アニメ『魔法使いの嫁』第6話感想【チセの余名宣告?】
アニメ『魔法使いの嫁』題6話の感想です。ウルタールでの初仕事を終えて、束の間の休息という感じな今回。今までエリアスに対して少々不信感を募らせていた僕ですが、そのモヤモヤは今回でちょっとは晴れたかな。でもちょっと爆発しろ。
「いや、今内臓がギュッと・・・何だろう?」
あらすじ
猫の国ウルタールでひと仕事終えたチセは、エリアスの家に帰って養生します。2週間ほど眠っているチセをサイモンが心配するなか、エリアスたちのもとに妖精の女王が現れて・・・。
感想
対峙する魔法使いと魔術師
エリアスと魔術師レンフレッドが話しています。近くにあの「カオナシ」がでかくなりすぎて遂に顔がなくなってしまったみたいな巨大な黒い物体があるので、チセが頑張っている間にこんなやりとりがあったということでしょうか。
ここでのエリアスたちのやり取りが気になる。レンフレッドが人間至上主義だとか、エリアスがもう精霊には戻れないとか。
そして去るときはまたあのピカッと光るやつが出てきました。チセたち、記憶がなくなってなくてよかった。
チセの余命宣告
「エリアス、私はいつ死ぬんですか?」
どストレートに聞いちゃったよチセ。普通の子に比べてあまり死に対して抵抗のなさそうなチセですが、やはり気になるものはなるのね。そんな彼女に対して何もしなければ3年と告げるエリアス。お医者さんですか。
そして、猫の国ウルタールの王ことモリー無事やん、生きてるやん!前回なんかもう生きられないみたいなこと言ってませんでしたっけ?じゃああの女の子のもとに戻れるのかな?ちょっと安心。
モリーが言ってた、エリアスが長い間欲していたものって何だろう。『ハガレン』のグリードが欲しがってたようなやつ?本人も最後のほうまで自覚なかったあの感じ?
サイモン、再登場するもチセは2週間眠ったまま
チセが寝てる。・・・天使かな?
2週間も寝られるのは魔法のせいなのかな。ハリーもびっくりですよ。たくさん寝るのはいいですが、人間の高齢者ってだんだん睡眠時間が短くなっていくじゃないですか。それは睡眠にも体力を使っているからで、年をとるにつれてだんだん体力も減っていくから長くは眠れないといいますが。睡眠にも体力を使っているんだとしたら、2週間も寝るって回復になるのでしょうか?
サイモン再登場!相変わらずエリアスとは仲が良いですね(棒)。彼を見ると安心します。数少ない人間キャラだからかな。ソッコーで吹っ飛ばされたけど。
妖精の女王、ティターニア登場
遠くから『ワンピース』のハンコックみたいな人がやってきました。胸が波打ってます。陳腐なJ-POPの歌詞を体現するかのような彼女は妖精の女王だそうで。エリアスの交友関係がまるでわかんねぇ。
ティターニアの夫オベロン、チセを起こしてくれました。この漂う小物感はいったい・・・?でも声をあてている声優さんは凄い人だからこのキャラもきっと大物なんだろうなぁという、アニメには反則な推理。真実はいつもひt・・・いや、気安くチセの手を握るんじゃねぇ!
オベロンのささやき
しかしオベロン、気になる点もあります。エリアスのチセひとりに対する親切をいつまで続けられるかな?みたいなことを言ってました。ティターニアに引っ張られてうやむやになりましたが、エリアスからは答えを聞けていない気が。
エリアスは過去にも人間を連れていたことがあって、実験だとかおもちゃなんかにしていたことがあるとか?それか人外の魔法使いが人間の少女を連れ歩くのが、単にあの世界の住人には奇妙に映るとか?後者であってほしいなー。人間の世界でも少女連れ歩いてたら人によっては白い目で見られるし、別段気にすることではないから。
チセとエリアスの距離感に進展?
ウルタールで初仕事を終え、エリアスに抱きかかえられたチセが初めてエリアスの顔に触れます。エリアスも「初めて触れられた」と反応しているのでふたりの間に少し進展が見られたシーンなのかなと。
エリアスの表情なんて全然分からないのに、チセは彼の瞳からその表情を読み取ります。ここ、エリアスがデフォルメされなくてよかった。『ハガレン』のアルフォンスだったらすぐフニャフニャしてたところですよ。
チセがエリアスに心を開いてきたわけだし、もうチセのこと実験体とは見れないでしょ。前半のほうで猫のモリーが言ってたエリアスの欲しかったものってたぶんこういう感じの、『鋼』で言うところの「魂の友」的なやつでしょ。このふたりの場合、もうプロポーズしてるから「魂の嫁」になるのか。500万ポンド課金して手に入れた嫁だから魂以上の何かがつきまといそう。
エリアス、とりあえず一回爆発しとこうか。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第5話感想【魔術師の言うことは信用できるか】
アニメ『魔法使いの嫁』第5話の感想です(ネタバレあり)。チセの初仕事ですがショッキングなシーンがございました。前回で猫の村が舞台になって喋る猫がいっぱい出てきて、作者さんは猫好きなのかなとかチラッと思ってましたがそんなことない気がしてきましたよ。
「私を家族といったのはエリアスだけ」
あらすじ
魔術師たちに囲まれてしまったチセとエアリエル。エリアスが助けに来て事なきを得ますが、チセが他の魔法使いに比べて死が近いことが判明。また、チセが初仕事としてネコの村のとある事件を解決しようとしますが・・・。
感想
「スレイ・ベガ」は早死にする?
魔術師から明かされる衝撃の事実。チセの強大な魔力は体への負担が大きいから死が近いらしい。エリアスはそれを知っていたのでしょうか?どうも前回からエリアスはチセの扱いが雑というか何というか・・・。魔術師という存在が、まだこの時点では胡散臭いのですが、彼らのいうことを信じるなら、確かにエリアスはチセのことをどういう対象として見ているのか疑問が残りますね。
それでもエリアスへの忠誠心は揺るがないチセ
もう完全に落とされていますね、チセ。エリアスに首ったけです。確かに今のチセにとって、自分のことを家族と言ってくれる存在は大きいです。プロポーズされたし。周りの反応はあまりよくなさそうですが(アンジェリカとか)。
最近エリアスへの不信感が芽生えているからでしょうか、このチセの忠誠ともいえる態度が危なっかしく感じます。第1話で「自分の巣を覚えた」とか言われてたんだけどそれって本当に家族だと思われているのか心配。
いばらを発射して魔術師を退けるエリアス
チセの周りからいばらが発生!(?)高速でにょきにょきっと生えてきて魔術師を退けました。一瞬チセがまた秘めたる力を解放したのかと思いましたがエリアスのしわざでした。残念!「影なのに影が薄い!」とかエアリエルいいこと言うね。やること遅ぇよエリアス。
そしてチセが自分に向けられたナイフなどものともせずエリアスのもとへ行く時、ちょっと切り傷ができてしまいます。そういうピンポイントな出血は苦手だって言ったのに・・・。だからK1とかでそんな事態になったら握力なくなってまうって、それやったらいっそのことドバーっ!とやってくれたほうが現実味ない分むしろ平気なんだが・・・。とにかくチセ、もっと自分の体を大事にしろ。
そしてチセは、ミナとマシューの記憶の中へ。ここハリポタっぽいですよね。人の記憶の中に入るやつ。まるで本当にその場にいるみたいなのに、誰にも気付かれないやつ。
「あれは、嫌なやつだ・・・」当たってましたね。
胸糞悪ぃ・・・
・・・先に心の声が漏れてしまいました。
これはやばい。マシューやばい。どぎつい。さっきチセが傷ついた時、そんなリアルな傷やめてっ!(><)☆とか思ってたけど、いやーきついっす。ミナ、その扉開けちゃダメー!ってなりました。・・・しかし、このシーンちょっと長くないか!?
猫たちの活躍
ティム、かっこいい。ミナがかわいがっていた、彼女にしかなつかない猫。彼が最初の王だったんですね。もう散々胸糞悪いシーンの後にヒーローの登場だから盛り上がる。「かわいそうな悪魔になっちまった」何かカッコいい決めセリフを言うのかと思えばちょっとかわいい言い回し。
モリー、現代の猫の王。死んじゃったらあの女の子がかわいそうですが、この一件をクローズさせるにはそれしかないのかな。猫が自分の死に際を悟ったとき、飼い主のもとからいなくなるっていう話があるけれど、モリーみたいに自分の最後の仕事を成し遂げるためなのかもしれない。
たんぽぽのように・・・
チセが自分の魔法で、ミナとマシューの魂を浄化?します。
これであのふたりの魂は救われたのかな。このへんで、「あぁ、俺は今『魔法使いの嫁』見てるんだなぁ」って実感が戻ってきました。なんせついさっきまで胸くs(しつこい)
ミナがチセに対して「できればあなたはまだこちらに来ないことを祈るわ」みたいなことを言ってましたが、なんだか意味深。まだ若いチセに対してわざわざ言うことでもないでしょうに。まるでチセの死が近付いていることがわかっているかのように・・・。なんかいろいろ勘ぐってしまうなぁ。チセも自分の死のことを意識し始めちゃったみたいだし。
妻思いの青年マシュー
僕の中で最後までイメージ挽回できなかったマシュー。何か救われる要素あるかな?って期待しながら見てましたが特にありませんでしたね。悪いのはマシューにいろいろ吹き込んだあの魔術師なんだけど。
魔術師なんかに相談するなんて心が弱い、と思うのはこの現実世界からの物言いだからなのかな。精神的に追い込まれたり、誰かに助けてほしかったりする時ほど悪徳商法とか変な宗教に引っかかったりするじゃん。しかしこのアニメの世界観では魔術師も魔法使いも珍しい存在ではないので、追い詰められた人の行きつく先として魔術師にすがりつくのは案外珍しくないのかも?・・・と、マシューをフォローしてみる。
それか、せっかくイングランドにいるんだし、ベイカーストリートへ行ってみても良かったかもね!
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第4話感想【猫の国でチセの初仕事?】
あけましておめでとうございます。年末年始の喧騒と体調不良でだいぶ間が開きましたが、本日よりマイペースに投稿していきます。本年もよろしくお願いします。
アニメ『魔法使いの嫁』第4話の感想です。ピカッと光るやつ、あれ『メン・イン・ブラック』っぽいよね。猫の村へやってきたチセとエリアスはとある用事を頼まれます。ハニームーンとかいっては今回も別に用事があって来たらしいエリアス。弟子とか嫁とか言っておきながら、なんとなく扱いが雑なんですが。
「エリアスができるって言うのなら、やります」
あらすじ
チセとエリアスはハニームーンの次なる目的地で猫たちに出会います。ここで起きている不穏な空気の原因を突き止めて、解決するためにチセが動きます・・・。
感想
ドラゴンの巣から猫の村へ
電車で目を覚ますチセ。コンパートメントが映ってるシーン、ここハガレンっぽい。エドとアルがよくトランプしてたなーって。ちらっと電車内の通路が映りますが、ここはハリポタっぽい。ディメンターとか出てきてチセの遠い記憶(それも悪いほうの)を呼び覚ましそう。トラウマレベルの恐怖の記憶を持っているという点では、チセとハリーに共通点がありますね。そして人ではない、しかし喋る車掌さんと猫、ジブリっぽい。
喋る猫に反応するチセ
「喋った・・・」そらそういう反応するでしょ。前回のドラゴンの巣でドラゴンのような恐竜のような子たちが喋ってたのちょっと違和感あったし。チセはすんなり受け入れてたように見えたけど、内心思ってたんですね、「喋った・・・」って。
チセって幼少の頃から何かが見えたり聞こえたりしてたみたいだけど、動物の声は聞こえなかったのかな。今回喋る猫に反応してるあたりそうとも思える。
猫の王、モリーと出会うチセ
トップが女性なのがイギリスっぽい。女王陛下みたいな。しかしモリーという名はこれまたハリー・ポッターを連想させますね。言わずと知れた、ロンの母親です。最強の魔女の血を引いているという設定で、数少ない貴重な戦闘シーンではその最強ぶりを惜しみなく発揮していました(たぶん最終回のバトルシーン)。この女王猫のモリーさんにもその強さを期待してもいいのでしょうか?
池の真ん中にうごめく黒い影
なんかものすごいジブリっぽいのがうごめいています。ダイダラボッチでも出てくるんじゃないかという雰囲気の黒い影。エリアスはあれをチセに追い払ってほしいとのこと。なぜ自分でやらないのかというと、エリアスは影だから相性が悪いんだとかなんだとか。ちょっと、自分の弟子の扱い雑すぎません?大丈夫?将来嫁にするんだよね?
何者かに池に突き落とされるチセ
何者か「悪く思わないでくれ」→チセ、ザッパーーン!!
いやいや、悪気しかないでしょ。「私、池に突き落とされたけど、あの人には悪気がなかったんだから仕方ない」とはならないですよ、たとえ死に対してあまり抵抗のないチセでも。
ピカっと何かを光らせてたけど、「わっ!記憶消される!?」と思ってしまった私は『メン・イン・ブラック』の見すぎでしょうか。
魔術師登場、チセの思い
この物語でエリアスたち魔法使いと対をなす存在である魔術師が登場しました。前に魔術師と魔法使いの話を聞いた時から、仲悪いんだろうなぁとか思ってましたがその期待は裏切ってくれませんでしたね。チセを人質に取り、言葉巧みにチセを惑わします。
ていうかエリアス、誰かが張っているって分かってたんならチセひとりに行かせるなよ!「やはり」とか言ってる場合じゃないでしょ。将来の嫁の扱い雑過ぎない!?
あと、エアリエルがこの魔術師の言葉に耳を貸しちゃダメ的なこと言ってたけど、結局どっちの言い分がチセにとっていいのかわかんないな。ぶっちゃけエアリエルは魔法使い側だし、魔術師の言っていることも正しいかもしれないし。チセは魔法使いの弟子としてやってるからこの物語は魔法使い側を中心に描かれるんだろうけど、このままエリアスについていっていいのか、心配になりました。チセはちょっと情がわき始めているみたいだけど。「幻滅されたらどうしよう」とか気にし始めているし。次回が気になる終わり方でした。
こんな感じで終了です。
SUITS~スーツ~ シーズン1第9話 感想【挑発に乗るハーヴィー】
海外ドラマ『スーツ』第9話の感想です。年末忙しいのに仕事に気合が入らない?そうだ、最近『スーツ』見てなかったな・・・てな具合で見た今回のエピソードですが、ハーヴィーが珍しく(?)闘志を燃やします。
“... Never come back to my town again.”
あらすじ
肺がん患者の原告団を率いて訴訟を起こすハーヴィー。相手の被告側の弁護士はボストンの敏腕弁護士トラヴィス・ターナー。ハーヴィーをやたらと挑発し、手のひらで転がす強敵です。いっぽう、ピアソン事務所ではライバルの法律事務所に情報漏洩した者がいて・・・。
ジェシカ「昔の傷をえぐるなんてひどい奴ね」
ハーヴィー「俺でもそうする。この案件、譲ってくれ」
マイク「レイチェルが濡れ衣で停職になっちゃった」
感想
ハーヴィーとターナー、ライバル対決?
このふたりが会うのはたぶん初めてなんだろうけど、それぞれがニューヨークとボストンを拠点にしているというだけでハーヴィーはライバル心を燃やします。ターナーがボストンから来たと聞くと「レッドソックスは興味ない」とバッサリ。いや、野球の話はしてねぇよ。
アメリカのメジャーリーグではニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスはライバル関係ですからそれを意識しているのかな。ちょうど、阪神と巨人みたいな。ハーヴィー役のガブリエル・マクトも野球が好きらしいし、この設定を楽しんでそう。
実は野球少年だったハーヴィー
少年野球のピッチャーだったハーヴィー。過去に肩を壊して大事な試合で投げられなかったそう。さらにその試合はハーヴィーがいなくてもチームが勝利し、ハーヴィーにとっては心身ともに古傷となる思い出になりました。なぜかターナーはそのことを知っており、ハーヴィーの苦い記憶を思い出させて挑発します。
ハーヴィー、昔ピッチャーだったんだ。確かにガッチリした体格してますもんね。俳優のマクトさんが何のスポーツを経験していたのか分かりませんが、野球やってたと言われてもうなずけます。
やたらケンカを売られるハーヴィー
原告団が肺がんなどの病気をわずらう原因となった高校で待ち合わせるハーヴィーとターナー。ひととおり言い合ったあと、ターナーは和解を提案します。一枚の紙を渡して立ち去るターナー。どんな条件なのか、ハーヴィーが紙を開くとそこには「Kiss my a〇s」の文字が(笑)。
ここまで挑発されるのも珍しいハーヴィー。しかし取り乱す様子はなく、冷静に裁判に向けて情報を集めていきます。
濡れ衣でレイチェルが停職処分に
ライバルの法律事務所に情報を漏えいした人物がいるとかで、ルイスがマイクを含むアソシエイトたちを招集して呼びかけます。でも実際に捕まったのはレイチェル。そして間接的に、不本意ながらマイクが彼女を密告してしまい、事態はややこしいことに。マイクは彼女がそんなことをするはずはないと、無実の罪を晴らすために奔走します。
5年もピアソン事務所に勤めていたレイチェル。結構長いんだ。ロースクールの試験に合格できないとかなんとか言ってた気がするけど、どういう経緯で今の職に就いているのか興味があります。新卒至上主義の日本とちがって、学校を卒業してからの進路って人それぞれだと思うからどっかで詳しく言及してほしいな。レイチェル、憤慨してそのライバル事務所に面接に行ってしまいます。したたかな人だ。
レイチェル事件の調査でIT部に乗り込むマイク
ピアソン事務所にIT部なんかあるんや・・・。この事務所、ワンフロアのテナントを借りてるのかと思ってたけど、結構フロア数あるらしい。まさかビル全体じゃなかろうな。丸の内でもなかなかそんな所ないですぜ。
IT部のいかにもな感じの社員、ベンジャミンと話すマイク。ベンジャミンは名前を略すのが好きではないらしく、マイクのことを本名のマイケルと呼びます。某敏腕元スパイと一緒の呼び方でちょっと違和感。
ほんと余談ですが、マイクはベンジャミンのことをベンと呼んでいます。そこで、ベネディクト・カンバーバッチもベンって呼ばれてたことを思い出しました。ひと口に「ベン」といっても、そこから予想される本名は何通りかあるのね。
ハーヴィー、盗聴器を使って偽証のハッタリをかます
途中、情報屋みたいなのを雇ってターナーのことを探っていたハーヴィー。結局手段を選ばない、という感じで盗聴器を使い、ターナーが原告団を脅していたという事実を入手。この事実でターナーをゆすり、原告団に賠償金を支払わせる形で勝訴しました。
情報屋の女の人が言ってたけど、ハーヴィーが相手の弁護士について探りを入れるのは珍しいことらしいです。今回はそれだけハーヴィーに気合が入っていたということかな。いつも冷静で、マイクが何かミスしたり、形勢が不利になったりしても頼りになるハーヴィーでしたが、今回は精神面をちょっといじられてしまったかなという印象。それでも泥臭いとまではいかなくても、少し必死さが出ているハーヴィーが見られてよかったです。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第3話感想【人とドラゴン、死に対する考え方】
アニメ『魔法使いの嫁』の感想です。前回、エリアスとのハニームーンでアイスランドにやってきたチセはドラゴンにさらわれました。チセ大丈夫かなぁ、と心配しながら迎えた第3話。初めて使う魔法でいきなり氷輪丸を発動するチセのポテンシャルならドラゴンも簡単に倒せてしまうだろう、だって効果バツグンだもん、と自分を励ましながら迎えた第3話の感想です。
「その名にある鳥のように、君も生きるためにこの空の下を飛びなさい」
あらすじ
アイスランドにハニームーンでやってきたチセはリンデルに連れられアイスランドにあるドラゴンの巣へ。そこで間もなく地に還ろうとしているドラゴンの長老と出会う。
感想
アイスランドにドラゴンの巣
ドラゴンに連れられて、あぁついに敵が登場か、バトルが始まるのか・・・と思いましたが、どうやらただのイタズラだったようで安心しました。魔法がテーマのひとつなので、バトル的な展開も期待してますが、しばらくはチセが傷つかなかったらそれでいいかなと思っていたり。しかしイタズラでドラゴンに人を加えさせて空中を移動し、あげくには水辺に放り込むなんておイタが過ぎるでしょ。
ドラゴンの巣の管理者
このドラゴンの巣の管理者、エリアスよりずっと年上らしい。前回、牧師のサイモンがエリアスのことを「いつから存在しているか分からない魔法使い」のようなことを言っていましたが、そんなエリアスよりもずっと年上ってことは相当年季の入った人物です。イタズラ好きなのは300年前から変わらないとか言われてますし。しかしこのリンデルといい、ロンドンに行ったときにエリアスの変装といい魔法使いの年寄りたちは若作りしすぎです。もっとダンブルドアみたいに潔く、いかにもって感じの恰好をしてみてはいかかでしょうか。
ドラゴンのひなたち、喋る
3頭の個性あふれるドラゴンのひなたち。ドラゴンというよりほぼ恐竜。そしてめっちゃ喋る。なぜだろう、第1話、第2話で妖精とか人外の存在がさんざん喋っていたのに、このドラゴンのひなたちが当たり前のように喋っていると違和感を覚えてしまう。
チセとドラゴンたちの死に対する思いが違う件
ドラゴンの長老がいうには、ドラゴンたちは死を恐れていないと。だから地に還ることを肯定的にとらえており、ドラゴンのひなたちも悲しいそぶりをみせず、まるでめでたい祭の日が近づいているかのように「もうすぐだね」と言っています。
それに対して人間は死を悲観的にとらえている。死が、生前にやり残したことを悔やんだり、大切なひとに会えなくなったりすることに繋がるから。
でもチセは、生きている人間にして死を羨んでいます。水辺に放り込まれたとき、どんどん沈んでいく体をよそに這い上がろうしませんでした。リンデルが驚くようすが見られます。ドラゴンの巣の管理者として、ドラゴンたちの死生観に理解がある者としては奇異に映ったのだと思われます・・・。
いや、普通に考えても異常か。人間なんだから死を恐れて当然。生きたいという意思がもっとも強いはず。だから緋村剣心も奥義を習得できたんだ。エリアスがドラゴンの巣のあるアイスランドにチセを連れてきたのは、心のどこかで死にあこがれているチセを考え直させるためだったのかも。コイツ、そこまで考えているのかな。
でもチセ、ドラゴンの長老にいいものを見せてもらったと思います。長老さんが地に還り木となるシーンで、チセとドラゴンのひなたちのリアクションの違いがちょっと切なかったな。今回見せてもらった空が、ちゃんとチセの中で生きるかどうかは今後も見守っていきたいところです。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第2話感想【チセが高いポテンシャルを魅せる】
アニメ『魔法使いの嫁』の感想です。前回いきなりプロポーズされ、それが冗談ではなかったとうすうす気づくチセ。プロポーズされたのにこんなにもときめいていない女の子も珍しいです。
「ひとの弟子に勝手にあれこれ教えないでくれ」
あらすじ
前回、人外の魔法使いエリアスに、某プロ野球選手顔負けの莫大な金額で落札されたチセ。ラストでプロポーズされ、今回はハニームーンの準備にふたりでロンドンへ。
感想
チセとエリアス、(僕が)念願のロンドン上陸
第2回目にして、念願のロンドンにやってきました、チセとエリアスです。ウォータールー駅、元ビッグベン、あといろいろ。街の景色が見られて嬉しい。聖地巡礼の対象になるんでしょうか。エリアスの変装、確かに胡散臭いわ。
アネゴ肌の魔法道具屋さん、アンジェリカ
魔法の道具を扱っているアンジェリカさんを訪れるふたり。アンジェリカさんチセのことを理解してくれそうないい人でよかった。『ハガレン』に出てくるイズミとちょっと被るかも。男勝りなところがあるけどそれが頼りになる的な?
この世界の魔術師と魔法使いの違いについて説明されるチセ。話を聞いていると、魔術師のほうが強そうな印象です。魔法使いは自然の摂理に干渉する。そんなこと聞いたら魔法使いは世のことわりを乱すヤツとか言われて、魔術師側からいろいろヒンシュクを買い、やがては戦乱を巻き起こす・・・という絵が容易に浮かぶ。異教徒だとか、イシュヴァラの神に背く行為だとか。
チセ、高いポテンシャルを見せ付ける
初めて魔法を体験することになり、アンジェリカからクリスタルを渡されるチセ。好きな花を思い浮かべて、クリスタルをその花の形に変えようとしますが・・・。
チセのポテンシャルが高すぎて、うっかり氷輪丸を解放したかと思った。厳密には氷ではなくクリスタルだけど。アンジェリカの部屋の床一面をクリスタルのポピーで覆う荒業を披露するチセ。アンジェリカも、そんなにクリスタルであふれるもっと前に止めればよかったのに。チセの強力な霊圧に押されたか。
チセは夜の愛し仔(スレイ・ベガ)とかいう、いわくつきらしい。これはエピソードを追って理解することにしますか。
ヌオーみたいなやつかわいいと思ってたらついてきた
アンジェリカの店にいた、トカゲのような、ポケモンのヌオーのようなやつ、めっちゃかわいい。エリアスとチセがアンジェリカの店を発つときとか前に出てめっちゃ見送ってたけど、気づいたらエリアスの家までついてきてたという。かわいい。
エリアスの家の前に待ち人
家に帰ると、玄関の前に待ち人がいました。今回のもうひとりの新しい登場人物、サイモンです。2時間も家の前で待ってたとか、せわしない日本では考えられませんな。電車が5分遅れたら駅員に怒鳴る人がいるような国ですから。この人は列車が半日遅れていても大丈夫なんだろうな。神父だか牧師だか知らんけど暇なんかな。「〇ね」「ストレートすぎだろ」
アイスランドへハニームーン
ハニームーン。新婚夫婦がイチャコラする・・・わけでもなく、普通に散策するチセとエリアス。と、そこへハリポタのハンガリー・ホーンテール顔負けのドラゴンにチセが連れ去られたところで終了。たぶん大丈夫なんだろうけど、無事であると安心させてほしい。なんならまた始解してもいいんですよ、チセさん。
こんな感じで終了です。
アニメ『魔法使いの嫁』第1話感想
アニメ『魔法使いの嫁』の一部ネタバレ感想です。Netflixで海外ドラマを漁ってたら(元)ビッグ・ベンを背景にした赤髪の女の子が目にとまって見ることにしました。Netflixでは英語のタイトル『The Ancient Magu’s Bride』だったけど『魔法使いの嫁』からどうやってその訳になるのか。直訳したらネタバレになるのか。そのへんも気にしながら見ていきたいと思います。やっとアニメの感想書き始めたよ・・・
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「僕は君を僕のお嫁さんにするつもりでもあるんだ」
感想
500万ポンドで落札されたチセ
日本円にして約7億5500万円。日本プロ野球界で注目されている大谷選手の移籍金より高いかもしれない。25歳未満の国際FA選手の契約は日本円で5億と上限が設けられています。チセも25歳未満、日本からイギリスへ渡るのである意味国際FA選手ですね。規約違反です。
女の子の名前を知らなかった落札者
落札したエリアスが、対象のチセの名前知らんかったらしい。オークションの商品だからそこまでの人権はないのが普通のなのか。でも出品される前の名前をちゃんとつかってくれるのは、過去を尊重してくれているってことなんかね。
「あんたは今日からセンだ!わかったら返事しな、セン!」とか言われなくてよかったね。
エリアスの家
イギリスが舞台っていうもんだから、ロンドンの街がアニメで見れる!と期待してたけど、いきなり田舎にいっちゃいました。エリアスの家の前まで来て、ようやくイングランド移籍を実感するチセ。ほんとに何も知らない状態で落札された様子。世捨て人になるにはまだまだ早いですよ。
良かった、コミカルなシーンあった
入浴のサービスシーン?頂きました。緊張感のあるシーンが続いていたので、コミカルな場面があってよかった。デフォルメ・エリアスかわいい。「大丈夫です。だから、入ってこなくて大丈夫です。」淡々と言うところがかわいい。
おいしそうな料理を振舞われ、歓迎されているのだと悟るチセ
ゲンキンです。グラタン?マッシュドポテト?うまそうな料理が食卓に並んでおりますが、イギリスって飯まずいんじゃなかったのか。エリアスって人外だけど、食べるものは人間と同じ?
お隣さん(エアリエル)から夜の散歩のお誘い
嫌な予感がしましたがやっぱり的中。目が赤い奴ってだいたい良からぬことを企んでるよね(大偏見)。ほんでチセにからみつく無数の手はホラーですか。ゲームの零シリーズ思い出しました。そんなシーンなかったっけ。
チセが自分の腕を刺した?とき、ひと筋の血が流れたけどそれはいらんでしょう!せっかく平和に終わりそうやったのに、わざわざ彩を添えてくれなくても。ちなみに血ドバー!のほうが現実味がなくて平気。よくK1とかで顔に切り傷ができてそこからたら~っと垂れてるの見ると、握力がなくなる。
プロポーズ?
チセがエリアスに抱き寄せられたとき、暖かいけどこわばってる気がしたのは、やはり個の後のセリフを言うために緊張してたからなのかな。人外でもわりと緊張するのね。
「あれ?言ってなかったっけ?」って白々しいわぁ。聞いてない聞いてない、私そんな(自重)言ってないのバレバレですやん。
いきなり敵キャラがバン!と出てきてこれから戦いが始まる!とか、エリアスが無双する!とかいう展開じゃなくてよかった。チセはこうやって引き取られましたよっていう場面の紹介みたいな感じで終わってくれたので、落ち着いて整理して次の話に進めます。
こんな感じで終了です。