と振り続けて店中を荒らすとかそういう光景は見られないのね。過保護なルツがかわいい。ほっぺを左右に引っ張られても声のトーンが同じという抜群の安定感を見せるチセ。
リンデルの意図
今回の杖作りにエリアスを同行させないのは、やっぱりリンデルもチセをエリアスから自立させようと思ってのことらしいです。
リンデルってどっちかというとエリアス側の人間ですよね。そんな彼からも、エリアスはチセを手懐けようとしていると言われてしまいます。確かに、そのことについて思い当たる節がありすぎて困る。第一話で衝撃のプロポーズがありましたが、そうやって口説いた(?)わりには扱いが雑なところが幾度となく見受けられたし。やっぱりまわりの人は気付いてたんですね。
エリアスとリンデルの出会い
リンデルがエリアスの過去について、チセに話して聞かせます。さあ寝るぞというときにこんな話をして、チセを寝かせる気ないでしょ。
ここで、オープニング前のシルエットがエリアスだったことが判明!(しれっ)過去のリンデルが何事かと構えたら巨大なエリアスが倒れてひと言「おなかすいた」リンデルよりでかい図体していて、しかしながら目の前に格好の獲物がいるにもかかわらず倒れちゃうところが、えもいわれぬ虚しさを感じますぞ。
リンデルの師匠ラバブのもとへエリアスを連れていく
高齢みたいないい方だったからどんなひとが出てくるかと思えば、ラバブさん結構な美人さんでした。この世界の人ら、若作りしすぎ。リンデルの外見で感覚が麻痺してたけど、このひともいい年なんだよね。話し方、クセになるけどね。一瞬、東○リバブルのCMに出てくる赤ちゃんが頭をよぎった。「ラバブー!ラバブー!」
人間の大きさになれといわれ、勢い余ってリンデルたちより小さくなるエリアス。ちょっとかわいいと思ってしまった。「名前は・・・無さそうだねぇー!!」ってそんなセリフ初めて聞きましたよ。名前が無さそうってどんなやつ?自分、街中で「あいつ名前無さそうだよねー」とか言われたら一週間寝込む自信あります。
しぶしぶエリアスを弟子としてとることになるリンデル。弟子がいるひとって大体みんな最初はこんな感じなんでしょうねw。「私は弟子をとらない主義だ」ってもはや使い古された由緒正しきフラグ。世の中そういうひとが弟子をとってる気がする。謙虚な姿勢が誰かの師匠となりそのひとを導く素質があるってことですかね。
それに対してエリアスは、チセを自らすすんで弟子として迎え入れました。さっきの弟子をとるひとの傾向と正反対なわけですが、ますます興味本位でチセを買った説が濃厚になってまいりましたね。弟子をとることをそれほど真剣に考えておらず、実験台というか、最悪おもちゃにしようとしていたのかも?周りが疑い始めるのも無理ないですね。
「好きで愛してもらってるわけじゃない」とリンデル。気になる発言ですね。こうなったらリンデルが初めてラバブと出会ったときのことも教えてほしい・・・ってキリがないな。
エリアスさんサイドでは・・・
リンデルの昔話から入った回想ですが、エリアスも過去のことを思い出しているようす。自分の名前を貰ったときの記憶だから、弟子をとった瞬間だったリンデルと同様によく覚えてるんだろうな。
いかにも伝書鳩!って感じの鳩を通して誰かと会話しているエリアス。会話だから「伝書」ではないですが。途中から会話の相手がレンフレッドになり、今のチセの生活について指摘されます。このままじゃダメになってしまうってチセの寿命と関係があるのか?それかお前は指導者に向いていない、彼女を私によこせ的な?いや、チセがグレる路線ある?
「カレッジ」という言葉が出てきましたが、『魔法使いの嫁』ついに学園編になるのか。よくウィキで登場人物の名前とか調べてると「カレッジ」ってカテゴリーがあるんですよね。まだ先を見ていなくてネタバレになりそうだったからあまり考えないようにしていたけど、教会のおつかい編が終わってついに物語が動き始めるのかな。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第9話感想【エリアスのこと、何も知らない】
アニメ『魔法使いの嫁』第9話の感想です。チセ、エリアスに依存してるって。え、チセってメンヘラ?いや彼女に限ってそんなはずはない。彼女は健全な女の子です(キリッ)。よき理解者たちに囲まれて、味方が増えて頼もしい。でも肝心のエリアスがうーん、といった感じですね。
「いくら私が自分勝手でも、何も知らずにいられるほど私はあなたに興味ないわけじゃない・・・」
あらすじ
教会のおつかいから帰ってきて、2週間もの間姿を見せないエリアス。チセはシルキーからお小遣いをもらい、ルツと一緒に町へとくり出します。
感想
存分にイヌイヌしてるルツがかわいい
イザベルの墓の前で語りかけるルツ。クールなしゃべり方だけどテンション高めなのがわかるルツ。テンションあがってチセに飛びかかるルツ。ぜんぶかわいい。
あの戦いがあってからエリアスが2週間だっけ?引きこもってるらしいです。2週間好きやな。前に猫の村のウルタールで初仕事を終えたチセも、帰ってきてから2週間ぐらい寝てたみたいやし。2週間という期間がこの物語のキーになるのでしょうか。それとも作者さん的にしっくりくるのか。
シルキーにおこづかいをもらうチセ
気晴らしに町へ出かけてこい、ということでシルキーにお金を持たせてもらい出かけるチセ。シルキーやさしい。このひとのことは信じていいのか?エリアスがシルキーのことを女主人でありメイドであるとか何とか言ってたけど。でも女主人とメイドを兼務って矛盾してませんかね。でも久しぶりにイギリスの町並みが見られてよかった。『魔法使いの嫁』を見るきっかけが、あの元ビッグ・ベンの景色に惹かれたからという英語かぶれ丸出しの理由だったので。
アンジェリカ登場、チセを落としにかかる
アンジェリカさん再登場。待ってました!人間キャラがまた出てくると安心します。以前にも牧師だかサイモンだかが再登場してたけど、すぐ吹っ飛ばされてたし胡散臭いしやっぱりアンジェリカさんは安心感が違う。チセがエリアスのことを言おうとしたら、「あいつは関係ないよ。あんたがどうしてるかと思ってさ」だって。キャー!(>ω<)☆
ひととおり街で買い物を満喫したあと、アンジェリカが話をもちかけてきます。おそらく今回チセに会いにきた目的である話。
エリアスへの依存心について言及されたとき、チセの体が反応してしまいました。気持ちはわかるけど、アンジェリカさんみたいに言ってくれるひとは大事にしたほうがいい。チセのことを弟子(そして嫁)にするといったエリアスを除けば、数少ない貴重な理解者です。アンジェリカに別れ際、「今日は悪かったね」と言わせてしまうチセ。モヤモヤしますな。
「私のことをなんとも思ってないひと」ってエリアスのこと?ってことはチセにもその自覚があるのか。
エリアスの部屋に突撃するチセ
ここまで見てきて、エリアスがずっと部屋にこもってるのはチセの依存心を見抜いており、彼女にそれを少しでも克服してほしいと考えたエリアスのマイルドな教育かと思いましたが、全然そんなことなかった。
チセが部屋に入ると、怪物の姿のエリアスにだいしゅきホールドされます。「もう少しこのままでいさせて」って、そのナリでいうもんじゃない。普通なら怖がるその姿に、チセは「怖くないのはたぶん、私が呪われているせいだ」と。自覚、ありますね。この「呪い」ってチセの母親がかけたものなのか、エリアスのせいなのか。次の話では祝いと呪いについて触れられてるけど、チセの今後の精神状態にかかわってきそう。
ドアの向こうでハンマー構えてるシルキーと焦ってるルツがかわいい。
翌朝、いなくなったエリアスを探しにいくチセとルツ
ルツ「寄るな、お前は胡散臭い」
チセ「ありがとうございましたー(フェードアウト)」
サイモンの扱い雑ッ!(笑)
エリアスの家の近くに住むジョエルさんと彼にとりつくリャナン・シー。なんかソシャゲの広告に使われてそうな恰好しやがって、目のやり場に困るでしょーが。ジョエルとの自己紹介のとき、イギリスだから当たり前だけど「チセ・ハトリです」って言ってるのなんかシュール。
リャナン・シーはジョエルのこと好きなのかなんなのかわからないまま終わってしまいました。口づけしてまでチセに言わせなかったし。こういう形ですが、長年一緒にいますよーっていうひとつの例?これから一緒にいるチセとエリアスに何らかの影響を与えるのでしょうか。
水辺で伸びてるエリアスを発見
エリアス、伸びてました。たまに、いや頻繁に、こいつ真面目にやってるんか?って疑ってしまう。撮影中だぞ!
エリアスが何も言ってくれなかったり、教えてくれなかったりすることが以前はあまり気にならなかったチセですが、今はそれがとても怖いと。自分のこといつまでも見てくれている保証はないと悟りましたか。チセ、マリッジ・ブルー?
「待ってます」のときのチセがかわいい。急にいちゃつきはじめたぞ。ていうか、感情を使い魔と共有してるのなら、今のルツに全部筒抜け?恥ずかしー!
ラスト、リンデルの使い魔がやってきて再びドラゴンの谷へ行くことに。
チセの依存心について言及するひとがまた出てきましたね。“また”というか、前はレンフレッドが言ってたような気が。そのときは、アリスがリセに凶器を向けた状況だったので「なーにいってんだコイツ」としか思いませんでしたが、アンジェリカにも言われてしまうと信ぴょう性が増してきますね。チセが自立していけるのか、楽しみです。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第8話感想【チセ、結びを交わす】
アニメ『魔法使いの嫁』第8話の感想です。ルツ爆誕。前回で思いっきりやられたように見えたチセですが、傷はそれほど大きいものでもなかったもよう。なにはともあれ?仲間が増えるのはワクワクします。
「お前の帰る所が、これからは俺の帰る所だ」
あらすじ
チセが白髪の魔術師カルタフィルスの襲撃にあい、エリアスは怒りから本性をあらわします。チセは自分の魔法を使いながら、敵を撃退しようと奮闘し・・・。
感想
イザベルの回想
学校でイザベルがいじめられ、彼女を励ます黒い犬の回想です。髪がにんじん色で瞳が雑草色だから馬鹿にされるとか、モノは言いようですな。そんなの綺麗な赤毛にエメラルドグリーンの瞳とか、何とでも言えるってもんですよ。ハリー・ポッターの母リリーの描写みたいになっちゃいましたよ。
ていうかモロそうでしょ。ホグワーツ行く前のリリーを励ますスネイプ思い出したのは僕だけ?
現実では・・・
怒りで本性をあらわしたエリアスは、片手(のようなもの)でチセを抱えながら戦います。途中でチセを仲間にたくした後も暴れまわります。
この戦っている間ってチセを置いたまま暴れてるんだよなぁ。まずは負傷した嫁候補の安否確認が先なんじゃないですかね、エリアス。将来の夫としてどうよ、それ。
イザベルと重なるチセ
「大丈夫。私はちゃんと起きたでしょ」よかった、チセ無事だった。目を開けながらこんなこと言われたら惚れてまうもんですが、黒い犬は安心した様子はあってもそういう描写はありませんでした。
よっぽどかつての妹と重なって見えるのか、それとも犬だからそんな感情は抱かないのか。健全なのか超絶シスコンなのか。
レンフレッド、敵を撃退する
銃で後頭部を一発。あっけなく撃破される敵さん。魔術をかけた弾で撃ったから傷の回復がどうたらこうたら。便利ですね。
変貌した姿のエリアスに、いつもと変わらない様子で語りかけるチセ。彼に打ち解けている感じが微笑ましいです。エリアスの話し方が一時的にのろくなったせいで一気に知能が下がったような印象が。
レンフレッドが「物好きな子だ」と言ったのってチセに対して?
カルタフィスの非情な戦い方に本気を出すチセ
復活したカルタフィスは、イザベルの体を使ってクモのキメラを作りました。ワンちゃんの前では冷酷無情です。
志波海燕(カイエン)的な?かつての仲間の体を一部に取り込んだ展開、相変わらずやることが胸糞悪いです。これに今度はチセが怒り、ベッコウバチを作り出して応戦します。ベッコウバチはクモの天敵らしいです。物知りさんなチセ。
ここでチセはエリアスの教えを思い出します。魔法はその気になれば何だってできること。しかし自然の摂理に反することはしてはいけないこと。
エリアスにさとされ、我に返るチセ。天然「スレイ・ベガ」は危なっかしいな。魔法使いが妖精の力を借りるとしたら、今のチセは誰の力を使ったんだろ。
青の炎の使い魔ウィル・オー・ウィスプ登場
何こいつかわいいな。こうバッと唐突に出てきたと思ったらエリアスの知り合いだった、というパターンもう慣れてきました。
この使い魔のおかげで、黒い犬は夢から覚めました。チセに初めて会ったとき、「俺は人間だ」的なこと言ってましたが、結局チセが最初に抱いた人間じゃないという印象が正しかったのね。
でも夢から覚めたおかげで現実を受け入れ、マシューの二の舞にならずにすんだのはよかった。この子といいマシューといい、依存的な愛を感じましたからねー。狂気じみたというか。ハリポタのシリウスみたいだし、この子には長生きしてもらいたい。
結びを交わすチセと犬
敵前でそんな悠長にやってていいのか!?と思いましたが感動的なシーンでした。チセの手のひらを引っかくところとか、一瞬あぁ・・・ってなりましたがもうツッコみません。
チセは黒い犬を「ルツ」と名付け、自分の使い魔とします。ルツ、イザベルの姿をしたキメラに自ら突っ込み、引導を渡します。残酷な展開ですが、過去を乗り越えるためのけじめとして必要だったのかな。
この結びを交わしている間、カルタフィルスずーっと待ってたのかな?
カルタフィルスを撃退して
エリアスとレンフレッドが、たったいま倒したカルタフィルスについて話しています。このふたりのやり取りは視聴者への説明として使われていますよね。やつが何者だったのか、どういう生い立ちのある人物なのか。登場人物どうしでは当たり前のことでも視聴者や観客など第三者にはわからないような設定を説明するお時間ですね。それでエリアスが直接チセに語りかけたり、どこからともなくナレーションが始まったりするのではなく、さりげなーく視聴者に説明する手法・・・と、アカデミックっぽく考えてみる。
正直、話してるふたりの奥でわちゃわちゃーとやってるチセ、アリス、ルツの絡みが見ていて楽しくて、話してる内容が全然入ってこなかったけど。
最初からクライマックスまで終始ハラハラさせられる展開だったけど、終わり方が気持ちよくてよかった。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第7話感想【エリアス、ブチギレる】
アニメ『魔法使いの嫁』第7話の感想です。チセ、ピンチ!
「これは・・・人間にはなれないモノだ」
あらすじ
感想
魔法薬を調合するチセ
おつかいで教会へ向かうチセとエリアス
レンフレッドとあの魔術師
墓場で襲われるチセ、彼女を救う黒い犬
黒い犬を追うアリス
自分の師匠について
襲われるチセと本性を見せるエリアス
SUITS~スーツ~ シーズン1第10話 感想【学歴詐称して入社した者の末路】
海外ドラマ『スーツ』第10話の感想です。今回はマイクがメインですね。入社時に学歴詐称していた会計士を解雇するという案件。マイクはこの境遇が似ている会計士と自分を重ね合わせてしまいます。
“Well, if it wasn't me, you wouldn't be here.
So, if you want this to stop, all you gotta do is tap out.”
あらすじ
ハーヴィーは学歴を詐称して入社した会計士を解雇する案件を任されます。マイクは自分と境遇が似ていることもあり、依頼人や当事者に感情移入してしまうという悪いクセが出てしまいます。そして学歴詐称している彼自身の将来に不安を覚えます。
感想
慈善パーティーにて
ジェシカ所長の友人で会社経営者のトーリが今回の依頼人です。ハーヴィーに学歴詐称の会計士についての案件を依頼します。
・・・と、ストーリーに関わる部分を説明したところで、やはりこのシーン一番の注目ポイントはルイスですね。ルイス、ナンパします(笑)。こんなセレブたちのなか、ルイスはわりと個性的な外見をしているので大丈夫かと思いましたが案外いけたみたいです。このナンパの件が今後ちょくちょく関わってくることに。
夜中にハーヴィーに呼び出されるマイク
家でジェニーと楽しく過ごしていたらハーヴィーから電話で呼び出されます。そこで例の会計士が学歴詐称を行っていたのを知ることになります。
『スーツ』で夜中に事務所で何かするシーンが結構あるけど、アメリカのホワイトカラーには珍しくないのかな?日本がブラックだと言われている分、向こうはマシだと思ってたけど、ハーヴィーにマイクになかなか働いてますよね。
会計士が学歴を偽っていたことを知り、動揺するマイク。それもそのはず、ハーバード卒であると偽ってピアソン事務所に入社したマイクと境遇が似ているからです。自分の将来像を想像してしまったのかも。
学歴詐称の会計士は野球好きのおじさん
解雇通告をするため事務所にその会計士を呼び出すハーヴィー。会計士の名前はスタン・ジェイコブス。ハーヴィーのオフィスに入るなり、飾ってある野球のサインボールにかじりつきます。ひとりで楽しそうに野球にまつわる話をまくし立てるスタンはとても良い人そうでマイクは席を外そうとします。
ハーヴィーのサインボールコレクションを見ながらいろいろまくし立てていましたが、ジーターしか分からなかった・・・。そこはニューヨークだからということか。ハーヴィー役のガブリエル・マクトは大の野球ファンらしいので、このシーンは彼の差し金かも?
ハーヴィーが彼に解雇を言い渡す際、マイクは何度も席を外そうとしますがハーヴィーに止められます。会計士のジェイコブスがハイテンションで楽しそうに野球の話をしていたので、そんな彼にハーヴィーが解雇通告という爆弾を投下するのを見ていられなかったのでしょう。それに学歴詐称というマイクとの共通点がありますし、すでにジェイコブスに対して将来の自分を見てしまっているのかも。
マイクの立場も危うくなる
ハーヴィーの指示でマイクはジェイコブスに関する機密文書を取り寄せますが、誤ってジェイコブス本人に見せてしまいます。そのことをジェシカに咎められ、彼女はマイクのミスをいつまで許すつもりなのかとハーヴィーに詰め寄ります。
機密文書を本人に見せてしまったのは今回のミスとして、ジェシカはマイクが依頼人に感情移入してしまう悪いクセを問題視しているようです。そういえば第1話からそうだったっけ。あと印象的なのは模擬裁判で相手側の証人役レイチェルを攻め切れなかったときもジェシカにガツンと言われてましたね。この感情移入してしまうクセは、今後もマイクの弱さとして描かれそうです。
卒業生の交流会、ハーバード・クラブ
マイクは、ジェイコブスが言い残したアバディーン社について情報を集めるため、ジェニーとハーバード・クラブへ潜入捜査します。
そういえば前にやり手の大学院生ローラに卒業生データベースへ登録してもらっていましたね。それでマイクの所へ招待状が届いたようです。しかし招待状はあるのに受付の名簿に名前がないってどういうこと?
パーティー会場ではジェニー選手の活躍もあり、マイクは会計士が言ってた会社の社員証を入手します。ジェニーできる子。あとこのスパイ的展開好き。
あのアジア系の警備員、『glee』に出てたような気がする。
マイクの童貞疑惑が広まる
自分の学歴詐称がバレないかとハーヴィーに訴えているちょうどその時にジェシカがやってきます。
ジェシカ「何がバレないかって?」
ハーヴィー「マイクは童貞らしい」
ジェシカ「別に驚かない」
マイク「」
ジェシカのそのひとことは、現代の草食化傾向にある男子への理解なのか、それともマイク個人を見たうえで別に驚かないのか。真相やいかに。
ちなみにルイスにも疑われている様子ですが、こちらは彼の自己愛の強さも原因にあるので割愛(はーと)。
ふたりのヒロインにはさまれるマイク
書庫で調べ物をしているマイクを手伝うレイチェル。手伝っているうちにマイクとジェニーの話になり、ついにレイチェルはマイクにキス!そしてその瞬間をよりによってルイスに見られるという。
ジェニーといい感じなのにレイチェルがここで絡んでくるかぁと。冒頭でジェニーがマイクのスーツをレイチェルへ預けてから、妙にマイクのことを意識しているレイチェル。同僚とはデートしない、とは何だったのか。そういえば模擬裁判のとき、証人役として事務所へ初めてやってきたジェニーを見たときも、微妙な表情を浮かべていましたね。ジェニーが現れてから少しあせり始めたか?
あとマイク!何レイチェルのキスをしっかりと受け止めてるんだ!お前にはジェニーがいるだろ!イギリスの王子様に怒られるぞ!
ジェイコブスは結局解雇されるが・・・
学歴詐称は間違いないのでジェイコブスは結局解雇されました。しかし、雇用主のトーリがシェルフカンパニーを使って資金を横領していたことが判明し、その証言をしたことでジェイコブスにいくらか退職金が上乗せされたようです。救済措置があってよかった。
ジェイコブスが去っていくとき、マイクは彼に声をかけます。あなたの財産は頭脳だ、大学へ戻って資格を取ってみては?と。
マイクにとって彼は同じ境遇の先輩。だから彼にかけた言葉は、実は自分に言い聞かせているのかもしれない。ジェイコブスが絶望しているのを見て、自分の将来像を重ねてしまったのだと思います。マイクにとって今回は、弁護士として日々仕事しているなかで漠然と抱いている不安を目の前に見せ付けられる事件でした。
ジェニーに疑惑を植え付けるルイス
ハーバード・クラブでマイクとジェニーに会っているルイス。彼はさらに事務所でマイクとレイチェルがキスしているのを見ています。そのことで、マイクを迎えに来たジェニーにわざわざレイチェルの存在を強調するようなことを言うルイス。やらしい。次回から彼らの関係はこじれてしまうのか。
こんな感じで終了です。
自分が苦労したから子どもに英語を勉強させるという親の残念な理由
少し前の記事ですが、幼少期の英語教育について個人的に反対なのでちょっと思ったことをつらつらと。反対といっても、英語なんて勉強の習慣がついた小学校高学年~中学ぐらいから始めればいいんじゃないの?という程度のものですが。
子どもに英語を習わせる親の「致命的な誤解」 | 英語学習 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
自分が英語で苦労したからという理由
自分が英語で苦労したから子どもには早めに英語学習を受けさせたい考えの親と子どもについての記事です。苦労したという親御さんたちはどの場面で苦労したんだろうと思ったら、記事によるとどうも学校での試験や受験勉強でのことらしいです。
学生時代の勉強で英語に苦労したということは、社会に出てからはもう克服されているのでしょうか。自分がした苦労を子どもにさせたくない。その思いから子どもには幼少の頃から学校以外での英語教育を受けさせるなんて、自分たちの親に「小さい頃なんで英語を習わせてくれなかったんだ」とか思ってそうだな、というのが最初に出てきた感想です。
語学学習って結構自主的に勉強するのが大事なところがあるので(他の科目もそうですが)、英語教育を受けさせるという選択は、少々他力本願な発想が垣間見える気がします。自分で英語を学ぶ環境に身を置けばいくらでも学ぶことはできますし(安直に外国語学部へ進学した自分への戒めでもあります。数年前の自分に言って聞かせたい)。
この記事の後半で触れている子どもが勉強するきっかけである「おもしろい」と思わせるはたらきかけをしたほうがいいと思う。『アナ雪』を英語音声で一緒に見るとか(笑)
幼少からの英語教育の理由として「臨界期」
小さいころから英語を身につけさせたい。それで語学が定着しやすいとされる「臨界期」の小学校高学年ぐらいの子どもに学ばせる、と。確かに一番言語が身につく時期なのはわかります。わかりますが、この記事によると「若いころ苦労した」親御さんたちが実際に「苦労」したのは前述のとおり学校での試験や受験勉強のようです(もちろんそれだけじゃないだろうけど)。
それで早くから英語教育を受けさせているようですが、それが学校で習う英語とは必ずしもマッチしないのでは?小さい子どもが通うような英語の習い事というと英会話教室が一番メジャーだと思います。英会話教室では日本の英語教育独特の、机にむかって黙々と取り組む英語なんか教えませんよね。もっと実践的な、言語の本来あるべき姿といえるコミュニケーション重視の英語が学べるところです。そんな英会話教室で習う英語が、はたして日本の受験英語にどこまで役立つか疑問です。
日本の英語教育は小学校での英語科目を履修する学年がさらに早まる、座学ではなくコミュニケーション重視のカリキュラムになるなど、次第に変わりはじめています。ただこの記事で触れられている子どもたちがその変化のメリットをすぐに享受できるでしょうか。今変わり始めている英語教育の効果が出るのはもう少し後の世代じゃないかなと。表題のような理由で英語を学ばせている親御さんたちには方向性を検討してほしいな。
大人と子供の学び方の違いについて
大人は語学学習をする際、TOEICで何点以上得点するとか仕事に役立てるとか目標を設定しますが、子供はそんなことはしないと。子供が何かを学ぶ基準やモチベーションになるものは、その対象が「おもしろそう」だとか自分に意味があるか、などがあるそう。
これには少し心当たりがあります。僕が中学生のころは興味本位で英語を勉強してました。同級生にフィリピンからの転校生がいて、その子と話したいがために試験前以外でも英語を勉強。風呂上がりの過ごしかたは歯ブラシ片手に当時買ってもらった和英辞書を眺めるというものでした。中学生の頃だったから、いわゆる「臨界期」は過ぎてたんですけどね!
他の印象に残った例
黒のクレヨンの件、闇を感じる・・・。インターナショナルスクールに入れられた子どもが自分の学習環境に不満を持っていて、クレヨンで絵を描く時間に黒のクレヨンしか使わなくなったとか。
神戸に住んでるから英語はできてほしいという理由。国際都市神戸だからということでしょうか。石ころ投げたら外国人に当たるぐらいおるかな?
あとは将来英語を使って何をするか、を考えさせてあげるのもいいかもしれませんね。英語プラスαが求められる、とずいぶん前から言われてますので。語学は関係ないけどピアノとかバイオリンって子どものころから練習して感覚を養っていかないとプロのレベルにはなれないみたいそうですね。どのレベルをもってプロとするのかはわかりませんが、「人並みに演奏できる」ではなくその道で食べていくぐらいになるには幼少のころからの練習が必要だと。英語に関してはそういうことはないので、勉強の習慣がつき始めた小学校高学年以降から学ばせても、決して遅くはないと思います。なんなら、大人になってからでも。
こんな感じで終了です。