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バーン・ノーティス シーズン1第11話 感想【解雇の真相を握る人物と接触!】

 『バーン・ノーティス』第11話の感想です。いよいよ物語はマイケルのCIA解雇の真相に迫ってまいりました!今まで数々の依頼を解決してきたマイケルたちも今回ばかりは強敵に苦戦を強いられました。しかし個人的に気になったのはマイケルの家族ですね。過去に何があったのか知らないけど、仲良くしようぜ?回想とかやってくれないかな。

 

“You were gone for a long time, Michael, and you were the one who left us.”

“I left you...?”

 

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あらすじ

 解雇の真相を握る人物コーワンがマイアミへ来るということで接触を試みるマイケル。その一方でサムはジリアンという女性から、同僚の不倫がらみの依頼を受けます。その依頼がどうもただのゴシップではないようで・・・。

 

感想

解雇の真相を握るコーワンと接触!

 コーワンがワシントンD.C.からはるばるマイアミへやってきたのでマイケルは接触を試みますが、コーワンは暗号を残すばかりでなかなか会おうとしてくれません。

 このひと、直接マイケルに解雇を言い渡した人物みたいです(といっても電話口で)。暗号を伝えるために関係ない人を雇ったり、マイケルも負けじと暗号を残したりと、ふたりとも思いっきりスパイみたいなことしてる。

 

サムが持ってきた依頼はただの不倫案件ではなくて・・・

 マイケルがコーワンのことで手がふさがっているので、サムとフィオナで依頼を受けます。依頼人のジリアンは、同僚の不倫の密会場所として自分のオフィスに入れるよう手引きしていました。そしてその同僚メリッサが、不倫相手から違法な荷物の置き場所にするよう脅されているとの事。

 最初、ジリアンから職場の同僚の不倫について聞かされたとき、サムは何となくつまらなさそうな顔をしていました。

 確かに今まで銃や爆弾でドンパチやってたし、それに比べたら誰かの不倫なんてかわいいもんですよね、わかります。でも話を聞いていたらただの不倫騒ぎではないのが『バーン・ノーティス』。なんだかんだで銃火器を使うことに。

 

マイケル、ネイトに自分たちの母親であるマデリンを守るよう頼む

 マイケルは解雇に関わる人物と接触するため、自分に近い存在であるマデリンを守るよう、弟のネイトに銃を託します。

 ネイトってあまり信用できなかったのですが、今回は頼りになりそうです。真剣な表情で引き受けてくれました。

 

 責任感とモチベーションには比例関係があるという説を見たことがあるのですが、それが当てはまるのかな?人は与えられた仕事の責任が重ければ重いものであるほど、その仕事に対するモチベーションが高くなるという説です。

 今回のネイトは自分の母親の護衛を、それもマイケル兄貴から真剣な表情で銃まで渡されたもんですから、モチベーションが沸かないはずはないでしょう。やる気のない部下を動かすには銃を与えればいいのか、またまた日本では使えそうもないや。

 

ネイトに銃を渡したことがバレ、マデリンがマイケルの家に押しかける

 マイケルの頼み、あっさりマデリン本人にばれてしまいました。しかも拳銃を渡してあることも。怒ったマデリンがマイケルの家に押しかけてきます。

 

 なにげに初の家庭訪問かもしれません。マイケルは今まで母親に自分の仕事について全然話してこなかったのですが、これはもうマデリンにしたら不安と不満が爆発です。お前は普段何をやっているのか、どんな仕事をしているのかと。

 

 マイケルついに観念して話すかと思いきやそれでも話しません。もうこれは関係ない人を巻き込まないためというより意地になっているのかも。「私たちは家族よ」というマデリンに対し信用できないというマイケル。

 

マデリン「お前は長い間私たちのもとを去っていた。お前が家族を捨てたのよ」

マイケル「俺が捨てた・・・?」

 

 マイケルは幼少期に父親から虐待を受け、母親は弟のことをかわいがっていて、そこから疎外感を感じて出て行ったのかもしれません。しかし、それはマイケルの主観であり、母親のマデリンからすればマイケルが自分たちを捨てて出て行ったと考えていたようです。家族のすれ違いです。

 

 僕も視聴者目線で見ていて、「ああマイケルは家族に心理的に見捨てられた過去を持ってるんだな」ぐらいに思っていました。でも『バーン・ノーティス』の物語自体、マイケルのナレーションも相まって彼の主観で見るものなので、マイケルが家族を捨てた、という意見にはちょっと衝撃でした。マイケルもたぶん、動揺していたと思います。

 

依頼人の同僚メリッサと夫はグルで、密売人だった

 ところでサムの抱える依頼ですが、同僚と不倫相手というの結局夫婦で?麻薬の密売人でした。口封じで依頼人のジリアンを始末することが判明。

 ジリアンが仕事を終えて、自分の車に乗るところを爆破、の予定でしたがサムたちが張り込んで防ぎました。夜の駐車場で静かに繰り広げられる攻防戦がワクワクです。ドンガラガッシャンと戦うことだけが仕事ではないのですね。

 

マイケルはコーワンと接触、密売夫婦はボスに連絡を取ろうとするも・・・

 マイケルはついにコーワンと接触しますが・・・。

 目の前で射殺されるコーワン。血しぶきがリアルです。コーワンはあそこまで派手にやられたのに、すぐ近くにいるマイケルは何もされないなんて都合が良すぎじゃないかな。

 

 でもそれだけ生かしておきたい存在なんですかね。それならなぜ解雇したのか。マイケルに解雇通告を伝えたコーワンは用済みで、CIAを解雇されたマイケルはまだ生かされると。これはCIAとはまた別の組織が絡んでいると見てよさそうです。

 

 一方、ジリアンを仕留められなかったので焦った夫婦はボスに連絡をとろうとします。そこをサムとフィオナが張り込んでいましたが、夫婦は何者かによって射殺されました。

 近くで張り込んでいたサムが捕まり、フィオナも逃亡中の身になり、事態は緊迫した展開に。

 マイケルもコーワンを攻撃した者から逃れるため、ネイトに迎えを頼みます。なんだか一気に頼もしくなったな、ネイト。

 

 フィオナがマイケルに電話しますが、追っ手が来たので話の途中で逃げます。チーム・マイケルのピンチで、次回につながる終わり方でした。

 

そんな感じで終了です。