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アニメ『魔法使いの嫁』第10話感想【明かされるエリアスの過去】

アニメ『魔法使いの嫁』第10話の感想です。チセ、ドラゴンの谷へ。エリアス抜きで遠出するだけで少し動揺してるチセ。はじめてのおつかいかって。チセたちのまわりで本格的にチセをエリアスから自立させようという動きが始まりましたね。チセ争奪戦のスタートです?

 

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©2017 KORE YAMAZAKI / MAG GARDEN – MAHOYOME PARTNERS

 

「このままお前と暮らすだけにさせていたら、彼女はダメになるぞ」

 

 

あらすじ

リンデルに呼び出され、エリアス抜きで再びドラゴンの谷へ向かうチセ。杖作りのために訪れた谷で、チセはリンデルから昔話を聞かせてもらいます。

 

感想

オープニング前に短いカット

なにげに初めてじゃないですか?再生ボタン押して、最初はオープニングだから~と洗濯物を見にいったのに慌てて戻ってきましたよ。あのシルエット、もうあいつしかいないじゃん(笑)

 

杖作りのため、いざドラゴンの谷へ

エリアス抜きでドラゴンの谷を訪れることに少し不安を覚えるチセ。初めて親抜きでおじいちゃんとおばあちゃんの家に泊まるみたいなものでしょうか?お泊りできるわくわくと、かすかに残る不安・・・なつかしい。

 

前に谷で一緒に遊んだドラゴンが迎えにきてくれましたね。めちゃめちゃデカくなってるので、チセがすぐに思い出せないのも納得。滑空遊びをしてたドラゴンということで回想が流れますが、ほんの一瞬なのにすぐ思い出せた。あの水辺に飛び込むまでの刹那の時にこのドラゴンのアイデンティティが詰め込まれている気がする。あの回想、チセの頭の中?思い出すところそこかい。

 

ところで、「ヒエヒエの実」の能力者いなかった・・・?

 

谷でリンデルと再会して杖作り。この世界では自分の杖は自分で作るんですね。お店にいって自分にあった1本を見つけるまで延々と振り続けて店中を荒らすとかそういう光景は見られないのね。過保護なルツがかわいい。ほっぺを左右に引っ張られても声のトーンが同じという抜群の安定感を見せるチセ

 

リンデルの意図

今回の杖作りにエリアスを同行させないのは、やっぱりリンデルもチセをエリアスから自立させようと思ってのことらしいです。

 

リンデルってどっちかというとエリアス側の人間ですよね。そんな彼からも、エリアスはチセを手懐けようとしていると言われてしまいます。確かに、そのことについて思い当たる節がありすぎて困る。第一話で衝撃のプロポーズがありましたが、そうやって口説いた(?)わりには扱いが雑なところが幾度となく見受けられたし。やっぱりまわりの人は気付いてたんですね。

 

エリアスとリンデルの出会い

リンデルがエリアスの過去について、チセに話して聞かせます。さあ寝るぞというときにこんな話をして、チセを寝かせる気ないでしょ

 

ここで、オープニング前のシルエットがエリアスだったことが判明!(しれっ)過去のリンデルが何事かと構えたら巨大なエリアスが倒れてひと言「おなかすいた」リンデルよりでかい図体していて、しかしながら目の前に格好の獲物がいるにもかかわらず倒れちゃうところが、えもいわれぬ虚しさを感じますぞ。

 

リンデルの師匠ラバブのもとへエリアスを連れていく

高齢みたいないい方だったからどんなひとが出てくるかと思えば、ラバブさん結構な美人さんでした。この世界の人ら、若作りしすぎ。リンデルの外見で感覚が麻痺してたけど、このひともいい年なんだよね。話し方、クセになるけどね。一瞬、東○リバブルのCMに出てくる赤ちゃんが頭をよぎった。「ラバブー!ラバブー!」

 

人間の大きさになれといわれ、勢い余ってリンデルたちより小さくなるエリアス。ちょっとかわいいと思ってしまった。「名前は・・・無さそうだねぇー!!ってそんなセリフ初めて聞きましたよ。名前が無さそうってどんなやつ?自分、街中で「あいつ名前無さそうだよねー」とか言われたら一週間寝込む自信あります。

 

しぶしぶエリアスを弟子としてとることになるリンデル。弟子がいるひとって大体みんな最初はこんな感じなんでしょうねw。「私は弟子をとらない主義だ」ってもはや使い古された由緒正しきフラグ。世の中そういうひとが弟子をとってる気がする。謙虚な姿勢が誰かの師匠となりそのひとを導く素質があるってことですかね。

 

それに対してエリアスは、チセを自らすすんで弟子として迎え入れました。さっきの弟子をとるひとの傾向と正反対なわけですが、ますます興味本位でチセを買った説が濃厚になってまいりましたね。弟子をとることをそれほど真剣に考えておらず、実験台というか、最悪おもちゃにしようとしていたのかも?周りが疑い始めるのも無理ないですね。

 

「好きで愛してもらってるわけじゃない」とリンデル。気になる発言ですね。こうなったらリンデルが初めてラバブと出会ったときのことも教えてほしい・・・ってキリがないな。

 

エリアスさんサイドでは・・・

リンデルの昔話から入った回想ですが、エリアスも過去のことを思い出しているようす。自分の名前を貰ったときの記憶だから、弟子をとった瞬間だったリンデルと同様によく覚えてるんだろうな。

 

いかにも伝書鳩って感じの鳩を通して誰かと会話しているエリアス。会話だから「伝書」ではないですが。途中から会話の相手がレンフレッドになり、今のチセの生活について指摘されます。このままじゃダメになってしまうってチセの寿命と関係があるのか?それかお前は指導者に向いていない、彼女を私によこせ的な?いや、チセがグレる路線ある?

 

「カレッジ」という言葉が出てきましたが、『魔法使いの嫁』ついに学園編になるのか。よくウィキで登場人物の名前とか調べてると「カレッジ」ってカテゴリーがあるんですよね。まだ先を見ていなくてネタバレになりそうだったからあまり考えないようにしていたけど、教会のおつかい編が終わってついに物語が動き始めるのかな。

 

 

こんな感じで終了です。