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バーン・ノーティス シーズン1第5話 感想【ウマが合うあいつは盗聴している?】

 海外ドラマ『バーン・ノーティス』第5話の感想です。マイケルの家族は一癖もふた癖もある様子。マイケル、父のこと嫌いすぎだけどあまり詳しく教えてくれません。

 

“I wanted Michael to know that his father remembered him in the end.”

 

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あらすじ

 弟のネイトから貨物用の空港に呼び出されたマイケル。そこにはボコボコにされたネイトの姿が。彼は友人で空港管理人のジェイクからある依頼を受けました。家族で営業しているレバノン人輸出入業者のザマール家から脅されているという内容。彼らは父親とふたりの息子で営業しており、ジェイクは今まで酒や試合のチケットを貰うなどよくしてもらってう仲でした。ジェイクはその見返りに飛行機の発着記録の改ざんを手伝っていた(!)のですが、ある日、発着記録そのものを付けないでくれと要求されます。さすがに断ると脅され、ジェイクには妊娠中の妻がおり、平和な生活を取り戻したいとのこと。マイケルはネイトに力を貸し、ジェイクの依頼を引き受けます。

 

感想

フィオナ、空港のザマール家のスペースに乗り込む

 ナイトクラブの女に扮して空港の倉庫に潜入するフィオナ。ザマール家の父イーライと兄弟の兄は警戒しますが、弟のアリがフィオナに興味ありそうな様子。

 ひと目では飛行機と梱包された貨物しかない倉庫ですが、フィオナはくんくんと鼻をきかせ、武器のにおいを探りあてます。ザマール一家は武器ディーラーであることが判明。さらに、デザートイーグル(拳銃)があったから父イーライは元モサドイスラエル諜報特務庁)の可能性が。元CIAのマイケルに強敵登場か?

 フィオナ曰くモサドの引退後は武器ディーラーだと相場で決まっているそうです。しかし武器のありかはフィオナの嗅覚によるものなので、ちゃんと銃のありかを突き止めて、ザマール親子と一緒に警察へ突き出す作戦へ。

 

マイケルとネイト、車を相続するのは?

 前回からマイケルは父親が遺した車に乗っていましたが、ネイトは納得いっていない様子。母のマデリンがいうにはマイケルが相続するようですが、ネイトは遺言がないと認めないと主張。ふたりの間で父親の遺言書探しがはじまります。

 相続人はほぼマイケルで決まりだと思いますが…。運転する姿はキまってるし、主人公だし。ネイトは昔、マイケルが借りているレンタカーを賭けにだして負ける前科があります。それに借金に追われている身。車と手に入れても借金返済で消えてしまうかも。ところでギャンブル癖は治ったのか?

 まだ車の調子が悪いので、マイケルが点検していると盗聴器を発見。フィオナはサムの仕業だと断定します(笑)。サムはFBIからマイケルの情報をよこせと突かれています。しかし漢マイケルはサムが自分から言うのを待つことに。

 

マイケル、ザマール兄弟を尾行するも見つかりかける

 ザマール兄弟を尾行して武器庫を突き止めようとするも、兄弟に見つかりそうになるマイケル。しかし、サムが即興で失業者を演じ、騒ぎたてて兄弟の注意をひきつけることで事なきを得ます。

 無精ひげにアロハシャツ。中年のおじさんがそんな格好で騒ぎたてている様はまさに失業者?マイケルはサムの機転によって顔を見られずに済み、今後の捜査を有利に進められます。

 ザマール兄弟を尾行する直前、車の中でサムはマイケルに盗聴器について持ちかけます。しかし程なくして兄弟が現れ、話が中断されてしまいます。

 

スティーブ・レミントン、ザマール兄弟の弟に接近

 マイケルの偽名です。ザマール兄弟のアリ(弟)にクラブで接触します。会ってすぐに意気投合したマイケルは、アリに商談を持ちかけます。マイケルたちの偽爆弾とザマール家がもつ武器との取引です。

 

「初めて会って意気投合するのは、運命か、盗聴器を仕掛けられたかだ」by Michael Westin

 

 趣味や酒の話が合い、すぐに意気投合するマイケルとザマール。でもそれはサムがアリの車に盗聴器をしかけて情報を集めたからでした。これから初めて会った人と馬が合うようなら、気を付けたほうがいいかもしれない?

 

 マイケルは夜の人気のない駐車場で爆弾を披露。車を爆破するという派手なデモンストレーションでアリの心をガッチリつかみます。しかし夜中とはいえ車1台吹っ飛んだのに、マイケルもアリも御用になりません。爆弾のためなら車が壊れてもかまいやしない、マイアミ式カーシェアリングは恐ろしい。

 

サム、マイケルの車の盗聴器について告白

 冒頭でマイケルの車から発見された盗聴器はやっぱりサムの仕業でした。俺もいろいろ大変なんだよ…と真剣な面持ちのサム。年金が停められてしまう問題はまだ続いていたのか。マイケルは、自宅の台所を探すようにアドバイスします。マイケルはサムが自分から盗聴器について話すと信じていたし、実際サムは打ち明けました。やっぱり仲が良い。

 

マイケル、殺されかけるも武器庫を特定

 クラブでアリに「ちょっとツラかせや」といわんばかりに呼び出されるマイケル。そしていきなり銃を向けられます。バレた?と思いきや、アリはマイケルが自分のガールフレンドのデビーを狙っていると勘違いしていただけでした。アリの小者感が加速しています。

 マイケルも「身を滅ぼすならもっといい女がいい」とかなんとか言います。

 誤解をとき、マイケルは目隠しをされて車で武器庫へ。武器庫には出荷をひかえたマシンガンやら何やらが沢山。ついに、フィオナの嗅覚の裏がとれました。しかし、元モサドのネームバリューか、地元警察はザマール家のいいなりであることが判明。

 

武器庫の中身を全部かっさらう

 警察もザマールの味方なのでもう倉庫の中身を全部頂くマイケルたち。失敬した武器は海に不法投棄!ザマール家にはマイケルの偽名「スティーブン」しか伝えていないし、フィオナはクラブの女、サムは喚く失業者としか見られていないのでマイケルたちの情報は一切なし。ザマール家にとって、犯人がどこの誰か全く掴めないという状況なので大事をとって国外逃亡。結果的に依頼人ジェイク達の安全は守られました。今回は悪者たちが一話完結型ドラマのお約束によって退場することになりました。

 

その他

 マイケルにいわれた通り、サムはFBIにマイケル宅のキッチンを調べさせます。そこで出てきた書類にFBIは大喜び。おそらく以前エジプト人スパイ・エイコムにもらった資料。

 

車の相続の件

 車はコイントスで結局マイケルが相続する事に。遺言書にはマイケルが相続とは明記されておらず、マデリンが言いだしたんだとか。少しでもマイケルの関心を父に向けたかったそう。ネイトは車をマイケルに譲る気になったみたいだし、少しは兄を尊敬するようになったか?

 

 

こんな感じで終了です。