空想のインターセクト

空想するタネ

海外ドラマや日本のアニメなどの感想をメインに書いていきます!いつか立派な花を咲かせるんだ…!

SUITS~スーツ~ シーズン1第6話 感想【スーツじゃないハーヴィー】

海外ドラマ『スーツ』第6話の感想です。今回は結構コメディ色の強い回だったと思います。おもしろくないかと言われたらそれはもうめちゃめちゃ好みなんですが。ハーヴィーの意外な一面も見られたり、スーツ姿じゃないハーヴィーが見られたり。

 

f:id:tanex_63:20171116185657j:plain

© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

“You can't touch it. “Uh!”

“Not with food in your mouth.”

“No, I swallowed it. Uh!”

“There's food in your mouth.”

“Adrian!”

“That's disgusting.”

 

 

あらすじ

証券会社モレロ社に勤める女性ギャビーが、インサイダー取引の容疑をかけられています。ハーヴィーは原告のモレロ社の弁護。

 

ジェシカ「ルイス最近頑張ってるから劇のチケットあげる」

ハーヴィー「俺の時は野球観戦にディナーも行ったよね?」

マイク「あの人、無実に思えるんだけど…」

 

感想

マイクの潜入捜査

ギャビーが無実だと訴える中、彼女が働いていたモレロ社に落ち度がないか、ハーヴィーとマイクは探りを入れます。

 

モレロ社の社員たちがたまっているバーに潜入して情報を集めるマイク。こういう展開大好きです。身分を偽りながら、バレるかバレないかハラハラしながら情報を集める場面、スパイもののお約束ですね!

 

ここでも才能を発揮するマイク。昼間にハーヴィーとモレロ社に行った時に覚えた社員の顔と名前をバーで披露し、彼らの知り合いに扮して一緒に飲み始めます。バレないもんだな、しかしw

 

ちなみにこいつらの乾杯の音頭は「MONEY!!!」証券マンは儲かるということか、こいつらの金銭感覚スゴそう。

 

ハーヴィーの意外な一面

バーで情報を得たマイクはすぐにそのメモをハーヴィーに渡しに行きます。結構酔っ払いながら。電話でハーヴィーが「明日でいい」と言いますがその日のうちにメモを届けるマイク。ホウレンソウが早い部下の鑑です。

 

夜遅い時間なのでハーヴィーはスーツではなく部屋着でした。ハーヴィーのスーツ以外の服装が見られたのって初めてかも!?貴重です。そして分厚い胸板がわかるシャツを着ていました。いい男。

 

その前のシーンで昼間にモレロ社を訪問したあと、ハーヴィーとマイクが映画『ロッキー』のモノマネをするシーンがあります。ハンサムで2枚目俳優のハーヴィーがノリノリでモノマネをするのですが、今回はやたらとコミカルでした。ハーヴィーにこんなことやらせていいのか?

 

ルイスとの食事は罰ゲーム?

冒頭でジェシカ所長は、最近の好成績を評価してルイスに劇のチケットをプレゼントします。それも2枚。ジェシカはルイスがいい人と行ってきなさいという意味で2枚渡したのでしょうが、ハーヴィーのせいでジェシカがルイスとふたりきりで行く羽目にw「俺の時は野球観戦のあとディナーも行ったよね」

 

ジェシカは微妙な表情のまま、ルイスとふたりで劇を観に行き、食事もしました。律儀な上司。ルイスはそんな彼女の微妙な気持ちを知らずウッキウキ。

 

全部が終わってジェシカとハーヴィーが話しているシーンにて、ジェシカはハーヴィーに今度はあなたがルイスと食事に行きなさいと所長命令を下します。あのふたりが行ったらその食事会絶対荒れそう。ていうかルイスとふたりでどこかに行くのがまるで罰ゲームかのように扱われてるという。

 

レイチェルの試験勉強

マイクがレイチェルの試験勉強の面倒を見るという展開になりました。Law School Admisson Test、通称LSATを試験に対する苦手意識から受けていなかったレイチェル。そんな彼女にマイクが半ば強引に勉強させます。

 

しかし、レイチェルの友達が過去にその試験を受け、しかも替え玉受験でマイクが合格させたという偶然が重なり、レイチェルがその子を伝ってマイクに替え玉受験を依頼します。もちろんその相手がマイクだとは知らずに。

 

マイクは名前を伏せ、偶然を装ってレイチェルとの待ち合わせ場所に現れます。そして今回の証券会社の元社員、ギャビーのことを話して思いとどまらせるのでした。うまいことやったなぁと、この時は思ってました。しかしラストシーンで、替え玉受験を請け負ってお金を稼いでいたことがレイチェルにばれてしまいます。

 

今まで以上に気まずい終わりかただったと思います。以前はレイチェルからの着信にマイクが出なかったり、レイチェルをデートに誘ったら「同僚とはデートしない」と言われたり。

 

それでも次の回には何事もなかったかのように接していたのですが、今回はそうもいかなさそうですね。彼女からしたらマイクのその才能は喉から手が出るほど欲しいはず。でもマイクはその才能をもてあそぶかのような使い方をしていました(替え玉受験で金儲け)。マイクにも事情があったにしろ、今回は特に試験にコンプレックスを抱えているレイチェルを傷つけてしまったと思います。次回からどのような接し方になるのか、ふたりの関係に溝ができないか心配です。レイチェルなんて、事務所ではマイクの数少ない味方なのに。

 

 

こんな感じで終了です。