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SUITS~スーツ~ シーズン1第9話 感想【挑発に乗るハーヴィー】

海外ドラマ『スーツ』第9話の感想です。年末忙しいのに仕事に気合が入らない?そうだ、最近『スーツ』見てなかったな・・・てな具合で見た今回のエピソードですが、ハーヴィーが珍しく(?)闘志を燃やします。

 

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“... Never come back to my town again.”

 

 

あらすじ

肺がん患者の原告団を率いて訴訟を起こすハーヴィー。相手の被告側の弁護士はボストンの敏腕弁護士トラヴィスターナー。ハーヴィーをやたらと挑発し、手のひらで転がす強敵です。いっぽう、ピアソン事務所ではライバルの法律事務所に情報漏洩した者がいて・・・。

ジェシカ「昔の傷をえぐるなんてひどい奴ね」

ハーヴィー「俺でもそうする。この案件、譲ってくれ」

マイク「レイチェルが濡れ衣で停職になっちゃった」

 

感想

ハーヴィーとターナー、ライバル対決?

このふたりが会うのはたぶん初めてなんだろうけど、それぞれがニューヨークとボストンを拠点にしているというだけでハーヴィーはライバル心を燃やします。ターナーがボストンから来たと聞くと「レッドソックスは興味ない」とバッサリ。いや、野球の話はしてねぇよ。

 

アメリカのメジャーリーグではニューヨーク・ヤンキースボストン・レッドソックスはライバル関係ですからそれを意識しているのかな。ちょうど、阪神と巨人みたいな。ハーヴィー役のガブリエル・マクトも野球が好きらしいし、この設定を楽しんでそう。

 

実は野球少年だったハーヴィー

少年野球のピッチャーだったハーヴィー。過去に肩を壊して大事な試合で投げられなかったそう。さらにその試合はハーヴィーがいなくてもチームが勝利し、ハーヴィーにとっては心身ともに古傷となる思い出になりました。なぜかターナーはそのことを知っており、ハーヴィーの苦い記憶を思い出させて挑発します。

 

ハーヴィー、昔ピッチャーだったんだ。確かにガッチリした体格してますもんね。俳優のマクトさんが何のスポーツを経験していたのか分かりませんが、野球やってたと言われてもうなずけます。

 

やたらケンカを売られるハーヴィー

原告団が肺がんなどの病気をわずらう原因となった高校で待ち合わせるハーヴィーとターナー。ひととおり言い合ったあと、ターナーは和解を提案します。一枚の紙を渡して立ち去るターナー。どんな条件なのか、ハーヴィーが紙を開くとそこには「Kiss my a〇s」の文字が(笑)。

 

ここまで挑発されるのも珍しいハーヴィー。しかし取り乱す様子はなく、冷静に裁判に向けて情報を集めていきます。

 

濡れ衣でレイチェルが停職処分に

ライバルの法律事務所に情報を漏えいした人物がいるとかで、ルイスがマイクを含むアソシエイトたちを招集して呼びかけます。でも実際に捕まったのはレイチェル。そして間接的に、不本意ながらマイクが彼女を密告してしまい、事態はややこしいことに。マイクは彼女がそんなことをするはずはないと、無実の罪を晴らすために奔走します。

 

5年もピアソン事務所に勤めていたレイチェル。結構長いんだ。ロースクールの試験に合格できないとかなんとか言ってた気がするけど、どういう経緯で今の職に就いているのか興味があります。新卒至上主義の日本とちがって、学校を卒業してからの進路って人それぞれだと思うからどっかで詳しく言及してほしいな。レイチェル、憤慨してそのライバル事務所に面接に行ってしまいます。したたかな人だ。

 

レイチェル事件の調査でIT部に乗り込むマイク

ピアソン事務所にIT部なんかあるんや・・・。この事務所、ワンフロアのテナントを借りてるのかと思ってたけど、結構フロア数あるらしい。まさかビル全体じゃなかろうな。丸の内でもなかなかそんな所ないですぜ。

 

IT部のいかにもな感じの社員、ベンジャミンと話すマイク。ベンジャミンは名前を略すのが好きではないらしく、マイクのことを本名のマイケルと呼びます。某敏腕元スパイと一緒の呼び方でちょっと違和感。

 

ほんと余談ですが、マイクはベンジャミンのことをベンと呼んでいます。そこで、ベネディクト・カンバーバッチもベンって呼ばれてたことを思い出しました。ひと口に「ベン」といっても、そこから予想される本名は何通りかあるのね。

 

ハーヴィー、盗聴器を使って偽証のハッタリをかます

途中、情報屋みたいなのを雇ってターナーのことを探っていたハーヴィー。結局手段を選ばない、という感じで盗聴器を使い、ターナー原告団を脅していたという事実を入手。この事実でターナーをゆすり、原告団に賠償金を支払わせる形で勝訴しました。

 

情報屋の女の人が言ってたけど、ハーヴィーが相手の弁護士について探りを入れるのは珍しいことらしいです。今回はそれだけハーヴィーに気合が入っていたということかな。いつも冷静で、マイクが何かミスしたり、形勢が不利になったりしても頼りになるハーヴィーでしたが、今回は精神面をちょっといじられてしまったかなという印象。それでも泥臭いとまではいかなくても、少し必死さが出ているハーヴィーが見られてよかったです。

 

こんな感じで終了です。