空想のインターセクト

空想するタネ

海外ドラマや日本のアニメなどの感想をメインに書いていきます!いつか立派な花を咲かせるんだ…!

多摩湖自転車道を軽く走ってきた

 自転車で多摩湖まで

9月の2回目の三連休に時間を持て余していたので(暇だったので)、練馬の自宅からクロスバイク多摩湖に出かけました。

 

最近YouTube「モトブログ」なるものにハマっていまして(バイクの免許は持っていないけど)。バイクに乗ったライダーさん視点の映像を流しながらいろいろお喋りしている動画です。そんなモトブログを見ていたら自分も走りたくなり、自転車で多摩湖を目指すことに。

 

前から気になっていながら、クロスバイクを買って1年以上たっても実行に踏み切れませんでした。というのも多摩湖自転車道のスタート地点(関前5丁目交差点)がすでに自宅から10km強離れておりまして、そこから多摩湖の最東端までさらに約12kmほどありまして。。。

 

自転車道を走るのはウルトラ楽しいですが、スタート地点に立つまでがちょっと長いです。おそらくスタートする頃には少々疲れが出ているだろうし、貴重な水分も消費しているためハードルが高いです。

 

移動距離が長いって話をしていたのにさらにハードルが高いって、横移動に縦移動も加わっちゃったよ、そんなんやってられるかと。自分で書いてても意味不明ですがそうやって悶々としながら、グーグルマップで「多摩湖自転車道」と検索してはブラウザをそっ閉じする日々を送っていました。

 

でも9月の1回目の三連休にノリで練馬から羽田空港まで自転車で約30km移動して、今回の多摩湖行きはそれ以下の距離だったのでようやく重い腰が上がりました。今考えたらクロスバイクをすごい持て余してるのでこれを機会にもっといろんな所に行きたい。

 

プチ改造したミストラル

僕の愛車ミストラルですが、ネットの先輩方の経験談を参考に少々手を加えています。タイヤを純正より細いものに履き換え、ハンドルをフラットからブルホーンに換えました。

 

細かい話は苦手なので割愛しますが(笑)、タイヤのおかげで重量が1kgほど軽くなり、ハンドルの形状が変わったため運転姿勢が2パターンに増えました(これが結構楽)。

 

タイヤが細くなったためか重量が減ったためか、交換前より体感でギア1つ分軽くなった気がします。あと階段等で自転車を持ち上げるときは軽さを実感しますね。ハンドルの変化は姿勢を変えられるため、同じ姿勢を長時間キープする必要がなくなり、疲れも軽減されました。また前傾姿勢で走れるのもいいですね。

 

多摩湖自転車道を走る?

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我が町練馬の総本山、練馬区役所

 

当日に行くと決めたので出発は15時ごろと遅めです(笑)。でも今日は秋分の日だし、昼は長くも短くもないんだから大丈夫だろと暴論で自分を励ましつつ出発しました。

 

関町5丁目の交差点にたどり着き、体力も水分もチョコレートのダースもまだ余裕があったためスタートします。最初は大通りの脇に自転車走行マークがあって車の横を走ります。普通の道やん、と思いながら途中からきっと走りやすい道が待っていると思っていた時期が僕にもありました。

 

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何かがおかしいと思い、グーグルマップで現在地を調べてみると・・・

 

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休憩がてら現在地を調べてみると、西武線と並走する自転車道にいるはずが西武線がだいぶ離れているではありませんか。これは、つまりあれです。道を間違えたのです。

 

幸か不幸か、自転車道の近くにある花小金井駅までまだ近いところにいたので、すぐにルートを修正!駅まではすぐでした。そして自転車道内にあるベンチにてひと休み。花小金井駅休憩スポットになっているんですね。

 

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今度こそ多摩湖自転車道を走る

路面は走りやすいです。さっきの道と全然違う!さすがに河川敷の道路に比べると少々窮屈な感じは否めませんが、自転車同士のすれ違いでヒヤリとするようなことはありません。スペースに余裕をもって走れます。

 

下調べで100メートル置きに道と交差するため車止めがあります。しかしタイムアタックをするわけではないので、それほど気になりませんでした。車止めは何回も繰り返すうちにコツをつかみ、シュシュッと自転車をくねらせてスムーズに通れるようになります(笑)。他の歩行者や自転車に気を配るのはもちろんです。

 

この自転車道は交差する道路によって頻繁に途切れます。しかし途切れては復活、また途切れては復活、という道が続くため何が何でも多摩湖まで連れて行ってやるんだという気概を感じます。小平駅前で途切れたときは続きがあるのか少し不安になりましたが、信じて進めばまた自転車道にめぐり合えます(笑)

 

そして多摩湖到着!

 

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綺麗です。出発が遅かったのがむしろ良かったのか、綺麗な日差しをバックに湖を眺められました。帰りの事もあるので、湖の周りは走らないで東側でのんびりしてました。

 

復路スタート

今回は自転車道がメインのため、多摩湖の感想はそこそこに復路へ参ります(笑)

 

写真を撮らなかったのですが、多摩湖に着く直前に苦しい上り坂がありました。そんな上り坂も帰りは下っていけるので気持ちいいです(スピード注意)。颯爽と走っているところ、自転車の後輪に細い枝が引っかかり、悲しい音を立てながら自転車のチェーンを鞭打っていたので途中で止まりましたが。

 

小平駅前の富士そばで腹ごしらえして再出発。あたりはすっかり暗くなりました。

 

自転車道街灯に明かりが灯っていて真っ暗ではなかったです。ただライトは絶対必要ですね。歩行者とすれ違う自転車に気をつけながら、ミスチルの『ロードムービー』を脳内再生しながら帰り道を行きます。「街灯が2秒後の未来を照らし…」

 

再び関町5丁目の交差点へ。ここで道を間違えたんだなー。

 

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看板がフラッシュで見えない・・・(汗)

 

この後も何事も無く自宅まで戻ることができました。行きで道を間違ってしまったので、今度は完全版ということでリベンジしたいです。

 

今度は荒川を攻めようかな。

 

 

こんな感じでした。

 

 

 

自分が苦労したから子どもに英語を勉強させるという親の残念な理由

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少し前の記事ですが、幼少期の英語教育について個人的に反対なのでちょっと思ったことをつらつらと。反対といっても、英語なんて勉強の習慣がついた小学校高学年~中学ぐらいから始めればいいんじゃないの?という程度のものですが。

 

子どもに英語を習わせる親の「致命的な誤解」 | 英語学習 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 

自分が英語で苦労したからという理由

自分が英語で苦労したから子どもには早めに英語学習を受けさせたい考えの親と子どもについての記事です。苦労したという親御さんたちはどの場面で苦労したんだろうと思ったら、記事によるとどうも学校での試験や受験勉強でのことらしいです。

 

学生時代の勉強で英語に苦労したということは、社会に出てからはもう克服されているのでしょうか。自分がした苦労を子どもにさせたくない。その思いから子どもには幼少の頃から学校以外での英語教育を受けさせるなんて、自分たちの親に「小さい頃なんで英語を習わせてくれなかったんだ」とか思ってそうだな、というのが最初に出てきた感想です。

 

語学学習って結構自主的に勉強するのが大事なところがあるので(他の科目もそうですが)、英語教育を受けさせるという選択は、少々他力本願な発想が垣間見える気がします。自分で英語を学ぶ環境に身を置けばいくらでも学ぶことはできますし(安直に外国語学部へ進学した自分への戒めでもあります。数年前の自分に言って聞かせたい)。

 

この記事の後半で触れている子どもが勉強するきっかけである「おもしろい」と思わせるはたらきかけをしたほうがいいと思う。『アナ雪』を英語音声で一緒に見るとか(笑)

 

幼少からの英語教育の理由として「臨界期」

小さいころから英語を身につけさせたい。それで語学が定着しやすいとされる「臨界期」の小学校高学年ぐらいの子どもに学ばせる、と。確かに一番言語が身につく時期なのはわかります。わかりますが、この記事によると「若いころ苦労した」親御さんたちが実際に「苦労」したのは前述のとおり学校での試験や受験勉強のようです(もちろんそれだけじゃないだろうけど)。

 

それで早くから英語教育を受けさせているようですが、それが学校で習う英語とは必ずしもマッチしないのでは?小さい子どもが通うような英語の習い事というと英会話教室が一番メジャーだと思います。英会話教室では日本の英語教育独特の、机にむかって黙々と取り組む英語なんか教えませんよね。もっと実践的な、言語の本来あるべき姿といえるコミュニケーション重視の英語が学べるところです。そんな英会話教室で習う英語が、はたして日本の受験英語にどこまで役立つか疑問です。

 

日本の英語教育は小学校での英語科目を履修する学年がさらに早まる、座学ではなくコミュニケーション重視のカリキュラムになるなど、次第に変わりはじめています。ただこの記事で触れられている子どもたちがその変化のメリットをすぐに享受できるでしょうか。今変わり始めている英語教育の効果が出るのはもう少し後の世代じゃないかなと。表題のような理由で英語を学ばせている親御さんたちには方向性を検討してほしいな。

 

大人と子供の学び方の違いについて

大人は語学学習をする際、TOEICで何点以上得点するとか仕事に役立てるとか目標を設定しますが、子供はそんなことはしないと。子供が何かを学ぶ基準やモチベーションになるものは、その対象が「おもしろそう」だとか自分に意味があるか、などがあるそう。

 

これには少し心当たりがあります。僕が中学生のころは興味本位で英語を勉強してました。同級生にフィリピンからの転校生がいて、その子と話したいがために試験前以外でも英語を勉強。風呂上がりの過ごしかたは歯ブラシ片手に当時買ってもらった和英辞書を眺めるというものでした。中学生の頃だったから、いわゆる「臨界期」は過ぎてたんですけどね!

 

他の印象に残った例

黒のクレヨンの件、闇を感じる・・・。インターナショナルスクールに入れられた子どもが自分の学習環境に不満を持っていて、クレヨンで絵を描く時間に黒のクレヨンしか使わなくなったとか。

 

神戸に住んでるから英語はできてほしいという理由。国際都市神戸だからということでしょうか。石ころ投げたら外国人に当たるぐらいおるかな?

 

 

あとは将来英語を使って何をするか、を考えさせてあげるのもいいかもしれませんね。英語プラスαが求められる、とずいぶん前から言われてますので。語学は関係ないけどピアノとかバイオリンって子どものころから練習して感覚を養っていかないとプロのレベルにはなれないみたいそうですね。どのレベルをもってプロとするのかはわかりませんが、「人並みに演奏できる」ではなくその道で食べていくぐらいになるには幼少のころからの練習が必要だと。英語に関してはそういうことはないので、勉強の習慣がつき始めた小学校高学年以降から学ばせても、決して遅くはないと思います。なんなら、大人になってからでも。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

映画『ドクター・ストレンジ』を『シャーロック』ファン目線で観た感想

先日、映画『ドクター・ストレンジ』をHuluにて初めて観ました。観ようと思ったきっかけは僕が好きなBBCドラマ版『シャーロック』で主役を演じるベネディクト・カンバーバッチが主演だから、という超ひいき目のものです。今回は『シャーロック』のファン目線で観た『ドクター・ストレンジ』の感想を書いていきます。(ネタバレを含みます)

 

※Huluでの配信は12月15日までです。

 

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© 2017 Marvel

 

 

シャーロック・ホームズを連想させる人(モノ)たち

悪役カエシリウス役のマッツ・ミケルセン

宿敵カエシリウスとして登場したマッツ・ミケルセン。ドラマ『ハンニバル』等で有名ですが、彼のお兄さんであるラース・ミケルセンが『シャーロック』のシーズン3第3話に登場しています。

 

ラースは『シャーロック』でチャールズ・マグヌッセン役で登場しました。マグヌッセンは「恐喝王」と呼ばれ、あらゆる人々の弱味を握って圧力をかけるという、まさに見えないチカラで人を支配する存在です。ジョンやメアリーなどシャーロックの周りの人たちを脅し、シャーロックさえも術中におさめてしまった強敵です。

 

そんなマグヌッセンはシャーロックに脳天を銃でぶっ放されるという最期でした。『ドクター・ストレンジ』でベネディクトさんは、そんな因縁の相手の弟さんと戦いを繰り広げます。兄がそんな形でやられたんだから、そりゃ弟のマッツもダークサイドに落ちるってもんです。

 

ヒロインのクリスティーン役のレイチェル・マクアダムス

ストレンジの同僚の医者で恋人のクリスティーンを演じるレイチェル・マクアダムス。彼女はガイ・リッチー版『シャーロック・ホームズ』にてアイリーン・アドラー役として出演しています。

 

アイリーン・アドラーシャーロック・ホームズの恋人というわけではないですが、今回演じるクリスティーンは同僚で恋人という、似たようなポジションに来たなと感じました。知的な男がお好きなのか、それとも知的な男の恋人というイメージを向こうでは持たれているのか。

 

しかしかわいい。医療現場でのシーンでもプライベートのシーンでも両方かわいい。驚くことに?ご本人はもうアラフォー女性。白人は劣化が早いとは何だったのか。

 

ストレンジが身に付ける赤色の「浮遊マント」

本編の途中でストレンジのことを気に入ったようすの「浮遊マント」。このマントは意思を持っているようで、さまざまな形でストレンジを助けます。

 

本編では、ストレンジがこのマントの襟をシャキッと立たせるシーンがありますが、その姿がシャーロックに似ている!『シャーロック』でもロングコートの襟をカッコよく立てているベネディクトさん、『ドクター・ストレンジ』でも監督から「やって」と言われたのかな。

 

マントの襟が勝手にベネディクトさんのお顔をなでなでするシーンがあります。テレビCMでも流れた、ストレンジが”Stop!”というシーンです。「どっかの探偵さんの真似かい?」とでも言うかのように。

 

 

本編についての普通の感想

ストレンジが手を負傷する事故について

あらすじでは事故によって神の手を失ったとあります。どんなひどい貰い事故に遭うのか、それとも医療現場での不幸な事故なのか、と冒頭からいろいろ勘ぐって見ていたのですが、普通に車の運転中の不注意による交通事故でワロタ。これでは悲劇のヒーローになりきれない。

 

クリスティーンに当たってしまうストレンジ

事故の後、あらゆる手術を受けても後遺症の手の震えが治らず、クリスティーンに当たってしまうシーン。ベネディクトさんの”So much!”がすごく嫌味っぽい言い方で、ノンネイティブな自分でもその攻撃的な感情が伝わってきました。文字に起こすと”Soooo much!”ぐらいか。ベネディクトさん好きやけど、何もそこまで言わんでも・・・(演技への褒めことば)。でも悲しむクリスティーンもかわいいからいいや。

 

たまに笑い所があって、暗くなり過ぎないのが好き

主役のベネディクトさんは良い意味で渋いおじさんでシリアスな役が多いです。そんな彼が主人公を演じるのでストーリーも重いのかなと思ってました。しかしところどころ笑いを誘うシーンがあり、雰囲気が暗くなり過ぎなくてよかったです。カエシリウスに話が通じてないところは最高にStrangeだし、ラスボスのシーンもシリアスかと思いきや結構シュールで力が抜けちゃう。

 

あと、エンシャント・ワンから洗礼を受けるシーン、ベネディクトさんが終始叫んでてかわいかったです。ベネディクトさんはどうしても『シャーロック』のイメージが強いので、あの低音ボイスでの雄たけびを聞けて満足。あのシーン、『鋼の錬金術師』の「真理」もあんな感じなのかなぁと思ったり。怖くて実写映画観に行ってないけど。

 

 

全体的に・・・

『シャーロック』主演のベネディクトさんが出てるからという理由で観た『ドクター・ストレンジ』ですが、また違ったベネさんが見られて楽しかったです。シャーロックもストレンジも高慢なところがある役ですが、それぞれ違ったキャラクターとして見ることができました。ストレンジは高慢だけど社会不適合者ではないし、シャーロックは良い大人ですが可愛げがあります。本編でも赤ちゃんに喩えられてるし。シャーロックファンとしても満足、そうでなくてもボリュームのある楽しい映画なのはさすがマーベルだなと思います。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

トランプ大統領の"sick puppy"に対するさまざまな日本語訳

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アメリカのトランプ大統領が、米国内の演説で北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長を"リトル・ロケットマン"や”sick puppy”と非難していました。"リトル・ロケットマン"はそのままカタカナ表記になりましたが、”sick puppy”については各メディアのニュースでいろいろ翻訳例が分かれていました。なので今回はこの”sick puppy”の日本語訳をピックアップしてみます。

 

sickとpuppy、今回の翻訳に使えそうな辞書的意味

 

まずアルクさんの英辞郎を使って、辞書的意味を確認します。

sick

【1形】

  1. 病気の、病気になった
  2. 病人のための、病気を治す
  3. 〔表情などが〕青ざめた、不健康そうな
  4. 吐き気がする、むかついた

・I feel sick whenever I travel by plane. : 飛行機に乗るといつも吐き気を催す。

  1. 〈軽蔑的〉〔心が〕病んだ、異常な
  1. 〈話〉趣味が悪い、怪奇な

 

 

 

puppy

【名】

  1. 〔通例1歳未満の〕子犬◆【同】pup

・Oh my God! What a cute puppy! : 何この子犬、超かわいい!

  1. 〈やや古〉〔生意気な〕青二才、若者◆【同】pup
  2. 〔キツネなどの〕子◆【同】pup

 

 

英辞郎 on the WEB(https://eow.alc.co.jp/)より

 

sickは1、5、6、puppyは1と2が今回の翻訳例で多く使われていたと思います。

 

各ニュースサイトの翻訳例

 

読売オンライン「いかれた若造」

『トランプ氏、正恩氏を「いかれた若造」と批判』

http://www.yomiuri.co.jp/world/20171130-OYT1T50048.html

 

直訳ではなく意訳がまじった例。個人的には一番しっくりきました。

 

産経ニュース「気味の悪い犬ころ」

『「ちびのロケットマンは不気味な犬ころ」 トランプ大統領非難』

http://www.sankei.com/world/news/171130/wor1711300011-n1.html

 

タイトルと本文で「気味の悪い犬ころ」と「不気味な犬ころ」の2パターンあります。日本語の細かな違いですね。あと今どき「犬ころ」なんて使う人いるかねぇ・・・。

 

時事通信社「病気の子犬」

『トランプ米大統領、金委員長は「病気の子犬」=北朝鮮ミサイル発射で』

https://article.auone.jp/detail/1/4/8/6_8_r_20171130_1511997932482134

 

どストレートの直訳です。子犬が病気だったら同情してしまわないかな。

 

「おじけづいた犬が大声でほえた」とやり返している。

 

犬ネタには犬ネタで?おもしろい返しを思いついたかもしれませんが、それには自国のトップを犬と認めている含みがないだろうか。

 

毎日新聞「病気の子犬」

トランプ氏 金氏中傷「ロケットマンは病気の子犬」 

https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00e/030/185000c

 

毎日新聞のニュース記事はこのあとの時刻に別の記事が出ていました。

 

毎日新聞「哀れなやつ」

北朝鮮ミサイル 「哀れなやつ」トランプ氏、金氏中傷再開

https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00e/030/229000c

 

意訳になりました。「病気の子犬」→かわいそう→哀れなやつ、という流れを汲んでいるのかな。トランプ氏のことば遊びを表現しきれていない感が否めませんが、直訳よりは好き。

 

テレ朝ニュース「病んだ子犬」(グッド!モーニングでも)

「彼は病んだ子犬」 トランプ大統領が追加制裁へ

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000115624.html

 

テレビでも見たのですが、他にも報道ステーションで「哀れな子犬」というのがありました。

 

 

以下、蛇足。

 

トランプ氏に限らず、英語の演説ではことば遊びがよく使われます。異国のことばを翻訳するとなると、オリジナルのおもしろさを伝えることと、正確な意味を伝えることに折り合いをつけるのが難しいですね。

 

個人的には読売新聞の「いかれた若造」が一番いいかなと。

 

“puppy”は確かに子犬という意味がありますが、わんこたちがかわいそうというか彼らに失礼なので、子犬以外の意味を採用しているこれが一位!

 

次点で毎日新聞の「哀れなやつ」。次点というか"puppy"について「子犬」系以外の「やつ」という訳を採用していたのはこれぐらいだったので。

 

あと他に良い翻訳が出てこないか、puppyを「やつ」に固定して、形容詞sickについて各メディアの訳を入れ替えると、

 

「いかれたやつ」:皮肉とかたとえとか一切使っていない、ただの悪口

「不気味なやつ」:自分の周りにもいそう。不気味な相手に若干引いているニュアンスになりかねないので、トランプが使うと威厳がなくなる。

「病気のやつ」:ほら、アイツの名前なんだっけ?あの病気のやつ!・・・って名前覚えてあげて (> <)

 

全然気の利いたこと思いつかない。やっぱハライチってすげぇ。

 

 

終了です。

 

 

英語学習者だけどポケモンは英語でやりたくない理由

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©2017 Pokémon.

 

11月17日にポケモンの最新作『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』が発売されました。

 

気になっているのが言語設定。英語学習者として、英語でプレイするかどうか迷っています。2013年発売の『X・Y』シリーズから言語設定が可能になり、日本のお店で購入したソフトでも英語でプレイできますが・・・

 

ただ個人的には日本語でやりたい。ということで、英語でプレイするデメリットを書いていきます。正しくは日本語でプレイしたい理由かもしれない・・・

 

ポケモンに関するマニアックな表現が出てくる場合がございます。

 

日本語でやりたい理由1:ポケモンの名前がわからない

ポケモンをプレイしていると幾度となく目にする表現があります。

 

「相手は○○をくりだそうとしている!」という文章。相手トレーナーのポケモンを倒したとき、次にどんなポケモンを出そうとしているかを教えてくれるものです。(シナリオ限定)

 

とても親切な機能ですが、英語名が分からなければなんの役にも立たない残念なお知らせ。たとえばHAXORUSをくりだそうとしている!とか言われても、何のポケモンか分からない。すると、自分の手持ちの誰だと相性が良いのか分からないし、いちいちネットで調べていたらテンポ悪いし、まず第一面倒だし

 

HAXORUSはオノノクスですが、ドラゴンタイプがブイブイいわせていた時代が終わったとはいえ強力なアタッカーです。シナリオでつれているポケモンたちは対戦に特化しているとは限らないので、相手のポケモンが分かるならこちらも相性の良いポケモンで有利な対面を作りたいものです。対人戦ではないにしろ、余計なダメージは受けたくないですからね。

 

ポケモンの英語名は最悪そこまで悲観しなくても、シナリオを通して徐々に覚えられるだけマシ。殿堂入りして、対戦用のポケモンを育てて、いざオンライン対戦に乗り込む頃にはある程度の英語名は覚えているでしょう。しかし僕が本当に心配しているのは、次のデメリットです。それこそ、対人戦でささやかな影響を及ぼしてきそうな気がしてならない。

 

 

日本語でやりたい理由2:技の名前がわからない

これです。技の名前はオンライン対戦のときに影響するとみています。

 

影響するといっても、ポケモンたちの英語名と同じく技の名前もシナリオを通して覚えられます。たとえうろ覚えでも技の最大PPの数からある程度は判断できるかと思います。ほのおタイプの技でPPが5しかなかったら、「だいもんじ」かな?とか。

 

それでも心配なことがひとつ・・・。

 

「外国語副作用」ということばはご存知でしょうか?第二言語を習得中のひとが、その言語を使っている間は知的レベルが一時的に下がるという説です。勉強中の英語で何かを考えているときは、母国語の日本語で考えているときよりもパフォーマンスが低下するかもしれないという。

 

大学受験の英語の長文問題って、結構頭使って解いた記憶があります。問題を解いているあいだは難しく感じても、実際に解答集で全文の和訳を確認すると、思ったより簡単だったってことありませんか?現代文の日本語で書かれた長文問題よりずっと簡単じゃん、こんな文章に苦労させられていたのか!という感じ。英語を読むときは頭の中で意味を変換しながら問題を解くので、簡単な内容でも頭を使ってしまうのだと思います。

 

それと同じ現象が、ポケモンの対戦でも起こるのではないかと危惧しています。

 

「むむっ!相手はゲンガーを出してきたな。えーっと、この技は何だっけ?・・・じめんタイプでPPが10だから『じしん』だな!よし、効果ばつぐん、食らえ!(^q^)」

 

・・・と、技の名前を推測してやっと思い出し、このターンはじゅうぶん考えたぞという気になって安直な選択をしてしまう可能性もあるのです。

 

ゲンガーは特性「ふゆう」を持っているので、じめんタイプの技は効果がないのに・・・という悪手の例を書きたかったのですが、最近ではメガ進化で特性が変わるので単純に悪い手ではなかったりして。ポケモンって難しい。

 

あと「外国語副作用」の件と被るかもしれないですが、対戦中に技の名前を推測することに脳のメモリを割いてしまうのが惜しいですね。対戦では相手の動き方を読み、こちらがどんな戦法を使っていくかをじっくり考えたい。そこで余計なものというか技の名前という基本中の基本に余計な集中力を割きたくないのです。そんなことまで気にしていたら、確かにパフォーマンスが落ちてしまう。感覚で技を撃ちたい。

 

 

日本語でやりたい理由3:オリジナルの表現を楽しみたい

ポケモンのゲームに出てくるセリフはユニークなものが多いです。そしてごく希にネタも飛び出します。

 

「かがくのちからってすげー!」という定番のセリフから「おじさんのきんのたまだからね?」というニッチなファン向けまでいろいろありますが、これらをひっくるめて母国語である日本語で楽しみたいです。

 

英語だと、その人のレベルにもよりますが細かなニュアンスが汲み取りにくいと思います。僕がそうです。相手のポケモンの弱点をついたとき、It’s super effective!とかいわれてもピンとこないあたり、自分はまだまだだなぁと思う。やっぱり「こうかはばつぐんだ!」って言ってほしいよね。

 

そして、ここぞ!というときのインパクトのあるセリフを英語で見て深く味わえる自信がありません。たとえばここにかわいいヒロインがいたとして「やめたげてよお!」と叫んだとします。これを英語で読んだとき、そのかわいらしさというか女の子っぽいところがわかるのだろうか。この単語のチョイスは女っぽいとか、フランクなスラングが使われてるとか工夫されたセリフが飛び出すのでしょうが、そういうところを生でダイナミックに感じ取れる自信がない

 

 

英語でやるメリット

否定して終わるのも後味悪いので、一応思いつくメリットを書いておきます。

 

・遊びながらたくさんの英語に触れられる。

試験勉強のように机に向かってガッツリ勉強するのではなく、ながら作業でも英語のインプットができるのは魅力的です。また、モチベーション維持にも役に立つと思います。

 

厚切りジェイソンも著書で言ってたそうです。英語が母国語の彼が日本語を習得するために意識したことは、いろんなものを日本語で経験するというものでした。

 

単語や文法など、勉強らしい勉強(うまく言えない)である程度の語学力が身についたら、ジェイソンが言うように今度は勉強中のその言語を使って経験するといいです。その手段のひとつとして、ポケモンを英語でプレイするという選択肢があげられます。

 

 

おわりに

ジェイソンの言い分もわかるんやけどなぁ。英語で始めたとしても、対戦用に育成するのってすごい時間かかるし、技構成も考えてから取りかかるから、対戦本番に「この技なんだっけ?」となることはないかも。そうなってる時点でトレーナーとしての覚悟が足りない。ポケモン・ムーンのシングルレーティング1400後半、そんなことを思う今日この頃です。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

 

入社時TOEICの点数を理由に研修受けさせてもらえなかった話

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僕が新卒で今の会社に入ったとき、新入社員研修のひとつとしてTOEIC IPテストを受けました。IPテストといえば学校や会社で団体受験するもので、僕が大学生のときも受験したことがありました。

 

結果は880点。人事の人は褒めてくれたけど同期には950点以上が何人かいるし、同じ外国語学部出身の友達に報告したら特に大きな反応もなかったです(くやしい)。まだまだ満足できない点数でした。

 

この入社時のTOEICの点数で、そのあと福利厚生に含まれる英会話研修を受けるかどうかが決まります。その基準を人事は明らかにしませんでしたが、同期の話をいろいろ聞いてると700点後半に届かなかった人たちが研修を受けているようでした。それ以上の点数の人は免除という名目で受けさせてもらえませんでした。

 

 

半年間の英会話研修で1年後の試験に備える

同期から聞いた話がもとになっています。

 

英会話研修の期間は約半年間。週1時間、ネイティブの講師とマンツーマンで英語を話します。そして別途教材(ア○クとか)を使った宿題が出るというものです。

 

英語のネイティブスピーカーと話せるのは1週間に1時間だけで、あとはハンドアウトの問題を自分で解く作業が大部分を占めます。良く言えば社員の自主性を重んじる研修です。

 

また、スケジュールは自分で決められます。今週は水曜に受けたけど、来週は月曜にセッティングして早めに済ませよう、ということもできます。さらに、業務に支障が無ければ勤務時間にスケジューリングすることも可能です。やろうと思えば本来の業務をサボることもできるという、マジ不公平。

 

そしてまた次の年の春に社内でTOEICを受験します。そこで基準の点数を上回れば、次年度の英会話研修は免除されます。

 

 

拭えない不公平感

僕は英会話研修を免除()されたので、まことに無念ですがこれらの研修は一切受けさせてもらえませんでした。研修を受けていない人たちはこれといって何かをもらえるわけでもなく、手当てが出ることもなく、ただ会社の英会話研修に割く予算の削減に貢献したのみ。高得点者にやる特典はねぇ!ってか。

 

一方、研修組は半年間英語力を高める機会を会社から与えられることになります。週1時間とはいえネイティブスピーカーとの会話の時間、それも何故か業務時間中でも可能という。

 

僕が勤める会社は月給制なので、研修を受けている間もお給料が発生しています。英語を勉強してお金がもらえるなんて、僕が大学生のころに想像した夢の仕事か。

 

会社はただ弊社は新人に英会話の研修を受けさせるイイ会社ですよーというポーズを取ってるだけでした。

 

 

研修の効果に疑問

この研修を受ける人たちは、入社時のIPテストで500~700点を得点した人たちです。おそらく語学学習にそこまで関心のない層だと思います。そんな人たちがこの社員の自主性を重んじる()研修を受けてもどれだけ効果があるのか甚だ疑問。

 

スポーツにしろ勉強にしろ、人にある程度指導してもらったら自主トレや自習で力を付けていくものだと思います。会社の英会話研修もネイティブとの会話は週1時間で後は宿題!という点から、良く言えば自習偏重型の研修です。

 

でもその方法が、語学学習にあまり関心のない人たちに果たして効果的なのか。

 

やるならもっと、みっちりやった方がいいんじゃないかなぁと。週1回会って、Hey! What’s up?とか何とか言い合って、世間話したら宿題渡して終わり・・・ではなく、その人に合った勉強法などを一緒に考えていって、その人オリジナルの語学習得への道のりを示してあげるとか。そのほうがより有意義な研修になると思います。でもあんまり力入れてもらうとますます不公平感が増すような気がしますが・・・。

 

 

免除()者は何ももらえない

入社時の点数を考慮してもらい、僕を含め同期の何人かは海外案件に携わる部署に配属されました。幸運にも僕は英語を使う機会がたくさんある部署に入れてもらったので、学生時代に勉強したことが一応役に立っているなという充実感はあります。

 

でも英会話研修制度は不満です。だってウチの会社がこれやる目的って、さっき言ったポーズを決めるのと若手社員のTOEIC平均点上げることぐらいしか思いつかないし。まだ辞める予定はないけど、転職するってなったら人事の人にそれとなく言ってみようかな。

 

・・・ただの愚痴ですな。

 

 

こんな感じで終了です。

 

 

健康を願い、川越八幡宮と久伊豆神社にお参り

 先日、親戚が入院したという知らせを受けたのと、自身の健康に不安を感じる出来事があったので、健康のお願いに由来する神社を調べてお参りしてきました。旅行記という程のものでもないですが、半日使って日帰りで遠出して、非日常感を味わえたので記録に残したく。英語とか全然関係ないけど。

 

※寺社仏閣の知識は皆無なので、特に中身はございません。

 

川越八幡宮

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 川越駅東口より徒歩6分、本川越駅より徒歩7分のところにある川越八幡宮。僕は西武電車で来たので本川越駅から歩きました。「西武新宿線というくらいだからこの駅からあの都心の新宿までつながってるんだなぁ」と関係ないことを考えながら歩くこと数分で到着。

 

ホームページを見ると、縁結びや安産祈願の文字が。あれ、健康は?

 

ちなみにここ川越八幡宮平安時代源頼信が当時3年続いていた内乱を平定させるために必勝祈願した場所だそうです。このへんはスポーツ必勝祈願に関わってくるのかな?また、ソースが不確かで申し訳ありませんが、川越八幡宮は健康のパワースポットとして紹介されていました。

  

写真では分かりにくいですが、鳥居の足元には「ここでお待ちください」という意味なのか足跡のマークがありました。最近の神社(創祀1030年ですが!)って親切だな。

  

そして次なる目的地、岩槻総鎮守 久伊豆神社を目指して、今度はJR川越駅から電車に乗りました。

  

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この辺から写真を意識しだす。駅前のオブジェです。

 

 

岩槻総鎮守 久伊豆神社

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こちらも健康関係のパワースポットとして名前があがってたのでお参りしてきました。こちらは縁結びの神、厄除けの神にならんで医療の神もいらっしゃるそうで、健康によさそうです(?)。

 

JR東岩槻駅で電車を降り、徒歩13分の久伊豆神社へ。

 

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のどかな風景。都心への通勤ラッシュさえなければこういう所に住んでみたいなと思ったり。めっちゃ静かで、耳に聞こえてくる音といえば、川のせせらぎ、たまに通る電車の音、そしてカラスたちの鳴き声ぐらいでした。カラスに至っては人の声より聞こえてました。普段行かない土地に来ると、目的地にたどり着くまでの道のりも楽しいものがあります。

 

しかし、Google Mapに案内された場所に到着するも、神社らしきお社が見当たりません。

 

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30分ほどウロウロし、「これも神の与えられた試練か・・・」とか考えていたらようやく鳥居を見つけました。マップの画像の、現在地のところが入り口でした。Google先生ったらもう。

 

 

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長い参道。途中に横から入ってくる道があります。

 

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枯山水。歴史の教科書ぐらいでしか見たことがなかった。そういえば、「枯山水」というボードゲームがあるらしい。

  

帰りのルートを検索したら、Google先生から岩槻駅から乗るとのお達しが。さっきは東岩槻駅だったのに。

 

 

次はお礼参り?

全くといっていいほど計画性のないお参りでしたが楽しい日帰り旅行でした。親戚が元気になり、自分も何の心配もいらなくなったとき、またお礼参りに来たいなと思います。

 

まず、神社をはしごできる程の健康に感謝!

 

こんな感じでした。