鋼の錬金術師展に行ってきた。
鋼の錬金術師、久しぶり。
昔からファンの『鋼の錬金術師』の原画展に行ってきました!ハガレンは中学と高校時代を一緒に過ごしてきた大好きなマンガです。実写化の映画に関しては「日本人キャストでやるなし」とかいって反対派でしたがノコノコと行ってきました。今回は南港ATCで開催された大阪展のようすをレポートします。
音声ガイド付き入場券を買って。
セブンチケットを初めて利用しました。スマホで予約して、13ケタ払込票番号を口頭で店員さんに伝える、という手順(もしくは払込票を印刷して持参)。
でも店員さんに13ケタもの番号を言うなんてシャイボーイにはハードルが高かったので、セブンイレブンの端末を操作してまた新しく払込票をプリントアウトしてしまうという愚行に及ぶも無事購入。
所要時間、約2時間強!
15時頃入場して、展示をみてグッズも買って、出てきたら17時過ぎてた。途中に何箇所かある映像演出は順番待ちがあるのでどうしても混むのですが、それ以外はスムーズに流れてました。
正直行く前は、「ハガレン大好きだけど原画見るのってそんな時間かからんやろ。小一時間でサッとみてグッズいっぱい買って帰ろう」とか思ってたけど意外に時間かかってました。それぐらい見入ってしまった。荒川先生、その節はすみませんでした。
入場する前に、実写映画に使用された衣装等の展示物が・・・
エドの赤いコート、けっこう重量感ありました。もっと軽いやつ着てると思っていたのですが、映画仕様ですかね。原作ではエドが赤い布一枚からコートを練成するシーンがあったので、勝手に春物かな?とか思っていたのですが、なかなかゴツい印象でした。
アルフォンスかっこいい!そしてふんどし固そう・・・。
マンガの原稿、単行本の表紙や扉絵の原画を間近で見てきた。
まずマンガの原稿ってこうやって出来てるんやあって。マンガはよく読むけど、どうやって作られていくのかを全く知りませんでした。ペンでただ書くだけじゃなく、切っては貼って、違う色の紙を使って・・・。この世界では常識なんだろうけど、自分は無知だからよく知っている人からすれば「そこから!?」というレベルで楽しんでました。
展示されている原稿は名シーンばかりでした。鋼ファンなら誰が来てもいいように、みんなそれぞれの「好きなシーン」をカバーするように、いろんなシーンが展示されていて楽しかった。エドやアルだけでなく、ウィンリィ、マスタング大佐、ホークアイ中尉、ブラッドレイ大総統やホムンクルスたち・・・etc. 誰のファンでも楽しめると思う。あ、でも本編を最後まで見ていなかったらネタバレになるのかな・・・?
ほかにも表紙の原画が間近で見られて感動しました。顔面近づけてまじまじとその質感を眺められました。単行本派なのでガンガンのほうに掲載されていたイラストなどは見たことがないものもあり、これもまた新鮮な体験で楽しかったです。
エドとアルの音声ガイドもすばらしかった。
また会えたね!って感じ。声だけで何回かうるっと来た。歳は取りたくないものです。ふたりの話しぶりを聞いていると、時系列的には本編の最終回が終わった後になるのかな。
というのも、アニメのアルの声は鎧から聞こえてくるから少しこもった感じだったけど、音声ガイドのアルの声ははっきりと、なんのフィルターも通さずに聞こえてきたからです。ということは、そういうことやんな・・・?
あと、アルがエドのこといじくり回すところとか、音声の機械を耳に当ててニヤニヤしながら回っていたのは僕だけじゃないはず。
いらない心配だったけど、アル、声変わりしていなくて本当によかった。実写映画のキャストを見たとき、まさかねえ・・・とは思ってたけど杞憂だったようで安心しました。
撮影可能エリアがたまに出てきて、ホムンクルス・プライドの撮影スポットがあった。いっぱい人がいたけど、その時は誰も撮ってなかったな・・・。
『鋼の錬金術師』を知ったきっかけ
ハガレンは中学のころ、友達に借りたノベライズ本『砂礫の大地』で知りました。当時、国語の授業で最初の10分間は読書をする、という決まりだったのでそのときに読んでいました。最初はニセのエルリック兄弟が出てくるという内容で、偽物VS本物という話でまんまと心を掴まれました。そこからあれよあれよと単行本を買ったり、アニマックスでやってたアニメの再放送を見たり(いわゆる1期です)してどんどんハマっていきました。
ハガレンのあの世界を日本人キャストで実写化すると聞いた当初は少しショックだったけど、映画上映に伴ってイベントが開催されたり、グッズが買えたりするのは嬉しい。
非常に楽しかった。
4ケタの数字入れなかったのが物凄い心残りだ・・・。
南港のクリスマスツリー。
こんな感じでした。