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海外ドラマや日本のアニメなどの感想をメインに書いていきます!いつか立派な花を咲かせるんだ…!

フジテレビ系『SUITS』第1話感想~海外ドラマのリメイク~

フジテレビ系ドラマ『SUITS』第1話の感想です。始まってしまったよSUITS!!よく海外ドラマのリメイクってやってるじゃないですか。ぱっと思いつくので『オーファンブラック』とか?リメイク元のドラマを見たことなかったので今までそういうのは全然関心がなかったんですが、放送されてても「へぇ~そんなドラマがあるんだ」と言って日本のドラマは見ず、わざわざオリジナルのほうをチェックしに行く程度にはひねくれている僕ですが、自分が見たことがある(見続けている)ドラマがリメイクされることが初めてなので結構注目していました。オリジナルを見ているため色眼鏡で語ってしまいそうですが、感想とか書いていきたいと思います。

 

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「合格だ。明日から8時半には出勤しろ」

 

リメイクの展開

展開は大体一緒ですね。悪い意味じゃなくて、「あぁ一緒一緒!」ってニヤニヤしながら見るぐらい一緒でした。最初のハーヴィーの顧客が事務所でクレーム言っててジェシカがなだめてるところとか。綺麗な事務所です。オリジナルはニューヨークの一等地ですが日本版は東京のどこなんだろう。ハーヴィーやマイクだけじゃなく、ルイス、ジェシカ、トレヴァーとおなじみの面々が出てきます。

 

日本版マイク

織田雄二のハーヴィーのシーンがしばらく続いた後、マイクのお出ましでした。やっぱり司法試験の替え玉受験してました(笑)。教室が日本的ですよね。特に机とかが。アメリカではテーブルもあるんですが、第一話の試験のシーンでは椅子と簡易的なテーブルが一体となっていました。特急電車で肘掛けからにょきって出してくるテーブルみたいなものですね。それが日本版では普通によくある大学の講堂って感じでした。

 

甲斐のスペック

ハーヴィーの家にカウンターがあるのはオリジナルと共通していますね。でも窓からの景色が高い所ではなかったことから、織田雄二版ハーヴィーは高層マンション住みではなさそうです。

 

フリーターの大貴

マイクが薬の取引に巻き込まれるところも一緒ですね。特に日本では問題ないか。ただマイクは劇中で薬を使ってラリってたりしますんで、その辺を日本版ではどう再現するか気になります。

 

弁護士の面接

アソシエイト面接に乱入するシーン。ハーヴィーがドナに目ぼしい候補がいたら合図をするように言ってたけどそこも一緒(笑)しかし秘書の問いかけに対する大輔の返しはちょっとオーバーでした。マイクは「警察に追われているんだ」しか言わなかったと思うけど(実際面接受けにきた候補生がそんなこと言ったらそれだけでインパクトがありますが・・・)、大輔は机の陰に隠れるというアクションつきでした。これで秘書の0次面接クリアです。

 

大貴が甲斐に認められ始めるところいいですね。「いくら欲しいんだ?」って言うところです。ハーヴィーの心が動いた瞬間が伝わってきます。オリジナルではハーヴィーが法律問題を出題してマイクが答えたあと攻守交替がありましたが、今回はなかったですね。甲斐の法律問題攻撃を大貴が全部打ち返して認めさせてしまいました。

 

大貴、偽名を使う

ハーヴィーはマイクに学歴を詐称させましたが、日本版ハーヴィーこと甲斐もドギツイことをします。大貴の名前を改名させて全くの別人物にしてしまいました。大貴の記憶力あってこそなせる業ですが・・・。区役所?の受付の人が「よっぽどの理由がないと・・・」と言ってましたが、「上司に言われたから」というのはよっぽどの理由に入るのかどうか(笑)

 

そして大輔のリサーチのためにボストンへ行かせてもらう大貴。正直うらやましい(真顔)

 

物語に関係ないんだけどさ、大貴のおばあちゃんが「地震でも来るんじゃないの?」とか言ってるときにちょうど地震速報が流れてたのはすごい演出(すっとぼけ)

 

親友との決別

大貴はいきなり事務所をクビにされ、飲んだくれて荒れます。そこをトレヴァーに見つかって取っ組み合いになり、派手にケンカします。乱暴な別れ方してたけど、もう大貴とトレヴァーは縁を切るぐらいの勢いでしたがどうなんでしょうか?オリジナルではそのあともちょくちょく出ていましたが。

 

甲斐の家庭訪問

ハーヴィーがマイクの家に押しかけてくる展開、イイですね!自分の上司にされたらたまったもんじゃありませんが。オリジナルのほうではもっと後になって、マイクの家にてふたりでラリってたりしますが、日本版ではその辺をどう再現するのか個人的に気になります(笑)

 

大貴のモデル「大輔」

本家・大輔さんが海外で永住権をとることになってしまいました。永住権とってしまったら、大貴が偽名使って日本にいることに矛盾が生じてしまうんじゃないかとか思ってたら、案の定甲斐が交渉に入りましたね!偽名を使う日本版だからこそ必要なシーンなのかなと思います。「大事な顧客を失うわけにはいかない」・・・そういう意味か。

 

甲斐の仕事部屋

最後のシーンで甲斐の部屋に飾ってあったヤンキースのユニフォームは田中選手のものでした。日本のハーヴィーもヤンキースが好きなんですね。日本を代表する選手がヤンキースにいて良かった(笑)

 

 

気になったところをピックアップしてみました。やっぱり日本語で見ると頭に入ってきやすいです。オリジナルは英語音声に日本語字幕で見ているのですが、なにぶんリスニングに弱いものですから画面から目を放せません!特に訴訟の話とか法律用語とかいっぱい出てくるので日本語字幕を呼んでいてもわからなくて巻き戻したりしていますが、日本版はながら作業でもみれちゃいますね。今後の甲斐と大貴改め大輔に期待です。