空想のインターセクト

空想するタネ

海外ドラマや日本のアニメなどの感想をメインに書いていきます!いつか立派な花を咲かせるんだ…!

SUITS~スーツ~ シーズン1第5話 感想【人情を見せるハーヴィー】

海外ドラマ『スーツ』第5話の感想です。今回の話ではハーヴィーがいつも以上に光っていたような気がします。本当の意味でちょっと打ち解けてきた?

 

f:id:tanex_63:20171116185657j:plain

© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

“As a friend, that guy puts me to shame.”

“Harvey's not my friend.”

“Trust me.”

“Well, he didn't put his ass on the line because of me.”

 

 

 

あらすじ

人形メーカーの女社長ジョイに、ライセンス契約の更新をさせることに。しかし車での移動中、運転手のレノが軽い事故を起こしてしまい、ハーヴィーが彼の弁護人を務めることになります。

ジェシカ「ライセンス契約更新してもらえない?私を怒らせないでね」

ハーヴィー「レイの弁護は俺が引き受ける。俺のメンツのためだ

マイク「トレヴァーからやたら電話かかってくるんだけど」

 

感想

マイクの学歴詐称がバレてる説

冒頭、事務所のマイクの周りでルイス率いる数人の社員が合唱を始めます。それがハーバードの校歌らしいのですが、もちろんマイクは歌えません。

 

マイク、校歌がノーマークだったのは痛恨のミスですね。ハーヴィーが「俺も歌詞を知らない」とフォローしてくれて何とかなりましたが、ルイスは確実に気付いてそう。ハーヴィーも校歌ぐらい覚えておけとのこと。確かに僕も自分の大学の校歌全然知らんわ。

 

マイクの携帯電話に着信が。出てみると相手はトレヴァー

会議中にマイクの携帯電話が鳴り響きます。ハーヴィーからサイレントモードにしておけと言われるマイク。わりと基本的なことやと思うんだけどなぁ。普段はきちんと音が鳴らない設定にしていると思うけど、今回は電話が肝になる話だからかな。

 

この前取っ組み合いのケンカをしたトレヴァーからの電話でした。留置所にいるから保釈してほしい、ほかに頼める人がいないとのこと。なんか図々しくね?マイクが縁を切ったと言うぐらいの派手なケンカをしたあとなのに、それでも頼ってくる。ハーヴィーが言ってたけど、今のマイクにとっては確かに「足かせ」になっていると思います。

 

釈放されたあと、カフェで話をするマイクとトレヴァー。トレヴァーはもう足を洗ったと言ってますが、この時点ではまだまだ信用できませんでした。

 

自分の運転手レイの弁護を無償で引き受けるハーヴィー

冒頭の交通事故で相手のタクシー運転手トニーに訴えられた、ハーヴィーの運転手レイ。弁護士を雇うと次の免許更新の金が無くなって職を失うというので、ハーヴィーは無償で(!)弁護を引き受けることに。

 

「主義に反するが」と言ってましたが、今回のハーヴィーはなんだか人情味のある人物でした。急に優しくなった感じ。事務所の所長ジェシカに「他人に思いやりを持ってほしい」と常々言われてきましたが、少しずつ変化が表れているということなのかな?あれだけプロボノを嫌がるハーヴィーからしたら、無償で誰かの弁護を引き受けるなんて考えられないことですが。「俺のメンツのためだ」

 

秘書ドナのウソ泣き、かわいい

交通事故の裁判で判事を務めるのはパレルモさん(よく知らない)。ハーヴィーはルイスのコネを使って審理の時期を早めてもらうよう頼みますが、ルイスが見返りにドナを自分の部下に置きたいと言い出します。

 

ドナ、ルイスが自分の部下になれという前に「No」。そのあと色々とやり取りがあり、「魂を傷つけられた」とウソ泣きを始めます。ウソ泣きでも涙は女の武器。あわてたルイスはにげだした!しかしドナ姉さんかわいいわ~。個人的にレイチェルよりも好きかもしれない。

 

そのあとハーヴィーから「君の両親に俺の部屋を貸した時もウソ泣きだった?」と聞かれてましたが、どんな状況なのか気になる。

 

マイク、トレヴァーと飲んでると怪しい男に目をつけられる

トレヴァーとバーで飲んでるマイク。ここで自分は弁護士として法律事務所に勤めていることが知られてしまいます。でも最初は「そういう詐欺って儲かるよな~」と信じなかったトレヴァー。マイクが本気で言っていることに気づくと、「お前ならなれると思ってたんだよ」って調子良すぎか。

 

ちゃっかり女の子ふたりをお持ち帰りするマイクとトレヴァー。弁護士ってやっぱりモテるんやな!

 

マイクがうっかり席に置き忘れた名刺から、怪しい男二人組がマイクの務める事務所まで押しかけてきました。

 

太っ腹なハーヴィー

まず自動車事後の裁判を無償で引き受けました。これで相手の運転手トニーを追い込みましたが和解を提案し、トニーにはレイの車の修理費だけ請求するにとどめました。「俺のメンツのため」らしいけど、良いトコあるやん。

 

そしてトレヴァーの件。トレヴァーが怪しい男二人組に人質に取られてしまい、マイクがどうしようと悩んでいましたが、ハーヴィーが協力してくれました。なんとハーヴィー自らトレヴァーたちがとらえられている現場に赴き、男たちと接触し、弁護士の力をもってしてトレヴァーを救出しました。

 

ここどうなるのかハラハラしてました。だってアクション的展開は望めないから。高級スーツをビシッと着ているハーヴィーが敵を殴り倒すなんて展開はちょっと変だし、トレヴァー自身グレーな世界に足を突っ込んでるから警察呼ぶのも難しいでしょうし。でもハーヴィーが他人のために無償で何かするだけで劇的に映るな(笑)

 

マイクが最後に言ってた、「まだ他人に無関心のフリ?」というセリフが気になる。ハーヴィーは実は人情味あふれた人物だということを示唆しているのでしょうか。今後ハーヴィーがどのように軟化していくのか、気になるところであります。

 

 

こんな感じで終了です。