SUITS~スーツ~ シーズン1第7話 感想【マイク、模擬裁判でライバル対決】
海外ドラマ『スーツ』の感想です。飽きてない・・・飽きてないぞ!最近見る時間が取れなかったので久々ですが、また感想書いていきます。今回の本編も電車の中で見たから曖昧な部分も多いけどたぶん大丈夫。本編はマイクが事務所の模擬裁判でライバルとバトルを繰り広げるというアツい展開です。
“You are charming and funny and trustworthy. That's your power.”
あらすじ
ハーヴィーとマイクが勤める法律事務所で、恒例の模擬裁判が行われます。若手のアソシエイト同士が原告と被告に分かれて実力を試す場で、マイクはルイスの部下でマイクのことを目の敵にしているカイルと対戦します。
ハーヴィー「ホテル合弁の件で忙しいから助けてられない」
レイチェル「私の弁護士になる夢を邪魔しないで」
マイク「和解を提案したのにはめられた・・・」
感想
替え玉受験のことについてレイチェル「私の夢を邪魔しないで」
冒頭、前回の替え玉受験について怒っているレイチェルに弁解するマイク。レイチェルはマイクが自身の才能を替え玉受験稼業に使っていたことに怒っていると思うのですが。
「弁護士になるという私の夢を邪魔しないで」と怒るレイチェル。前回レイチェルが替え玉受験しようとしているのをマイクが止めました。でもそれは、彼女には不正してほしくないという善意からの行動ですが、レイチェルにとっては邪魔に感じたのか?替え玉請負人をやっておいて善意もなにもないですが。
自分の目的を達成するために、手段を選ばないという気持ちなのでしょうか。そんなレイチェルの熱い野心が、終盤でりようされてしまいます。
マイク、模擬裁判でライバル対決
法律事務所で恒例行事として行われている、若手アソシエイト同士の模擬裁判。マイクは彼のことを目の敵にしているカイルと戦うことになります。
早速自分のパートナーであるハーヴィーに相談するマイク。でもハーヴィーは若いころに模擬裁判でレジェンドとなったほど実力のある人物なので、まともなアドバイスをしてくれません。裁判で負けないためには裁判をしないことだという旨のことを言われます。そしてそれを素直に信じ、カイルに和解を提案するマイク。模擬裁判で最初から和解しちゃったら練習にならないでしょうに。
模擬裁判で和解を提案するも・・・
ハーヴィーにいわれた、「裁判をしない」というアドバイスに従い、対戦相手のカイルに模擬裁判の前から和解を申し込むマイク。そしてカイルもあっさり承諾・・・と思いきやOKしたと見せかけて模擬裁判本番にしっかり準備してやってきました。カイルは原告側で承認役としてレイチェルまで連れて。
てっきり和解で終わるものだと思ってたマイクは何も準備していなくて、終始カイルのペースに巻き込まれて万事休す。このへん、ハーヴィーのいうことをそのまま信じ、また対戦相手のカイルのことも頭から信じるなど、マイクの馬鹿正直っぷりが出ています。
そして最初の公判が終わったあと、ジェシカ所長から「ナイーブ」だといわれる始末。ちなみに英語でのナイーブはカタカナ語にあるような純粋でかわいらしいというニュアンスは含まれていないそうで、悪い意味で使われるそうです。単語帳のDuoに書いていました。だからこの場面でのマイクはジェシカに励まされているのではなく叱られていると取れます。
模擬裁判で追い込まれたマイクが助けを求めたのは・・・
マイクは自分の上司のハーヴィーに助言を求めますが、ハーヴィーも自分の抱える案件で手いっぱいの様子。どうも相手方の女弁護士がハーヴィーのハーバード時代の同僚で彼より成績がよかったらしい。ただ会うたびハッスルしてるからナニに忙しいのかわからんけど。
次にマイクはハーヴィーの秘書、ドナに助けを求めます。ドナ姉さん、マイクが務める被告側の証人をやってくれることに!頼もしい。やっぱこの人好きやわ。
ドナにあなたが本当に信用できるひとを呼んできなさいと言われ、マイクはジェニーに証人役をお願いすることに。そういえばトレヴァーの件で気まずいことになって終わったままだっけ。
会ってすぐ「キスされて怒られて、あなたという人がわからない」といわれるマイク。そりゃそうだ。でも最後にジェニーに会った時のマイクはいっぱいいっぱいだったのでわからんでもないですが。そしてマイクが今の弁護士としての生活を打ち明けると、トレヴァー同様喜んでくれるジェニー。マイクが慕われているのがわかります。
マイクの弁護士生活を聞いてトレヴァーもジェニーも喜んでくれましたが、ふたりともテンションあがるポイントが違っていました。トレヴァーはマイクの法律の知識を認めていて、「お前ならなれると思ってた」と言ってくれました。いっぽうジェニーはマイクが「偽りの生活」をしている点に盛り上がっていたように思えます。喜ぶとこ、そこ?何はともあれ、マイク側の証人として模擬裁判に出てくれることになりました。
自分の部下たちで賭けをする敏腕弁護士たち
ハーヴィーとルイスが、おれぞれの部下たちが戦う模擬裁判でどっちが勝つかを賭けます。そして賭けが始まったとたん、ハーヴィーは自らマイクのもとへ助言しに向かいます。ゲンキンなやつだ。
ハーヴィーの助言は、相手の弁護士の性格を利用してやれというものでした。対戦相手カイルの性格を利用してやれというのです。マイクはハーヴィーの助言を受け、最後の局面へと臨みます。
模擬裁判が始まるまえ、初めて訪れる法律事務所で緊張気味のジェニーとレイチェルが話す場面がありがちでおもしろい。ジェニーがマイクの連れてきた友達だと知った時のレイチェルの微妙な表情。お約束ですね。
模擬面接、マイクの反撃!
頼もしい助っ人を連れて臨む模擬面接、マイクが反撃します。ドナ姉さんの圧倒的な演技と、ジェニーと信頼感バツグンの証人尋問で、マイクは裁判を有利に進めます。
最後、カイル側の証人レイチェルを尋問するときにマイクが動きます。今回の模擬裁判のテーマになっている解雇された女性について、その女性は自分があまり出世しないことを不満に思っていた設定ですが、それを司法試験に合格できなくてパラリーガルで止まっているレイチェルに重ねるように尋問します。感情的になってしまったレイチェルをさらにあおり倒すマイク。でもトドメはさせませんでした。
レイチェルを傷つけたくなくて、和解を申し込むマイク。しかしカイルは自分が負けたとしても、マイクがレイチェルを傷つけるところが見たい、と言って和解を拒否します。ヤな奴と思いましたが、カイルのプライドが許さなかったのでしょう。
マイクの優しさというか、心の弱さが表れたシーンだったと思います。ジェシカにはだまされやすくてナイーブで、甘いやつはいらないと言われ、ハーヴィーにも意気地なしと言われ・・・。精神的にタフでないと弁護士は務まらないということでしょう。今のマイクじゃ精神的に弁護士に向いていないということでしょうか。決して彼が小心者であるという意味ではないですが。
模擬裁判はマイクの勝ち。でもハーヴィーは、お金を入れた封筒をルイスのデスクにそっと置きます。裁判はマイクが勝ったのに、精神的な弱さを見せてトドメをさせなかったので弁護士としての度量ではルイスの部下カイルに負けている、負けを認めるということでしょうか。ハーヴィーもなかなかストイックです。
ルイスのデスクだと分かった理由は、ルイス本人の写真が飾ってあったから。このデスクはルイスのデスクですよーと視聴者に説明する手間を省くためか、それともガチで自分の写真をデスクに置いているのか。後者だとしたら真性のナルシストですよ。
こんな感じで終了です。
トランプ大統領の"sick puppy"に対するさまざまな日本語訳
アメリカのトランプ大統領が、米国内の演説で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を"リトル・ロケットマン"や”sick puppy”と非難していました。"リトル・ロケットマン"はそのままカタカナ表記になりましたが、”sick puppy”については各メディアのニュースでいろいろ翻訳例が分かれていました。なので今回はこの”sick puppy”の日本語訳をピックアップしてみます。
sickとpuppy、今回の翻訳に使えそうな辞書的意味
sick
【1形】
- 病気の、病気になった
- 病人のための、病気を治す
- 〔表情などが〕青ざめた、不健康そうな
- 吐き気がする、むかついた
・I feel sick whenever I travel by plane. : 飛行機に乗るといつも吐き気を催す。
- 〈軽蔑的〉〔心が〕病んだ、異常な
- 〈話〉趣味が悪い、怪奇な
puppy
【名】
- 〔通例1歳未満の〕子犬◆【同】pup
・Oh my God! What a cute puppy! : 何この子犬、超かわいい!
- 〈やや古〉〔生意気な〕青二才、若者◆【同】pup
- 〔キツネなどの〕子◆【同】pup
英辞郎 on the WEB(https://eow.alc.co.jp/)より
sickは1、5、6、puppyは1と2が今回の翻訳例で多く使われていたと思います。
各ニュースサイトの翻訳例
読売オンライン「いかれた若造」
『トランプ氏、正恩氏を「いかれた若造」と批判』
http://www.yomiuri.co.jp/world/20171130-OYT1T50048.html
直訳ではなく意訳がまじった例。個人的には一番しっくりきました。
産経ニュース「気味の悪い犬ころ」
『「ちびのロケットマンは不気味な犬ころ」 トランプ大統領非難』
http://www.sankei.com/world/news/171130/wor1711300011-n1.html
タイトルと本文で「気味の悪い犬ころ」と「不気味な犬ころ」の2パターンあります。日本語の細かな違いですね。あと今どき「犬ころ」なんて使う人いるかねぇ・・・。
時事通信社「病気の子犬」
『トランプ米大統領、金委員長は「病気の子犬」=北朝鮮ミサイル発射で』
https://article.auone.jp/detail/1/4/8/6_8_r_20171130_1511997932482134
どストレートの直訳です。子犬が病気だったら同情してしまわないかな。
「おじけづいた犬が大声でほえた」とやり返している。
犬ネタには犬ネタで?おもしろい返しを思いついたかもしれませんが、それには自国のトップを犬と認めている含みがないだろうか。
毎日新聞「病気の子犬」
トランプ氏 金氏中傷「ロケットマンは病気の子犬」
https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00e/030/185000c
毎日新聞のニュース記事はこのあとの時刻に別の記事が出ていました。
毎日新聞「哀れなやつ」
北朝鮮ミサイル 「哀れなやつ」トランプ氏、金氏中傷再開
https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00e/030/229000c
意訳になりました。「病気の子犬」→かわいそう→哀れなやつ、という流れを汲んでいるのかな。トランプ氏のことば遊びを表現しきれていない感が否めませんが、直訳よりは好き。
テレ朝ニュース「病んだ子犬」(グッド!モーニングでも)
「彼は病んだ子犬」 トランプ大統領が追加制裁へ
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000115624.html
テレビでも見たのですが、他にも報道ステーションで「哀れな子犬」というのがありました。
以下、蛇足。
トランプ氏に限らず、英語の演説ではことば遊びがよく使われます。異国のことばを翻訳するとなると、オリジナルのおもしろさを伝えることと、正確な意味を伝えることに折り合いをつけるのが難しいですね。
個人的には読売新聞の「いかれた若造」が一番いいかなと。
“puppy”は確かに子犬という意味がありますが、わんこたちがかわいそうというか彼らに失礼なので、子犬以外の意味を採用しているこれが一位!
次点で毎日新聞の「哀れなやつ」。次点というか"puppy"について「子犬」系以外の「やつ」という訳を採用していたのはこれぐらいだったので。
あと他に良い翻訳が出てこないか、puppyを「やつ」に固定して、形容詞sickについて各メディアの訳を入れ替えると、
「いかれたやつ」:皮肉とかたとえとか一切使っていない、ただの悪口
「不気味なやつ」:自分の周りにもいそう。不気味な相手に若干引いているニュアンスになりかねないので、トランプが使うと威厳がなくなる。
「病気のやつ」:ほら、アイツの名前なんだっけ?あの病気のやつ!・・・って名前覚えてあげて (> <)
全然気の利いたこと思いつかない。やっぱハライチってすげぇ。
終了です。
英語学習者だけどポケモンは英語でやりたくない理由
11月17日にポケモンの最新作『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』が発売されました。
気になっているのが言語設定。英語学習者として、英語でプレイするかどうか迷っています。2013年発売の『X・Y』シリーズから言語設定が可能になり、日本のお店で購入したソフトでも英語でプレイできますが・・・
ただ個人的には日本語でやりたい。ということで、英語でプレイするデメリットを書いていきます。正しくは日本語でプレイしたい理由かもしれない・・・
※ポケモンに関するマニアックな表現が出てくる場合がございます。
日本語でやりたい理由1:ポケモンの名前がわからない
ポケモンをプレイしていると幾度となく目にする表現があります。
「相手は○○をくりだそうとしている!」という文章。相手トレーナーのポケモンを倒したとき、次にどんなポケモンを出そうとしているかを教えてくれるものです。(シナリオ限定)
とても親切な機能ですが、英語名が分からなければなんの役にも立たない残念なお知らせ。たとえばHAXORUSをくりだそうとしている!とか言われても、何のポケモンか分からない。すると、自分の手持ちの誰だと相性が良いのか分からないし、いちいちネットで調べていたらテンポ悪いし、まず第一面倒だし。
HAXORUSはオノノクスですが、ドラゴンタイプがブイブイいわせていた時代が終わったとはいえ強力なアタッカーです。シナリオでつれているポケモンたちは対戦に特化しているとは限らないので、相手のポケモンが分かるならこちらも相性の良いポケモンで有利な対面を作りたいものです。対人戦ではないにしろ、余計なダメージは受けたくないですからね。
ポケモンの英語名は最悪そこまで悲観しなくても、シナリオを通して徐々に覚えられるだけマシ。殿堂入りして、対戦用のポケモンを育てて、いざオンライン対戦に乗り込む頃にはある程度の英語名は覚えているでしょう。しかし僕が本当に心配しているのは、次のデメリットです。それこそ、対人戦でささやかな影響を及ぼしてきそうな気がしてならない。
日本語でやりたい理由2:技の名前がわからない
これです。技の名前はオンライン対戦のときに影響するとみています。
影響するといっても、ポケモンたちの英語名と同じく技の名前もシナリオを通して覚えられます。たとえうろ覚えでも技の最大PPの数からある程度は判断できるかと思います。ほのおタイプの技でPPが5しかなかったら、「だいもんじ」かな?とか。
それでも心配なことがひとつ・・・。
「外国語副作用」ということばはご存知でしょうか?第二言語を習得中のひとが、その言語を使っている間は知的レベルが一時的に下がるという説です。勉強中の英語で何かを考えているときは、母国語の日本語で考えているときよりもパフォーマンスが低下するかもしれないという。
大学受験の英語の長文問題って、結構頭使って解いた記憶があります。問題を解いているあいだは難しく感じても、実際に解答集で全文の和訳を確認すると、思ったより簡単だったってことありませんか?現代文の日本語で書かれた長文問題よりずっと簡単じゃん、こんな文章に苦労させられていたのか!という感じ。英語を読むときは頭の中で意味を変換しながら問題を解くので、簡単な内容でも頭を使ってしまうのだと思います。
それと同じ現象が、ポケモンの対戦でも起こるのではないかと危惧しています。
「むむっ!相手はゲンガーを出してきたな。えーっと、この技は何だっけ?・・・じめんタイプでPPが10だから『じしん』だな!よし、効果ばつぐん、食らえ!(^q^)」
・・・と、技の名前を推測してやっと思い出し、このターンはじゅうぶん考えたぞという気になって安直な選択をしてしまう可能性もあるのです。
ゲンガーは特性「ふゆう」を持っているので、じめんタイプの技は効果がないのに・・・という悪手の例を書きたかったのですが、最近ではメガ進化で特性が変わるので単純に悪い手ではなかったりして。ポケモンって難しい。
あと「外国語副作用」の件と被るかもしれないですが、対戦中に技の名前を推測することに脳のメモリを割いてしまうのが惜しいですね。対戦では相手の動き方を読み、こちらがどんな戦法を使っていくかをじっくり考えたい。そこで余計なものというか技の名前という基本中の基本に余計な集中力を割きたくないのです。そんなことまで気にしていたら、確かにパフォーマンスが落ちてしまう。感覚で技を撃ちたい。
日本語でやりたい理由3:オリジナルの表現を楽しみたい
ポケモンのゲームに出てくるセリフはユニークなものが多いです。そしてごく希にネタも飛び出します。
「かがくのちからってすげー!」という定番のセリフから「おじさんのきんのたまだからね?」というニッチなファン向けまでいろいろありますが、これらをひっくるめて母国語である日本語で楽しみたいです。
英語だと、その人のレベルにもよりますが細かなニュアンスが汲み取りにくいと思います。僕がそうです。相手のポケモンの弱点をついたとき、「It’s super effective!」とかいわれてもピンとこないあたり、自分はまだまだだなぁと思う。やっぱり「こうかはばつぐんだ!」って言ってほしいよね。
そして、ここぞ!というときのインパクトのあるセリフを英語で見て深く味わえる自信がありません。たとえばここにかわいいヒロインがいたとして「やめたげてよお!」と叫んだとします。これを英語で読んだとき、そのかわいらしさというか女の子っぽいところがわかるのだろうか。この単語のチョイスは女っぽいとか、フランクなスラングが使われてるとか工夫されたセリフが飛び出すのでしょうが、そういうところを生でダイナミックに感じ取れる自信がない。
英語でやるメリット
否定して終わるのも後味悪いので、一応思いつくメリットを書いておきます。
・遊びながらたくさんの英語に触れられる。
試験勉強のように机に向かってガッツリ勉強するのではなく、ながら作業でも英語のインプットができるのは魅力的です。また、モチベーション維持にも役に立つと思います。
厚切りジェイソンも著書で言ってたそうです。英語が母国語の彼が日本語を習得するために意識したことは、いろんなものを日本語で経験するというものでした。
単語や文法など、勉強らしい勉強(うまく言えない)である程度の語学力が身についたら、ジェイソンが言うように今度は勉強中のその言語を使って経験するといいです。その手段のひとつとして、ポケモンを英語でプレイするという選択肢があげられます。
おわりに
ジェイソンの言い分もわかるんやけどなぁ。英語で始めたとしても、対戦用に育成するのってすごい時間かかるし、技構成も考えてから取りかかるから、対戦本番に「この技なんだっけ?」となることはないかも。そうなってる時点でトレーナーとしての覚悟が足りない。ポケモン・ムーンのシングルレーティング1400後半、そんなことを思う今日この頃です。
こんな感じで終了です。
入社時TOEICの点数を理由に研修受けさせてもらえなかった話
僕が新卒で今の会社に入ったとき、新入社員研修のひとつとしてTOEIC IPテストを受けました。IPテストといえば学校や会社で団体受験するもので、僕が大学生のときも受験したことがありました。
結果は880点。人事の人は褒めてくれたけど同期には950点以上が何人かいるし、同じ外国語学部出身の友達に報告したら特に大きな反応もなかったです(くやしい)。まだまだ満足できない点数でした。
この入社時のTOEICの点数で、そのあと福利厚生に含まれる英会話研修を受けるかどうかが決まります。その基準を人事は明らかにしませんでしたが、同期の話をいろいろ聞いてると700点後半に届かなかった人たちが研修を受けているようでした。それ以上の点数の人は免除という名目で受けさせてもらえませんでした。
半年間の英会話研修で1年後の試験に備える
同期から聞いた話がもとになっています。
英会話研修の期間は約半年間。週1時間、ネイティブの講師とマンツーマンで英語を話します。そして別途教材(ア○クとか)を使った宿題が出るというものです。
英語のネイティブスピーカーと話せるのは1週間に1時間だけで、あとはハンドアウトの問題を自分で解く作業が大部分を占めます。良く言えば社員の自主性を重んじる研修です。
また、スケジュールは自分で決められます。今週は水曜に受けたけど、来週は月曜にセッティングして早めに済ませよう、ということもできます。さらに、業務に支障が無ければ勤務時間にスケジューリングすることも可能です。やろうと思えば本来の業務をサボることもできるという、マジ不公平。
そしてまた次の年の春に社内でTOEICを受験します。そこで基準の点数を上回れば、次年度の英会話研修は免除されます。
拭えない不公平感
僕は英会話研修を免除()されたので、まことに無念ですがこれらの研修は一切受けさせてもらえませんでした。研修を受けていない人たちはこれといって何かをもらえるわけでもなく、手当てが出ることもなく、ただ会社の英会話研修に割く予算の削減に貢献したのみ。高得点者にやる特典はねぇ!ってか。
一方、研修組は半年間英語力を高める機会を会社から与えられることになります。週1時間とはいえネイティブスピーカーとの会話の時間、それも何故か業務時間中でも可能という。
僕が勤める会社は月給制なので、研修を受けている間もお給料が発生しています。英語を勉強してお金がもらえるなんて、僕が大学生のころに想像した夢の仕事か。
会社はただ弊社は新人に英会話の研修を受けさせるイイ会社ですよーというポーズを取ってるだけでした。
研修の効果に疑問
この研修を受ける人たちは、入社時のIPテストで500~700点を得点した人たちです。おそらく語学学習にそこまで関心のない層だと思います。そんな人たちがこの社員の自主性を重んじる()研修を受けてもどれだけ効果があるのか甚だ疑問。
スポーツにしろ勉強にしろ、人にある程度指導してもらったら自主トレや自習で力を付けていくものだと思います。会社の英会話研修もネイティブとの会話は週1時間で後は宿題!という点から、良く言えば自習偏重型の研修です。
でもその方法が、語学学習にあまり関心のない人たちに果たして効果的なのか。
やるならもっと、みっちりやった方がいいんじゃないかなぁと。週1回会って、Hey! What’s up?とか何とか言い合って、世間話したら宿題渡して終わり・・・ではなく、その人に合った勉強法などを一緒に考えていって、その人オリジナルの語学習得への道のりを示してあげるとか。そのほうがより有意義な研修になると思います。でもあんまり力入れてもらうとますます不公平感が増すような気がしますが・・・。
免除()者は何ももらえない
入社時の点数を考慮してもらい、僕を含め同期の何人かは海外案件に携わる部署に配属されました。幸運にも僕は英語を使う機会がたくさんある部署に入れてもらったので、学生時代に勉強したことが一応役に立っているなという充実感はあります。
でも英会話研修制度は不満です。だってウチの会社がこれやる目的って、さっき言ったポーズを決めるのと若手社員のTOEIC平均点上げることぐらいしか思いつかないし。まだ辞める予定はないけど、転職するってなったら人事の人にそれとなく言ってみようかな。
・・・ただの愚痴ですな。
こんな感じで終了です。
SUITS~スーツ~ シーズン1第6話 感想【スーツじゃないハーヴィー】
海外ドラマ『スーツ』第6話の感想です。今回は結構コメディ色の強い回だったと思います。おもしろくないかと言われたらそれはもうめちゃめちゃ好みなんですが。ハーヴィーの意外な一面も見られたり、スーツ姿じゃないハーヴィーが見られたり。
“You can't touch it. “Uh!”
“Not with food in your mouth.”
“No, I swallowed it. Uh!”
“There's food in your mouth.”
“Adrian!”
“That's disgusting.”
あらすじ
証券会社モレロ社に勤める女性ギャビーが、インサイダー取引の容疑をかけられています。ハーヴィーは原告のモレロ社の弁護。
ジェシカ「ルイス最近頑張ってるから劇のチケットあげる」
ハーヴィー「俺の時は野球観戦にディナーも行ったよね?」
マイク「あの人、無実に思えるんだけど…」
感想
マイクの潜入捜査
ギャビーが無実だと訴える中、彼女が働いていたモレロ社に落ち度がないか、ハーヴィーとマイクは探りを入れます。
モレロ社の社員たちがたまっているバーに潜入して情報を集めるマイク。こういう展開大好きです。身分を偽りながら、バレるかバレないかハラハラしながら情報を集める場面、スパイもののお約束ですね!
ここでも才能を発揮するマイク。昼間にハーヴィーとモレロ社に行った時に覚えた社員の顔と名前をバーで披露し、彼らの知り合いに扮して一緒に飲み始めます。バレないもんだな、しかしw
ちなみにこいつらの乾杯の音頭は「MONEY!!!」証券マンは儲かるということか、こいつらの金銭感覚スゴそう。
ハーヴィーの意外な一面
バーで情報を得たマイクはすぐにそのメモをハーヴィーに渡しに行きます。結構酔っ払いながら。電話でハーヴィーが「明日でいい」と言いますがその日のうちにメモを届けるマイク。ホウレンソウが早い部下の鑑です。
夜遅い時間なのでハーヴィーはスーツではなく部屋着でした。ハーヴィーのスーツ以外の服装が見られたのって初めてかも!?貴重です。そして分厚い胸板がわかるシャツを着ていました。いい男。
その前のシーンで昼間にモレロ社を訪問したあと、ハーヴィーとマイクが映画『ロッキー』のモノマネをするシーンがあります。ハンサムで2枚目俳優のハーヴィーがノリノリでモノマネをするのですが、今回はやたらとコミカルでした。ハーヴィーにこんなことやらせていいのか?
ルイスとの食事は罰ゲーム?
冒頭でジェシカ所長は、最近の好成績を評価してルイスに劇のチケットをプレゼントします。それも2枚。ジェシカはルイスがいい人と行ってきなさいという意味で2枚渡したのでしょうが、ハーヴィーのせいでジェシカがルイスとふたりきりで行く羽目にw「俺の時は野球観戦のあとディナーも行ったよね」
ジェシカは微妙な表情のまま、ルイスとふたりで劇を観に行き、食事もしました。律儀な上司。ルイスはそんな彼女の微妙な気持ちを知らずウッキウキ。
全部が終わってジェシカとハーヴィーが話しているシーンにて、ジェシカはハーヴィーに今度はあなたがルイスと食事に行きなさいと所長命令を下します。あのふたりが行ったらその食事会絶対荒れそう。ていうかルイスとふたりでどこかに行くのがまるで罰ゲームかのように扱われてるという。
レイチェルの試験勉強
マイクがレイチェルの試験勉強の面倒を見るという展開になりました。Law School Admisson Test、通称LSATを試験に対する苦手意識から受けていなかったレイチェル。そんな彼女にマイクが半ば強引に勉強させます。
しかし、レイチェルの友達が過去にその試験を受け、しかも替え玉受験でマイクが合格させたという偶然が重なり、レイチェルがその子を伝ってマイクに替え玉受験を依頼します。もちろんその相手がマイクだとは知らずに。
マイクは名前を伏せ、偶然を装ってレイチェルとの待ち合わせ場所に現れます。そして今回の証券会社の元社員、ギャビーのことを話して思いとどまらせるのでした。うまいことやったなぁと、この時は思ってました。しかしラストシーンで、替え玉受験を請け負ってお金を稼いでいたことがレイチェルにばれてしまいます。
今まで以上に気まずい終わりかただったと思います。以前はレイチェルからの着信にマイクが出なかったり、レイチェルをデートに誘ったら「同僚とはデートしない」と言われたり。
それでも次の回には何事もなかったかのように接していたのですが、今回はそうもいかなさそうですね。彼女からしたらマイクのその才能は喉から手が出るほど欲しいはず。でもマイクはその才能をもてあそぶかのような使い方をしていました(替え玉受験で金儲け)。マイクにも事情があったにしろ、今回は特に試験にコンプレックスを抱えているレイチェルを傷つけてしまったと思います。次回からどのような接し方になるのか、ふたりの関係に溝ができないか心配です。レイチェルなんて、事務所ではマイクの数少ない味方なのに。
こんな感じで終了です。
健康を願い、川越八幡宮と久伊豆神社にお参り
先日、親戚が入院したという知らせを受けたのと、自身の健康に不安を感じる出来事があったので、健康のお願いに由来する神社を調べてお参りしてきました。旅行記という程のものでもないですが、半日使って日帰りで遠出して、非日常感を味わえたので記録に残したく。英語とか全然関係ないけど。
※寺社仏閣の知識は皆無なので、特に中身はございません。
川越八幡宮
川越駅東口より徒歩6分、本川越駅より徒歩7分のところにある川越八幡宮。僕は西武電車で来たので本川越駅から歩きました。「西武新宿線というくらいだからこの駅からあの都心の新宿までつながってるんだなぁ」と関係ないことを考えながら歩くこと数分で到着。
ホームページを見ると、縁結びや安産祈願の文字が。あれ、健康は?
ちなみにここ川越八幡宮、平安時代に源頼信が当時3年続いていた内乱を平定させるために必勝祈願した場所だそうです。このへんはスポーツ必勝祈願に関わってくるのかな?また、ソースが不確かで申し訳ありませんが、川越八幡宮は健康のパワースポットとして紹介されていました。
写真では分かりにくいですが、鳥居の足元には「ここでお待ちください」という意味なのか足跡のマークがありました。最近の神社(創祀1030年ですが!)って親切だな。
そして次なる目的地、岩槻総鎮守 久伊豆神社を目指して、今度はJR川越駅から電車に乗りました。
この辺から写真を意識しだす。駅前のオブジェです。
岩槻総鎮守 久伊豆神社
こちらも健康関係のパワースポットとして名前があがってたのでお参りしてきました。こちらは縁結びの神、厄除けの神にならんで医療の神もいらっしゃるそうで、健康によさそうです(?)。
のどかな風景。都心への通勤ラッシュさえなければこういう所に住んでみたいなと思ったり。めっちゃ静かで、耳に聞こえてくる音といえば、川のせせらぎ、たまに通る電車の音、そしてカラスたちの鳴き声ぐらいでした。カラスに至っては人の声より聞こえてました。普段行かない土地に来ると、目的地にたどり着くまでの道のりも楽しいものがあります。
しかし、Google Mapに案内された場所に到着するも、神社らしきお社が見当たりません。
30分ほどウロウロし、「これも神の与えられた試練か・・・」とか考えていたらようやく鳥居を見つけました。マップの画像の、現在地のところが入り口でした。Google先生ったらもう。
長い参道。途中に横から入ってくる道があります。
枯山水。歴史の教科書ぐらいでしか見たことがなかった。そういえば、「枯山水」というボードゲームがあるらしい。
帰りのルートを検索したら、Google先生から岩槻駅から乗るとのお達しが。さっきは東岩槻駅だったのに。
次はお礼参り?
全くといっていいほど計画性のないお参りでしたが楽しい日帰り旅行でした。親戚が元気になり、自分も何の心配もいらなくなったとき、またお礼参りに来たいなと思います。
まず、神社をはしごできる程の健康に感謝!
こんな感じでした。
SUITS~スーツ~ シーズン1第5話 感想【人情を見せるハーヴィー】
海外ドラマ『スーツ』第5話の感想です。今回の話ではハーヴィーがいつも以上に光っていたような気がします。本当の意味でちょっと打ち解けてきた?
“As a friend, that guy puts me to shame.”
“Harvey's not my friend.”
“Trust me.”
“Well, he didn't put his ass on the line because of me.”
あらすじ
人形メーカーの女社長ジョイに、ライセンス契約の更新をさせることに。しかし車での移動中、運転手のレノが軽い事故を起こしてしまい、ハーヴィーが彼の弁護人を務めることになります。
ジェシカ「ライセンス契約更新してもらえない?私を怒らせないでね」
ハーヴィー「レイの弁護は俺が引き受ける。俺のメンツのためだ」
マイク「トレヴァーからやたら電話かかってくるんだけど」
感想
マイクの学歴詐称がバレてる説
冒頭、事務所のマイクの周りでルイス率いる数人の社員が合唱を始めます。それがハーバードの校歌らしいのですが、もちろんマイクは歌えません。
マイク、校歌がノーマークだったのは痛恨のミスですね。ハーヴィーが「俺も歌詞を知らない」とフォローしてくれて何とかなりましたが、ルイスは確実に気付いてそう。ハーヴィーも校歌ぐらい覚えておけとのこと。確かに僕も自分の大学の校歌全然知らんわ。
マイクの携帯電話に着信が。出てみると相手はトレヴァー
会議中にマイクの携帯電話が鳴り響きます。ハーヴィーからサイレントモードにしておけと言われるマイク。わりと基本的なことやと思うんだけどなぁ。普段はきちんと音が鳴らない設定にしていると思うけど、今回は電話が肝になる話だからかな。
この前取っ組み合いのケンカをしたトレヴァーからの電話でした。留置所にいるから保釈してほしい、ほかに頼める人がいないとのこと。なんか図々しくね?マイクが縁を切ったと言うぐらいの派手なケンカをしたあとなのに、それでも頼ってくる。ハーヴィーが言ってたけど、今のマイクにとっては確かに「足かせ」になっていると思います。
釈放されたあと、カフェで話をするマイクとトレヴァー。トレヴァーはもう足を洗ったと言ってますが、この時点ではまだまだ信用できませんでした。
自分の運転手レイの弁護を無償で引き受けるハーヴィー
冒頭の交通事故で相手のタクシー運転手トニーに訴えられた、ハーヴィーの運転手レイ。弁護士を雇うと次の免許更新の金が無くなって職を失うというので、ハーヴィーは無償で(!)弁護を引き受けることに。
「主義に反するが」と言ってましたが、今回のハーヴィーはなんだか人情味のある人物でした。急に優しくなった感じ。事務所の所長ジェシカに「他人に思いやりを持ってほしい」と常々言われてきましたが、少しずつ変化が表れているということなのかな?あれだけプロボノを嫌がるハーヴィーからしたら、無償で誰かの弁護を引き受けるなんて考えられないことですが。「俺のメンツのためだ」
秘書ドナのウソ泣き、かわいい
交通事故の裁判で判事を務めるのはパレルモさん(よく知らない)。ハーヴィーはルイスのコネを使って審理の時期を早めてもらうよう頼みますが、ルイスが見返りにドナを自分の部下に置きたいと言い出します。
ドナ、ルイスが自分の部下になれという前に「No」。そのあと色々とやり取りがあり、「魂を傷つけられた」とウソ泣きを始めます。ウソ泣きでも涙は女の武器。あわてたルイスはにげだした!しかしドナ姉さんかわいいわ~。個人的にレイチェルよりも好きかもしれない。
そのあとハーヴィーから「君の両親に俺の部屋を貸した時もウソ泣きだった?」と聞かれてましたが、どんな状況なのか気になる。
マイク、トレヴァーと飲んでると怪しい男に目をつけられる
トレヴァーとバーで飲んでるマイク。ここで自分は弁護士として法律事務所に勤めていることが知られてしまいます。でも最初は「そういう詐欺って儲かるよな~」と信じなかったトレヴァー。マイクが本気で言っていることに気づくと、「お前ならなれると思ってたんだよ」って調子良すぎか。
ちゃっかり女の子ふたりをお持ち帰りするマイクとトレヴァー。弁護士ってやっぱりモテるんやな!
マイクがうっかり席に置き忘れた名刺から、怪しい男二人組がマイクの務める事務所まで押しかけてきました。
太っ腹なハーヴィー
まず自動車事後の裁判を無償で引き受けました。これで相手の運転手トニーを追い込みましたが和解を提案し、トニーにはレイの車の修理費だけ請求するにとどめました。「俺のメンツのため」らしいけど、良いトコあるやん。
そしてトレヴァーの件。トレヴァーが怪しい男二人組に人質に取られてしまい、マイクがどうしようと悩んでいましたが、ハーヴィーが協力してくれました。なんとハーヴィー自らトレヴァーたちがとらえられている現場に赴き、男たちと接触し、弁護士の力をもってしてトレヴァーを救出しました。
ここどうなるのかハラハラしてました。だってアクション的展開は望めないから。高級スーツをビシッと着ているハーヴィーが敵を殴り倒すなんて展開はちょっと変だし、トレヴァー自身グレーな世界に足を突っ込んでるから警察呼ぶのも難しいでしょうし。でもハーヴィーが他人のために無償で何かするだけで劇的に映るな(笑)
マイクが最後に言ってた、「まだ他人に無関心のフリ?」というセリフが気になる。ハーヴィーは実は人情味あふれた人物だということを示唆しているのでしょうか。今後ハーヴィーがどのように軟化していくのか、気になるところであります。
こんな感じで終了です。