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バーン・ノーティス シーズン1第12話感想 【最終回!サムの救出劇】

『バーン・ノーティス』シーズン1最終回の感想です。ぶっちゃけマイケルの敵って誰なんでしょう?

 

“I told you to stay away, Mikey. I tried to warn you.”

“I was never good at taking orders, Sam. That's why you were a soldier and I was a spy.”

 

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あらすじ

 前回マイケルが解雇の真相を握るコーワンと接触に成功するも、目の前で射殺されてしまいマイケルはその場を逃れました。一方サムは麻薬組織に捕まり、フィオナは辛くも追っ手から逃れます。マイケルはネイトの協力を得ながら、フィオナと合流し、サムの救出に繰り出します。

 

感想

麻薬組織の追跡から隠れているフィオナを、マイケルとネイトが救出

 フィオナはとある工場に隠れ、マイケルの助けを待ちます。

 

 ちゃっかりマイケルと一緒に行動しているネイトが頼もしいです。工場内でフィオナと脱出工作を講じる間、マイケルはネイトに銃を渡して敵に対するけん制を任せます。もう弟に銃を渡すことに抵抗がないようす。単純になりふりかまっていられないのか、弟のことを信頼できるようになったのか。

 

 そしてネイトもこの手のことに関しては素人ですが、マイケルたちに馴染んできています。マイケルのスーツはコーワンの返り血で汚れているわ、武装した集団に狙われているわで冷静に考えたらおかしい状況ですが、マイケルの言うとおり銃で敵をけん制します。

 

 チーム・マイケルに新星ルーキー加入か!?

 

ネイトの家でサム救出の作戦を練る3

 ネイトの“家”でサム救出作戦を練る3人。家といっても、改装費が足りなくなって差し押さえになった物件を寝床にしているだけという(笑)。

 

 木造の枠組みがむき出しで、所々にビニールシートが被せられているという作りかけの家ですが、人目を避けるには好都合なのかも。僕たちも子どもの頃は“秘密基地”とかいってこんな場所によく集まってたっけ?

 

サム、ヘロイン密輸組織に監禁される

 サムは暗い部屋で拷問を受けていました。その部屋には組織のリーダー、ハリックがいます。

 

 画面にはこの人がハリックだ、と紹介されるのですが、この時点でマイケルたちはまだ誰がサムをさらっていったのか分かっていません。視聴者に対してマイケルたちが遅れを取っている、ちょっと珍しい展開です。

 

 いつもなら、車の中からマイケルたちが「あいつがハリックか」とか話していて、そしたらその人物のアップが映されて「ハリック」というテロップがババッと出てくるんですが。

 

 マイケルたちはまず敵がいったい誰なのか突き止める段階から行動を開始し、その間サムはひたすら拷問に耐える、というもどかしい展開です。

 

バリーから“業界2位”の情報を貰うマイケル

 マネーロンダラーのバリーが、麻薬組織ということで“業界2位”のカルメロという男を探せとマイケルにアドバイスします。しかしどんな業界なんだ。

 

 麻薬組織と聞いてためらうバリーに、マイケルは「友達か、仕事か」と迫ります。でも言っちゃ悪いけどバリーとマイケルたちとの絆ってそんなに強くなさそう。お金積んだら秘密を教えてくれるって、情報屋としては良いんだろうけど。

 

 それも今回のマイケルとサムのやりとりを見たから霞んで見えるだけで、バリーも彼なりにマイケルたちのことを考えてくれているのでしょう。サムを助けるために動いてくれたのは良かったです。

 

マイケルの要求でサムの写真を送ってもらう。その際にサムはサインを送る

 サムが無事である証拠として、マイケルは犯人に写真を要求します。撮影するときにサムはポーズをとり、マイケルたちにサインを送ります。

 

 序盤から厳しい拷問に耐えるサム。訓練された元軍人だから相手の要求を華麗にかわし続けます。

 

 このおじさん、ただ拷問を受けているだけなのにカッコいいのはなんでだろう。

 

 サムのポーズと過去の写真から、「助けに来るな」と言っていることが判明します。それでも助けにいくマイケルたちの友情が熱い。

 

“業界2位”に殴りこみをかける元スパイ

 バリーに教えてもらった男カルメロに、やや強引な捨て身のやり方で他の麻薬組織について聞き出すマイケル。ここでようやく、サムを監禁しているのがハリックであることがわかります。

 

カルメロ “Who are you?”

マイケル “I'm Michael Westen. I used to be a spy.”

 

 オープニングでおなじみのフレーズをここで決めるマイケル。しびれますわ。

 

マイアミから避難するマデリン、マイケルの過去をぶっちゃける

 マイケルはコーワンを殺害した人物、そして自分の解雇について知っている人物と決着をつけるため、マデリンの安全を考えてマイアミから避難させます。

 

 ここでマデリン、聞き捨てならないマイケルの過去を暴露します。マイケルが10歳の時、ネイトが急病にかかり、マイケルは盗んだ車で病院まで送り届けたそうです。某アーティスト顔負けの武勇伝。

 

フィオナが外から援護し、サムが監禁されている船に潜入

 サムの目の前でハリックはマイケルに電話をかけます。すると、監禁部屋の外から携帯電話の着信音が・・・。

 

 マイケルが奇襲をかけて戦闘が始まります。今までで一番強い敵で、マイケルもちょっと押され気味。

 

 普段から余裕を持って敵を倒してきたマイケルが苦戦を強いられているだけで緊張感が増します。最後もサムのサポートを借りてやっと倒せるぐらいだからマイケルもひとりでは危なかったかもしれません。

 

 たとえ力が強くても、ひとりきりじゃ戦えない。どこかの光の戦士が言ってた気がします。「助けに来るな、と言ったじゃないか」「命令に従うのが苦手なんだ」

 

解雇の真相を握る人物との決着へ

 サムの車にいつのまにか設定されていたカーナビの目的地へひとりで向かうマイケル。目的地へ辿りつくと、そこには一台の大型トラックが。トラックの荷台部分に車ごと入り、ふたが閉められて真っ暗になったところでシーズン1終了!

 

 マイケルは最後にまた、何も見えない状態での移動を強いられるのかな・・・。これまでも目隠しをされた状態で車移動したことが何度かありましたが、最終回でもしっかり視界を奪われてしまいました。

 

 しかしスタッフも厳しいですね。もはや三半規管が強い設定?のマイケルだからいいものの。

 

 

 

 ついに終わってしまいましたシーズン1。結局マイケルをクビにしたのが誰なのか、はっきり分からないままでした。でも『バーン・ノーティス』は基本アクションコメディなので、ストーリーをあまり気にしなくても楽しめるところが好きです。シーズン1についてまとめながらシーズン2もまた見ていこうかな。

 

 

こんな感じで終了です。