SUITS~スーツ~ シーズン1第3話 感想【マイクの人間関係が動き出す!】
海外ドラマ『スーツ』の感想です。製造業の社会問題をネタにしたエピソードになりそうです。そしてマイクの人間関係に動きが!
“He doesn't get that doing good work isn't the whole job.
Part of getting it is that things like the dinner actually matter, even when you don't think they do.”
あらすじ
ハーヴィーの顧客であるエンジンメーカー・マッカーノン社のCEOが亡くなり、次期CEO候補のロバートが生産工場の国外移転を考えています。ざっとこんな感じ。
ロバート「工場を生産コストの低い国外へ移して人件費削減、売り上げもアゲAGE↑↑!!」
ハーヴィー「ブランド名ではなくエンジンの品質が売りだ。国外移転なんかしたら質が下がって利益も下がる。何より俺の報酬が減る。奴を排斥しろ」
マイク「新人主催の食事会・・・?」
それぞれの思惑がぶつかります。
感想
エンジンメーカー・マッカーノン社の工場移転を防げ!
先代が亡くなり、新CEO候補のロバートがコスト削減のために工場の国外移転を考えて今すが、ハーヴィーにはそれが許せません。
冒頭でハーヴィーはスーパーカーの店を訪れますが、その豊富な知識からかなりの車オタクみたいです。工場移転なんかしたら製品の質が下がって会社の売り上げが下がるため、ロバートが新CEOとして正式に決まるまでに代わりの候補を探します。
製造業などでコスト削減のため生産の拠点を国外へ移すことはよくある話ですが、ハーヴィーの言うとおりクオリティが下がってしまわないか心配です。マニュアルやノウハウは引き継がれますが、従業員たちがリセットされます。人件費のコストは下がりますが・・・。
それに、今国内にいる従業員たちが職を失いますので、気軽に決断できないはず。ハーヴィーの場合、顧問弁護士である自分の利益が下がるっていうのが本音なんだろうけど。
恒例の新人主催の食事会で幹事になるマイク
この法律事務所で恒例の新人主催の食事会。でも入ってすぐ食事会の幹事を新人にやらせるって厳しくない?
僕が新入社員のときは歓迎会を開いて頂きました。でも会社に入って誰かに幹事をしてもらったのはその1回で、あとは飲み会の幹事なんて下っ端の仕事なんでずっと自分がやってましたが。
マイクの場合、フリーターから稼ぎのいい法律事務所に就職したから飲みに行く店の価格帯も一気に上がったでしょうね。2時間飲み放題3000円の店とは訳が違うはず。この役割、地味に難しくないか?
ハーヴィー「仕事以外への配慮が大事だ」
じゃないと出世できないって。ハーヴィー先生、耳が痛いです。ハーヴィーはマイクとそんなに年の変わらない、同僚のひとりを指しながら言っていました。
「あいつは出世しないタイプだ」
現にハーヴィーはその人の名前を覚えていません。結構まともなこと言うな。
食事会の店選びに苦戦するマイクをレイチェルがご飯に誘う
マイク、店選びを同僚に馬鹿にされます。でもその馬鹿にしてきた人はハーヴィーがいう「出世できない」奴だし、マイクもそんなに気にしてなさそうなのでちょっと安心。
そしてそんな苦労しているマイクのことを、レイチェルは見てくれていました。メモ書きで食事に誘ってくれました。
そんなん惚れてまうやろ!これは、食事中に話が盛り上がって、「あなたって本当は楽しい人なのね」とか言わせて、連れてk(自粛)
しかし、直接いうとかメールするとかじゃなくて、メモに書いて渡すところがグッとくる。ニヤニヤする。
次の取締役会までに代わりのCEOを探すハーヴィーとマイク
ロバートが新CEOになったら工場が移転してしまう!それを防ぐために、ハーヴィーはマッカーノン社創業当時からの社員をCEO候補に仕立て上げることにします。
その名もドミニク。製造部を束ねる気難しい職人気質のベテラン社員です。こんなひと、確か『鋼の錬金術師』にもいたはず。あの世界の機械鎧(オートメイル)技師にそんなひといたはず!そのひとも偶然にもドミニクという名前で頑固な職人だったはず!ドミニクという名前にはそんなルーツがあるのかな。
ドミニクCEO作戦、バレる
ロバートにバレてしまい、CEOが決定する取締役会の日程を早められてしまいます。このままではロバートがCEOになり、工場移転が決定してしまう。
そこでハーヴィーさん、冒頭のスーパーカーの店で会った車好きの資産家に声をかけ、マッカーノン社を買収することを提案。そして資産家のほうもその話に乗っちゃいます。金額の次元が高すぎてちょっとピンと来ない。
とにかく、工場移転の話はなくなり、ドミニクさんをはじめ国内の従業員も職を追われることはなくなりました。普通に働いていても、上層部では日々このような話が繰り広げられていると思うとゾッとします。経営者って大変だ。
マイクのおばあちゃん、トレヴァーなど仕事以外の人間関係は?
おばあちゃん、元気そうでよかった。マイク結構頻繁に会ってるんだ。この前はおばあちゃん死亡フラグwとか言ってすみませんでした。
また、悪友トレヴァーとその彼女ジェニーに振り回されます。もうマイクは新生活のスタートを切ったんだし、ジェニーとは惹かれあってるみたいだけど事務所のレイチェルといい感じだし、もういいんじゃないかと。なんかマイクのお荷物になってない?
おばあちゃんも、トレヴァーのことは気にするな、お前はお前の道を進んで行けばいい(うろ覚え)みたいなこと言ってたし。
ラスト、なんとレイチェルから着信が入るのですが、マイクはトレヴァーの件で出る余裕もない様子。これは完全にマイクの足を引っ張ってますよ。せっかくパラリーガルの美女とお近づきになれそうなのに。次が気になる終わり方でした。
こんな感じで終了です。