アニメ『魔法使いの嫁』第7話感想【エリアス、ブチギレる】
アニメ『魔法使いの嫁』第7話の感想です。チセ、ピンチ!
「これは・・・人間にはなれないモノだ」
あらすじ
感想
魔法薬を調合するチセ
おつかいで教会へ向かうチセとエリアス
レンフレッドとあの魔術師
墓場で襲われるチセ、彼女を救う黒い犬
黒い犬を追うアリス
自分の師匠について
襲われるチセと本性を見せるエリアス
SUITS~スーツ~ シーズン1第10話 感想【学歴詐称して入社した者の末路】
海外ドラマ『スーツ』第10話の感想です。今回はマイクがメインですね。入社時に学歴詐称していた会計士を解雇するという案件。マイクはこの境遇が似ている会計士と自分を重ね合わせてしまいます。
“Well, if it wasn't me, you wouldn't be here.
So, if you want this to stop, all you gotta do is tap out.”
あらすじ
ハーヴィーは学歴を詐称して入社した会計士を解雇する案件を任されます。マイクは自分と境遇が似ていることもあり、依頼人や当事者に感情移入してしまうという悪いクセが出てしまいます。そして学歴詐称している彼自身の将来に不安を覚えます。
感想
慈善パーティーにて
ジェシカ所長の友人で会社経営者のトーリが今回の依頼人です。ハーヴィーに学歴詐称の会計士についての案件を依頼します。
・・・と、ストーリーに関わる部分を説明したところで、やはりこのシーン一番の注目ポイントはルイスですね。ルイス、ナンパします(笑)。こんなセレブたちのなか、ルイスはわりと個性的な外見をしているので大丈夫かと思いましたが案外いけたみたいです。このナンパの件が今後ちょくちょく関わってくることに。
夜中にハーヴィーに呼び出されるマイク
家でジェニーと楽しく過ごしていたらハーヴィーから電話で呼び出されます。そこで例の会計士が学歴詐称を行っていたのを知ることになります。
『スーツ』で夜中に事務所で何かするシーンが結構あるけど、アメリカのホワイトカラーには珍しくないのかな?日本がブラックだと言われている分、向こうはマシだと思ってたけど、ハーヴィーにマイクになかなか働いてますよね。
会計士が学歴を偽っていたことを知り、動揺するマイク。それもそのはず、ハーバード卒であると偽ってピアソン事務所に入社したマイクと境遇が似ているからです。自分の将来像を想像してしまったのかも。
学歴詐称の会計士は野球好きのおじさん
解雇通告をするため事務所にその会計士を呼び出すハーヴィー。会計士の名前はスタン・ジェイコブス。ハーヴィーのオフィスに入るなり、飾ってある野球のサインボールにかじりつきます。ひとりで楽しそうに野球にまつわる話をまくし立てるスタンはとても良い人そうでマイクは席を外そうとします。
ハーヴィーのサインボールコレクションを見ながらいろいろまくし立てていましたが、ジーターしか分からなかった・・・。そこはニューヨークだからということか。ハーヴィー役のガブリエル・マクトは大の野球ファンらしいので、このシーンは彼の差し金かも?
ハーヴィーが彼に解雇を言い渡す際、マイクは何度も席を外そうとしますがハーヴィーに止められます。会計士のジェイコブスがハイテンションで楽しそうに野球の話をしていたので、そんな彼にハーヴィーが解雇通告という爆弾を投下するのを見ていられなかったのでしょう。それに学歴詐称というマイクとの共通点がありますし、すでにジェイコブスに対して将来の自分を見てしまっているのかも。
マイクの立場も危うくなる
ハーヴィーの指示でマイクはジェイコブスに関する機密文書を取り寄せますが、誤ってジェイコブス本人に見せてしまいます。そのことをジェシカに咎められ、彼女はマイクのミスをいつまで許すつもりなのかとハーヴィーに詰め寄ります。
機密文書を本人に見せてしまったのは今回のミスとして、ジェシカはマイクが依頼人に感情移入してしまう悪いクセを問題視しているようです。そういえば第1話からそうだったっけ。あと印象的なのは模擬裁判で相手側の証人役レイチェルを攻め切れなかったときもジェシカにガツンと言われてましたね。この感情移入してしまうクセは、今後もマイクの弱さとして描かれそうです。
卒業生の交流会、ハーバード・クラブ
マイクは、ジェイコブスが言い残したアバディーン社について情報を集めるため、ジェニーとハーバード・クラブへ潜入捜査します。
そういえば前にやり手の大学院生ローラに卒業生データベースへ登録してもらっていましたね。それでマイクの所へ招待状が届いたようです。しかし招待状はあるのに受付の名簿に名前がないってどういうこと?
パーティー会場ではジェニー選手の活躍もあり、マイクは会計士が言ってた会社の社員証を入手します。ジェニーできる子。あとこのスパイ的展開好き。
あのアジア系の警備員、『glee』に出てたような気がする。
マイクの童貞疑惑が広まる
自分の学歴詐称がバレないかとハーヴィーに訴えているちょうどその時にジェシカがやってきます。
ジェシカ「何がバレないかって?」
ハーヴィー「マイクは童貞らしい」
ジェシカ「別に驚かない」
マイク「」
ジェシカのそのひとことは、現代の草食化傾向にある男子への理解なのか、それともマイク個人を見たうえで別に驚かないのか。真相やいかに。
ちなみにルイスにも疑われている様子ですが、こちらは彼の自己愛の強さも原因にあるので割愛(はーと)。
ふたりのヒロインにはさまれるマイク
書庫で調べ物をしているマイクを手伝うレイチェル。手伝っているうちにマイクとジェニーの話になり、ついにレイチェルはマイクにキス!そしてその瞬間をよりによってルイスに見られるという。
ジェニーといい感じなのにレイチェルがここで絡んでくるかぁと。冒頭でジェニーがマイクのスーツをレイチェルへ預けてから、妙にマイクのことを意識しているレイチェル。同僚とはデートしない、とは何だったのか。そういえば模擬裁判のとき、証人役として事務所へ初めてやってきたジェニーを見たときも、微妙な表情を浮かべていましたね。ジェニーが現れてから少しあせり始めたか?
あとマイク!何レイチェルのキスをしっかりと受け止めてるんだ!お前にはジェニーがいるだろ!イギリスの王子様に怒られるぞ!
ジェイコブスは結局解雇されるが・・・
学歴詐称は間違いないのでジェイコブスは結局解雇されました。しかし、雇用主のトーリがシェルフカンパニーを使って資金を横領していたことが判明し、その証言をしたことでジェイコブスにいくらか退職金が上乗せされたようです。救済措置があってよかった。
ジェイコブスが去っていくとき、マイクは彼に声をかけます。あなたの財産は頭脳だ、大学へ戻って資格を取ってみては?と。
マイクにとって彼は同じ境遇の先輩。だから彼にかけた言葉は、実は自分に言い聞かせているのかもしれない。ジェイコブスが絶望しているのを見て、自分の将来像を重ねてしまったのだと思います。マイクにとって今回は、弁護士として日々仕事しているなかで漠然と抱いている不安を目の前に見せ付けられる事件でした。
ジェニーに疑惑を植え付けるルイス
ハーバード・クラブでマイクとジェニーに会っているルイス。彼はさらに事務所でマイクとレイチェルがキスしているのを見ています。そのことで、マイクを迎えに来たジェニーにわざわざレイチェルの存在を強調するようなことを言うルイス。やらしい。次回から彼らの関係はこじれてしまうのか。
こんな感じで終了です。
自分が苦労したから子どもに英語を勉強させるという親の残念な理由
少し前の記事ですが、幼少期の英語教育について個人的に反対なのでちょっと思ったことをつらつらと。反対といっても、英語なんて勉強の習慣がついた小学校高学年~中学ぐらいから始めればいいんじゃないの?という程度のものですが。
子どもに英語を習わせる親の「致命的な誤解」 | 英語学習 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
自分が英語で苦労したからという理由
自分が英語で苦労したから子どもには早めに英語学習を受けさせたい考えの親と子どもについての記事です。苦労したという親御さんたちはどの場面で苦労したんだろうと思ったら、記事によるとどうも学校での試験や受験勉強でのことらしいです。
学生時代の勉強で英語に苦労したということは、社会に出てからはもう克服されているのでしょうか。自分がした苦労を子どもにさせたくない。その思いから子どもには幼少の頃から学校以外での英語教育を受けさせるなんて、自分たちの親に「小さい頃なんで英語を習わせてくれなかったんだ」とか思ってそうだな、というのが最初に出てきた感想です。
語学学習って結構自主的に勉強するのが大事なところがあるので(他の科目もそうですが)、英語教育を受けさせるという選択は、少々他力本願な発想が垣間見える気がします。自分で英語を学ぶ環境に身を置けばいくらでも学ぶことはできますし(安直に外国語学部へ進学した自分への戒めでもあります。数年前の自分に言って聞かせたい)。
この記事の後半で触れている子どもが勉強するきっかけである「おもしろい」と思わせるはたらきかけをしたほうがいいと思う。『アナ雪』を英語音声で一緒に見るとか(笑)
幼少からの英語教育の理由として「臨界期」
小さいころから英語を身につけさせたい。それで語学が定着しやすいとされる「臨界期」の小学校高学年ぐらいの子どもに学ばせる、と。確かに一番言語が身につく時期なのはわかります。わかりますが、この記事によると「若いころ苦労した」親御さんたちが実際に「苦労」したのは前述のとおり学校での試験や受験勉強のようです(もちろんそれだけじゃないだろうけど)。
それで早くから英語教育を受けさせているようですが、それが学校で習う英語とは必ずしもマッチしないのでは?小さい子どもが通うような英語の習い事というと英会話教室が一番メジャーだと思います。英会話教室では日本の英語教育独特の、机にむかって黙々と取り組む英語なんか教えませんよね。もっと実践的な、言語の本来あるべき姿といえるコミュニケーション重視の英語が学べるところです。そんな英会話教室で習う英語が、はたして日本の受験英語にどこまで役立つか疑問です。
日本の英語教育は小学校での英語科目を履修する学年がさらに早まる、座学ではなくコミュニケーション重視のカリキュラムになるなど、次第に変わりはじめています。ただこの記事で触れられている子どもたちがその変化のメリットをすぐに享受できるでしょうか。今変わり始めている英語教育の効果が出るのはもう少し後の世代じゃないかなと。表題のような理由で英語を学ばせている親御さんたちには方向性を検討してほしいな。
大人と子供の学び方の違いについて
大人は語学学習をする際、TOEICで何点以上得点するとか仕事に役立てるとか目標を設定しますが、子供はそんなことはしないと。子供が何かを学ぶ基準やモチベーションになるものは、その対象が「おもしろそう」だとか自分に意味があるか、などがあるそう。
これには少し心当たりがあります。僕が中学生のころは興味本位で英語を勉強してました。同級生にフィリピンからの転校生がいて、その子と話したいがために試験前以外でも英語を勉強。風呂上がりの過ごしかたは歯ブラシ片手に当時買ってもらった和英辞書を眺めるというものでした。中学生の頃だったから、いわゆる「臨界期」は過ぎてたんですけどね!
他の印象に残った例
黒のクレヨンの件、闇を感じる・・・。インターナショナルスクールに入れられた子どもが自分の学習環境に不満を持っていて、クレヨンで絵を描く時間に黒のクレヨンしか使わなくなったとか。
神戸に住んでるから英語はできてほしいという理由。国際都市神戸だからということでしょうか。石ころ投げたら外国人に当たるぐらいおるかな?
あとは将来英語を使って何をするか、を考えさせてあげるのもいいかもしれませんね。英語プラスαが求められる、とずいぶん前から言われてますので。語学は関係ないけどピアノとかバイオリンって子どものころから練習して感覚を養っていかないとプロのレベルにはなれないみたいそうですね。どのレベルをもってプロとするのかはわかりませんが、「人並みに演奏できる」ではなくその道で食べていくぐらいになるには幼少のころからの練習が必要だと。英語に関してはそういうことはないので、勉強の習慣がつき始めた小学校高学年以降から学ばせても、決して遅くはないと思います。なんなら、大人になってからでも。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第6話感想【チセの余名宣告?】
アニメ『魔法使いの嫁』題6話の感想です。ウルタールでの初仕事を終えて、束の間の休息という感じな今回。今までエリアスに対して少々不信感を募らせていた僕ですが、そのモヤモヤは今回でちょっとは晴れたかな。でもちょっと爆発しろ。
「いや、今内臓がギュッと・・・何だろう?」
あらすじ
猫の国ウルタールでひと仕事終えたチセは、エリアスの家に帰って養生します。2週間ほど眠っているチセをサイモンが心配するなか、エリアスたちのもとに妖精の女王が現れて・・・。
感想
対峙する魔法使いと魔術師
エリアスと魔術師レンフレッドが話しています。近くにあの「カオナシ」がでかくなりすぎて遂に顔がなくなってしまったみたいな巨大な黒い物体があるので、チセが頑張っている間にこんなやりとりがあったということでしょうか。
ここでのエリアスたちのやり取りが気になる。レンフレッドが人間至上主義だとか、エリアスがもう精霊には戻れないとか。
そして去るときはまたあのピカッと光るやつが出てきました。チセたち、記憶がなくなってなくてよかった。
チセの余命宣告
「エリアス、私はいつ死ぬんですか?」
どストレートに聞いちゃったよチセ。普通の子に比べてあまり死に対して抵抗のなさそうなチセですが、やはり気になるものはなるのね。そんな彼女に対して何もしなければ3年と告げるエリアス。お医者さんですか。
そして、猫の国ウルタールの王ことモリー無事やん、生きてるやん!前回なんかもう生きられないみたいなこと言ってませんでしたっけ?じゃああの女の子のもとに戻れるのかな?ちょっと安心。
モリーが言ってた、エリアスが長い間欲していたものって何だろう。『ハガレン』のグリードが欲しがってたようなやつ?本人も最後のほうまで自覚なかったあの感じ?
サイモン、再登場するもチセは2週間眠ったまま
チセが寝てる。・・・天使かな?
2週間も寝られるのは魔法のせいなのかな。ハリーもびっくりですよ。たくさん寝るのはいいですが、人間の高齢者ってだんだん睡眠時間が短くなっていくじゃないですか。それは睡眠にも体力を使っているからで、年をとるにつれてだんだん体力も減っていくから長くは眠れないといいますが。睡眠にも体力を使っているんだとしたら、2週間も寝るって回復になるのでしょうか?
サイモン再登場!相変わらずエリアスとは仲が良いですね(棒)。彼を見ると安心します。数少ない人間キャラだからかな。ソッコーで吹っ飛ばされたけど。
妖精の女王、ティターニア登場
遠くから『ワンピース』のハンコックみたいな人がやってきました。胸が波打ってます。陳腐なJ-POPの歌詞を体現するかのような彼女は妖精の女王だそうで。エリアスの交友関係がまるでわかんねぇ。
ティターニアの夫オベロン、チセを起こしてくれました。この漂う小物感はいったい・・・?でも声をあてている声優さんは凄い人だからこのキャラもきっと大物なんだろうなぁという、アニメには反則な推理。真実はいつもひt・・・いや、気安くチセの手を握るんじゃねぇ!
オベロンのささやき
しかしオベロン、気になる点もあります。エリアスのチセひとりに対する親切をいつまで続けられるかな?みたいなことを言ってました。ティターニアに引っ張られてうやむやになりましたが、エリアスからは答えを聞けていない気が。
エリアスは過去にも人間を連れていたことがあって、実験だとかおもちゃなんかにしていたことがあるとか?それか人外の魔法使いが人間の少女を連れ歩くのが、単にあの世界の住人には奇妙に映るとか?後者であってほしいなー。人間の世界でも少女連れ歩いてたら人によっては白い目で見られるし、別段気にすることではないから。
チセとエリアスの距離感に進展?
ウルタールで初仕事を終え、エリアスに抱きかかえられたチセが初めてエリアスの顔に触れます。エリアスも「初めて触れられた」と反応しているのでふたりの間に少し進展が見られたシーンなのかなと。
エリアスの表情なんて全然分からないのに、チセは彼の瞳からその表情を読み取ります。ここ、エリアスがデフォルメされなくてよかった。『ハガレン』のアルフォンスだったらすぐフニャフニャしてたところですよ。
チセがエリアスに心を開いてきたわけだし、もうチセのこと実験体とは見れないでしょ。前半のほうで猫のモリーが言ってたエリアスの欲しかったものってたぶんこういう感じの、『鋼』で言うところの「魂の友」的なやつでしょ。このふたりの場合、もうプロポーズしてるから「魂の嫁」になるのか。500万ポンド課金して手に入れた嫁だから魂以上の何かがつきまといそう。
エリアス、とりあえず一回爆発しとこうか。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第5話感想【魔術師の言うことは信用できるか】
アニメ『魔法使いの嫁』第5話の感想です(ネタバレあり)。チセの初仕事ですがショッキングなシーンがございました。前回で猫の村が舞台になって喋る猫がいっぱい出てきて、作者さんは猫好きなのかなとかチラッと思ってましたがそんなことない気がしてきましたよ。
「私を家族といったのはエリアスだけ」
あらすじ
魔術師たちに囲まれてしまったチセとエアリエル。エリアスが助けに来て事なきを得ますが、チセが他の魔法使いに比べて死が近いことが判明。また、チセが初仕事としてネコの村のとある事件を解決しようとしますが・・・。
感想
「スレイ・ベガ」は早死にする?
魔術師から明かされる衝撃の事実。チセの強大な魔力は体への負担が大きいから死が近いらしい。エリアスはそれを知っていたのでしょうか?どうも前回からエリアスはチセの扱いが雑というか何というか・・・。魔術師という存在が、まだこの時点では胡散臭いのですが、彼らのいうことを信じるなら、確かにエリアスはチセのことをどういう対象として見ているのか疑問が残りますね。
それでもエリアスへの忠誠心は揺るがないチセ
もう完全に落とされていますね、チセ。エリアスに首ったけです。確かに今のチセにとって、自分のことを家族と言ってくれる存在は大きいです。プロポーズされたし。周りの反応はあまりよくなさそうですが(アンジェリカとか)。
最近エリアスへの不信感が芽生えているからでしょうか、このチセの忠誠ともいえる態度が危なっかしく感じます。第1話で「自分の巣を覚えた」とか言われてたんだけどそれって本当に家族だと思われているのか心配。
いばらを発射して魔術師を退けるエリアス
チセの周りからいばらが発生!(?)高速でにょきにょきっと生えてきて魔術師を退けました。一瞬チセがまた秘めたる力を解放したのかと思いましたがエリアスのしわざでした。残念!「影なのに影が薄い!」とかエアリエルいいこと言うね。やること遅ぇよエリアス。
そしてチセが自分に向けられたナイフなどものともせずエリアスのもとへ行く時、ちょっと切り傷ができてしまいます。そういうピンポイントな出血は苦手だって言ったのに・・・。だからK1とかでそんな事態になったら握力なくなってまうって、それやったらいっそのことドバーっ!とやってくれたほうが現実味ない分むしろ平気なんだが・・・。とにかくチセ、もっと自分の体を大事にしろ。
そしてチセは、ミナとマシューの記憶の中へ。ここハリポタっぽいですよね。人の記憶の中に入るやつ。まるで本当にその場にいるみたいなのに、誰にも気付かれないやつ。
「あれは、嫌なやつだ・・・」当たってましたね。
胸糞悪ぃ・・・
・・・先に心の声が漏れてしまいました。
これはやばい。マシューやばい。どぎつい。さっきチセが傷ついた時、そんなリアルな傷やめてっ!(><)☆とか思ってたけど、いやーきついっす。ミナ、その扉開けちゃダメー!ってなりました。・・・しかし、このシーンちょっと長くないか!?
猫たちの活躍
ティム、かっこいい。ミナがかわいがっていた、彼女にしかなつかない猫。彼が最初の王だったんですね。もう散々胸糞悪いシーンの後にヒーローの登場だから盛り上がる。「かわいそうな悪魔になっちまった」何かカッコいい決めセリフを言うのかと思えばちょっとかわいい言い回し。
モリー、現代の猫の王。死んじゃったらあの女の子がかわいそうですが、この一件をクローズさせるにはそれしかないのかな。猫が自分の死に際を悟ったとき、飼い主のもとからいなくなるっていう話があるけれど、モリーみたいに自分の最後の仕事を成し遂げるためなのかもしれない。
たんぽぽのように・・・
チセが自分の魔法で、ミナとマシューの魂を浄化?します。
これであのふたりの魂は救われたのかな。このへんで、「あぁ、俺は今『魔法使いの嫁』見てるんだなぁ」って実感が戻ってきました。なんせついさっきまで胸くs(しつこい)
ミナがチセに対して「できればあなたはまだこちらに来ないことを祈るわ」みたいなことを言ってましたが、なんだか意味深。まだ若いチセに対してわざわざ言うことでもないでしょうに。まるでチセの死が近付いていることがわかっているかのように・・・。なんかいろいろ勘ぐってしまうなぁ。チセも自分の死のことを意識し始めちゃったみたいだし。
妻思いの青年マシュー
僕の中で最後までイメージ挽回できなかったマシュー。何か救われる要素あるかな?って期待しながら見てましたが特にありませんでしたね。悪いのはマシューにいろいろ吹き込んだあの魔術師なんだけど。
魔術師なんかに相談するなんて心が弱い、と思うのはこの現実世界からの物言いだからなのかな。精神的に追い込まれたり、誰かに助けてほしかったりする時ほど悪徳商法とか変な宗教に引っかかったりするじゃん。しかしこのアニメの世界観では魔術師も魔法使いも珍しい存在ではないので、追い詰められた人の行きつく先として魔術師にすがりつくのは案外珍しくないのかも?・・・と、マシューをフォローしてみる。
それか、せっかくイングランドにいるんだし、ベイカーストリートへ行ってみても良かったかもね!
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第4話感想【猫の国でチセの初仕事?】
あけましておめでとうございます。年末年始の喧騒と体調不良でだいぶ間が開きましたが、本日よりマイペースに投稿していきます。本年もよろしくお願いします。
アニメ『魔法使いの嫁』第4話の感想です。ピカッと光るやつ、あれ『メン・イン・ブラック』っぽいよね。猫の村へやってきたチセとエリアスはとある用事を頼まれます。ハニームーンとかいっては今回も別に用事があって来たらしいエリアス。弟子とか嫁とか言っておきながら、なんとなく扱いが雑なんですが。
「エリアスができるって言うのなら、やります」
あらすじ
チセとエリアスはハニームーンの次なる目的地で猫たちに出会います。ここで起きている不穏な空気の原因を突き止めて、解決するためにチセが動きます・・・。
感想
ドラゴンの巣から猫の村へ
電車で目を覚ますチセ。コンパートメントが映ってるシーン、ここハガレンっぽい。エドとアルがよくトランプしてたなーって。ちらっと電車内の通路が映りますが、ここはハリポタっぽい。ディメンターとか出てきてチセの遠い記憶(それも悪いほうの)を呼び覚ましそう。トラウマレベルの恐怖の記憶を持っているという点では、チセとハリーに共通点がありますね。そして人ではない、しかし喋る車掌さんと猫、ジブリっぽい。
喋る猫に反応するチセ
「喋った・・・」そらそういう反応するでしょ。前回のドラゴンの巣でドラゴンのような恐竜のような子たちが喋ってたのちょっと違和感あったし。チセはすんなり受け入れてたように見えたけど、内心思ってたんですね、「喋った・・・」って。
チセって幼少の頃から何かが見えたり聞こえたりしてたみたいだけど、動物の声は聞こえなかったのかな。今回喋る猫に反応してるあたりそうとも思える。
猫の王、モリーと出会うチセ
トップが女性なのがイギリスっぽい。女王陛下みたいな。しかしモリーという名はこれまたハリー・ポッターを連想させますね。言わずと知れた、ロンの母親です。最強の魔女の血を引いているという設定で、数少ない貴重な戦闘シーンではその最強ぶりを惜しみなく発揮していました(たぶん最終回のバトルシーン)。この女王猫のモリーさんにもその強さを期待してもいいのでしょうか?
池の真ん中にうごめく黒い影
なんかものすごいジブリっぽいのがうごめいています。ダイダラボッチでも出てくるんじゃないかという雰囲気の黒い影。エリアスはあれをチセに追い払ってほしいとのこと。なぜ自分でやらないのかというと、エリアスは影だから相性が悪いんだとかなんだとか。ちょっと、自分の弟子の扱い雑すぎません?大丈夫?将来嫁にするんだよね?
何者かに池に突き落とされるチセ
何者か「悪く思わないでくれ」→チセ、ザッパーーン!!
いやいや、悪気しかないでしょ。「私、池に突き落とされたけど、あの人には悪気がなかったんだから仕方ない」とはならないですよ、たとえ死に対してあまり抵抗のないチセでも。
ピカっと何かを光らせてたけど、「わっ!記憶消される!?」と思ってしまった私は『メン・イン・ブラック』の見すぎでしょうか。
魔術師登場、チセの思い
この物語でエリアスたち魔法使いと対をなす存在である魔術師が登場しました。前に魔術師と魔法使いの話を聞いた時から、仲悪いんだろうなぁとか思ってましたがその期待は裏切ってくれませんでしたね。チセを人質に取り、言葉巧みにチセを惑わします。
ていうかエリアス、誰かが張っているって分かってたんならチセひとりに行かせるなよ!「やはり」とか言ってる場合じゃないでしょ。将来の嫁の扱い雑過ぎない!?
あと、エアリエルがこの魔術師の言葉に耳を貸しちゃダメ的なこと言ってたけど、結局どっちの言い分がチセにとっていいのかわかんないな。ぶっちゃけエアリエルは魔法使い側だし、魔術師の言っていることも正しいかもしれないし。チセは魔法使いの弟子としてやってるからこの物語は魔法使い側を中心に描かれるんだろうけど、このままエリアスについていっていいのか、心配になりました。チセはちょっと情がわき始めているみたいだけど。「幻滅されたらどうしよう」とか気にし始めているし。次回が気になる終わり方でした。
こんな感じで終了です。
SUITS~スーツ~ シーズン1第9話 感想【挑発に乗るハーヴィー】
海外ドラマ『スーツ』第9話の感想です。年末忙しいのに仕事に気合が入らない?そうだ、最近『スーツ』見てなかったな・・・てな具合で見た今回のエピソードですが、ハーヴィーが珍しく(?)闘志を燃やします。
“... Never come back to my town again.”
あらすじ
肺がん患者の原告団を率いて訴訟を起こすハーヴィー。相手の被告側の弁護士はボストンの敏腕弁護士トラヴィス・ターナー。ハーヴィーをやたらと挑発し、手のひらで転がす強敵です。いっぽう、ピアソン事務所ではライバルの法律事務所に情報漏洩した者がいて・・・。
ジェシカ「昔の傷をえぐるなんてひどい奴ね」
ハーヴィー「俺でもそうする。この案件、譲ってくれ」
マイク「レイチェルが濡れ衣で停職になっちゃった」
感想
ハーヴィーとターナー、ライバル対決?
このふたりが会うのはたぶん初めてなんだろうけど、それぞれがニューヨークとボストンを拠点にしているというだけでハーヴィーはライバル心を燃やします。ターナーがボストンから来たと聞くと「レッドソックスは興味ない」とバッサリ。いや、野球の話はしてねぇよ。
アメリカのメジャーリーグではニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスはライバル関係ですからそれを意識しているのかな。ちょうど、阪神と巨人みたいな。ハーヴィー役のガブリエル・マクトも野球が好きらしいし、この設定を楽しんでそう。
実は野球少年だったハーヴィー
少年野球のピッチャーだったハーヴィー。過去に肩を壊して大事な試合で投げられなかったそう。さらにその試合はハーヴィーがいなくてもチームが勝利し、ハーヴィーにとっては心身ともに古傷となる思い出になりました。なぜかターナーはそのことを知っており、ハーヴィーの苦い記憶を思い出させて挑発します。
ハーヴィー、昔ピッチャーだったんだ。確かにガッチリした体格してますもんね。俳優のマクトさんが何のスポーツを経験していたのか分かりませんが、野球やってたと言われてもうなずけます。
やたらケンカを売られるハーヴィー
原告団が肺がんなどの病気をわずらう原因となった高校で待ち合わせるハーヴィーとターナー。ひととおり言い合ったあと、ターナーは和解を提案します。一枚の紙を渡して立ち去るターナー。どんな条件なのか、ハーヴィーが紙を開くとそこには「Kiss my a〇s」の文字が(笑)。
ここまで挑発されるのも珍しいハーヴィー。しかし取り乱す様子はなく、冷静に裁判に向けて情報を集めていきます。
濡れ衣でレイチェルが停職処分に
ライバルの法律事務所に情報を漏えいした人物がいるとかで、ルイスがマイクを含むアソシエイトたちを招集して呼びかけます。でも実際に捕まったのはレイチェル。そして間接的に、不本意ながらマイクが彼女を密告してしまい、事態はややこしいことに。マイクは彼女がそんなことをするはずはないと、無実の罪を晴らすために奔走します。
5年もピアソン事務所に勤めていたレイチェル。結構長いんだ。ロースクールの試験に合格できないとかなんとか言ってた気がするけど、どういう経緯で今の職に就いているのか興味があります。新卒至上主義の日本とちがって、学校を卒業してからの進路って人それぞれだと思うからどっかで詳しく言及してほしいな。レイチェル、憤慨してそのライバル事務所に面接に行ってしまいます。したたかな人だ。
レイチェル事件の調査でIT部に乗り込むマイク
ピアソン事務所にIT部なんかあるんや・・・。この事務所、ワンフロアのテナントを借りてるのかと思ってたけど、結構フロア数あるらしい。まさかビル全体じゃなかろうな。丸の内でもなかなかそんな所ないですぜ。
IT部のいかにもな感じの社員、ベンジャミンと話すマイク。ベンジャミンは名前を略すのが好きではないらしく、マイクのことを本名のマイケルと呼びます。某敏腕元スパイと一緒の呼び方でちょっと違和感。
ほんと余談ですが、マイクはベンジャミンのことをベンと呼んでいます。そこで、ベネディクト・カンバーバッチもベンって呼ばれてたことを思い出しました。ひと口に「ベン」といっても、そこから予想される本名は何通りかあるのね。
ハーヴィー、盗聴器を使って偽証のハッタリをかます
途中、情報屋みたいなのを雇ってターナーのことを探っていたハーヴィー。結局手段を選ばない、という感じで盗聴器を使い、ターナーが原告団を脅していたという事実を入手。この事実でターナーをゆすり、原告団に賠償金を支払わせる形で勝訴しました。
情報屋の女の人が言ってたけど、ハーヴィーが相手の弁護士について探りを入れるのは珍しいことらしいです。今回はそれだけハーヴィーに気合が入っていたということかな。いつも冷静で、マイクが何かミスしたり、形勢が不利になったりしても頼りになるハーヴィーでしたが、今回は精神面をちょっといじられてしまったかなという印象。それでも泥臭いとまではいかなくても、少し必死さが出ているハーヴィーが見られてよかったです。
こんな感じで終了です。