アニメ『魔法使いの嫁』第6話感想【チセの余名宣告?】
アニメ『魔法使いの嫁』題6話の感想です。ウルタールでの初仕事を終えて、束の間の休息という感じな今回。今までエリアスに対して少々不信感を募らせていた僕ですが、そのモヤモヤは今回でちょっとは晴れたかな。でもちょっと爆発しろ。
「いや、今内臓がギュッと・・・何だろう?」
あらすじ
猫の国ウルタールでひと仕事終えたチセは、エリアスの家に帰って養生します。2週間ほど眠っているチセをサイモンが心配するなか、エリアスたちのもとに妖精の女王が現れて・・・。
感想
対峙する魔法使いと魔術師
エリアスと魔術師レンフレッドが話しています。近くにあの「カオナシ」がでかくなりすぎて遂に顔がなくなってしまったみたいな巨大な黒い物体があるので、チセが頑張っている間にこんなやりとりがあったということでしょうか。
ここでのエリアスたちのやり取りが気になる。レンフレッドが人間至上主義だとか、エリアスがもう精霊には戻れないとか。
そして去るときはまたあのピカッと光るやつが出てきました。チセたち、記憶がなくなってなくてよかった。
チセの余命宣告
「エリアス、私はいつ死ぬんですか?」
どストレートに聞いちゃったよチセ。普通の子に比べてあまり死に対して抵抗のなさそうなチセですが、やはり気になるものはなるのね。そんな彼女に対して何もしなければ3年と告げるエリアス。お医者さんですか。
そして、猫の国ウルタールの王ことモリー無事やん、生きてるやん!前回なんかもう生きられないみたいなこと言ってませんでしたっけ?じゃああの女の子のもとに戻れるのかな?ちょっと安心。
モリーが言ってた、エリアスが長い間欲していたものって何だろう。『ハガレン』のグリードが欲しがってたようなやつ?本人も最後のほうまで自覚なかったあの感じ?
サイモン、再登場するもチセは2週間眠ったまま
チセが寝てる。・・・天使かな?
2週間も寝られるのは魔法のせいなのかな。ハリーもびっくりですよ。たくさん寝るのはいいですが、人間の高齢者ってだんだん睡眠時間が短くなっていくじゃないですか。それは睡眠にも体力を使っているからで、年をとるにつれてだんだん体力も減っていくから長くは眠れないといいますが。睡眠にも体力を使っているんだとしたら、2週間も寝るって回復になるのでしょうか?
サイモン再登場!相変わらずエリアスとは仲が良いですね(棒)。彼を見ると安心します。数少ない人間キャラだからかな。ソッコーで吹っ飛ばされたけど。
妖精の女王、ティターニア登場
遠くから『ワンピース』のハンコックみたいな人がやってきました。胸が波打ってます。陳腐なJ-POPの歌詞を体現するかのような彼女は妖精の女王だそうで。エリアスの交友関係がまるでわかんねぇ。
ティターニアの夫オベロン、チセを起こしてくれました。この漂う小物感はいったい・・・?でも声をあてている声優さんは凄い人だからこのキャラもきっと大物なんだろうなぁという、アニメには反則な推理。真実はいつもひt・・・いや、気安くチセの手を握るんじゃねぇ!
オベロンのささやき
しかしオベロン、気になる点もあります。エリアスのチセひとりに対する親切をいつまで続けられるかな?みたいなことを言ってました。ティターニアに引っ張られてうやむやになりましたが、エリアスからは答えを聞けていない気が。
エリアスは過去にも人間を連れていたことがあって、実験だとかおもちゃなんかにしていたことがあるとか?それか人外の魔法使いが人間の少女を連れ歩くのが、単にあの世界の住人には奇妙に映るとか?後者であってほしいなー。人間の世界でも少女連れ歩いてたら人によっては白い目で見られるし、別段気にすることではないから。
チセとエリアスの距離感に進展?
ウルタールで初仕事を終え、エリアスに抱きかかえられたチセが初めてエリアスの顔に触れます。エリアスも「初めて触れられた」と反応しているのでふたりの間に少し進展が見られたシーンなのかなと。
エリアスの表情なんて全然分からないのに、チセは彼の瞳からその表情を読み取ります。ここ、エリアスがデフォルメされなくてよかった。『ハガレン』のアルフォンスだったらすぐフニャフニャしてたところですよ。
チセがエリアスに心を開いてきたわけだし、もうチセのこと実験体とは見れないでしょ。前半のほうで猫のモリーが言ってたエリアスの欲しかったものってたぶんこういう感じの、『鋼』で言うところの「魂の友」的なやつでしょ。このふたりの場合、もうプロポーズしてるから「魂の嫁」になるのか。500万ポンド課金して手に入れた嫁だから魂以上の何かがつきまといそう。
エリアス、とりあえず一回爆発しとこうか。
こんな感じで終了です。