今まで見てきた数えられる程度の海外ドラマたち その3
今回あげるのは『LOST』、『glee』、『MONK』。どれもシーズン1半ばで見るのをやめてしまったドラマたちです。もうそれは見たといえるのかどうか怪しいところですが、過去に何見てきたっけ?と考えていたらまだいろいろ出てきたので残しておきます。もはやただの洗い出し?
LOST ~ロスト~
© ABC Studios
航空機の墜落事故があり、たどり着いたのは無人島!って物語だったと思います。登場人物が多く、一人ひとりにそれぞれのドラマがあって見ごたえのあるドラマです(シーズン1で投げ出した奴がここにひとり)。
見ることになったきっかけ
これはもう、卒論でアメリカのテレビドラマを資料に使っていたからですね。登場人物の呼び名の変化(マイケル→マイキーなど)について取り上げるために見たといっても過言ではありません。
なぜなら登場人物が多そうだったから(実際多い)。キャラクターがいっぱい登場すれば、お互いの呼び方やニックネームなどのサンプルが取りやすいだろう、という下心満載で見始めました。
ストーリーは見ごたえあり
登場人物が多いですが、一人ひとりにフォーカスしたエピソードがきちんと用意されています。リーダー格のジャックをはじめ、いろんな事情を抱えたキャラクターたちのストーリーが楽しめます。でもなんか暗め。みんな背負っているものの雰囲気が重くて、個人的には苦手でした。
といっても、自分が好きなものといえば派手なドンパチアクションシーンですし、本当に個人の好みに合わなかっただけでおもしろいドラマだと思います。僕なんか卒論で取り上げているのに、同じゼミに『ロスト』についてずっと詳しい人がいて、このドラマのおもしろさについて語ってもらうくらいでした。もうあなたが書いてよ、というくらい。
英語は聞きやすい
登場人物の英語はみなさん滑舌がよろしくて聞き取りやすいです。それに会話の内容も、法律用語がなければ司法解剖の専門用語もないですし、そんなにスパイ活動してないし、日常会話がほとんどです。字幕を解除して見るなら、そんなにハードルの高くないドラマだったかなと思います。
glee ~グリー~
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
とある高校の踊る合唱部が全国大会を目指す青春コメディ?です。校内カースト最底辺の部活が全国大会目指して奮闘するという、青春してるなぁと思わせてくれるドラマです。
最初は楽しく見てた
ジャンルはコメディだし、雰囲気明るいし、序盤は楽しんで見ていました。登場人物たちは高校生でみんなエネルギーを持て余しながらキラキラしてるし。でもふと思ったことが・・・。
なかなか進まない。
なんかグリークラブで全国大会目指して全米1位になってやるとかいってたのに、日常回がメインでなかなか物語が進みませんでした。歌うシーンは毎回あるのですが、対外試合みたいな回が少ないです。自分のなかでは、シーズン1の途中ではやくもマンネリが来てしまいました。
登場人物が個性的
学校の生徒に、先生にと、登場人物が多いのですが、みんな個性が強いです。というかクセありすぎ!
潔癖だったり、やたら嫌がらせしてきたり、妊娠騒動だったり。何がメインなのか、誰に集中してみたらいいのか途中で混乱しました。安心して見られたのはウィル先生かな?それでも途中から怪しくなってきたけど。
ウィル先生、いよいよ全国大会への前哨戦だ!という地区大会へ、当日現場へ行けないという罰ゲーム的展開を迎えます。生徒たちの公演を、遠くから電話を通して音声だけで聞くっていうなんとも生殺しな展開。でもわりと感動したシーンでした。大会用に歌う曲を選ぶところとか。
披露される曲は結構好き
曲は結構好きでした。いろんなジャンルの洋楽が聞けるし、サントラじゃないけどこのドラマで使われた曲のCD借りて、ウォークマンに入れて聞いてました。
レイチェル役のリア・ミシェルの曲が好きでよく聞いていました。Rihannaの『Take A Bow』のカバーです。
MONK ~モンク~
©2000 USA Cable Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
潔癖症や高所恐怖症など数々の問題を抱えて休職中の刑事が、復職を目指して事件を解決していくドラマです。
最初は卒論用として割り切って見ていた
主人公モンクについても、彼に対する呼び方の変化のサンプルを探すために見始めました。先にモンクのニックネームが登場する回を調べるとシーズン5にそんなエピソードがあることがわかり、「一話完結型だし、飛ばして見ても大丈夫だろ」という強引なやり方でシーズン5の6話を見ました。
確かに、ストーリーを見るのに大きな支障はありませんでした。ただひとつ問題が、モンクの相方が変わってたという。
相方役が途中で変わる
あれ、シーズン1でちょろっと見た時はシャローナという女性が看護師として、またアシスタントとして事件解決に同行していたんだけどなぁと。いつの間にかナタリーという別の女性に乗り換えていたモンク。なかなかやりますな。
相方役が変わるってなかなかのインパクトありましたよ。ストーリーを無視して変な見方をしていた自分が悪いんですが。
『ボーンズ』でいうと、ブレナンの相棒がブース捜査官から別の誰かに変わってたっていう感じ?ブース、めっちゃ体張ってブレナンのこと守ってたのにいなくなっちゃったよ的な?
ただ、この『モンク』に関してマイナスイメージはなにも持っていませんでした。シーズン1をわずかに見た程度だけど、それらの話もおもしろかったし、ミステリーという自分の好きなジャンルだし、また改めてちゃんと見たいと思います。卒論とかいう大義名分のもと、だいぶ失礼な見方をしていたし・・・。
ちなみに、モンクが学生時代につけられていたあだ名は「キャプテン・クール」。その由来もクール。
批判が多くなってしまった・・・
なんか批判めいた感想が多かったですが、それもこれも全部、自分の好みがおかしな方向に向いているからですね。読み返してみたら製作陣の方たちにめっちゃ失礼。
『ロスト』と『グリー』は有る程度見ているので、本当に見たかどうかわからない『モンク』を本腰入れて見てみようかな。卒論でもお世話になったことですし。
過去の海外ドラマまとめ
こんな感じです。
SUITS~スーツ~ シーズン1第1話前半 感想【マイクのサクセスストーリー】
海外ドラマ『スーツ』の感想です。スーツが着たくなります(仕事で着てるけど)。今まで見てきたドラマとジャンルが違っていて自分の中では軽く冒険になるのですが・・・。
“Mr. Sorkin, you are five minutes late. Is there a reason why I should let you in?”
“Look, I'm just trying to ditch the cops, okay? I don't really care if you let me in or not.”
あらすじ
頭脳明晰な青年のマイクは、悪友トレヴァーのせいで弁護士の夢を絶たれ、試験の替え玉受験で生計を立てていた。ひょんなことから敏腕弁護士のハーヴィーに雇われ、一流法律事務所に勤務することに。
感想
青年マイクのサクセスストーリーらしい。
ニューヨークが舞台のサクセスストーリーでおもしろいって聞いたけど続くかなぁ。
まだ第1話の前半しか見てませんがおもしろかったです。テンポいいし、雰囲気明るいし。ただ、ドラマの第1話ってだいたい“つかみ”じゃないですか。新しい視聴者を引きこむために多少派手にインパクトのあるように作ってあると思うんです。
だから2話以降の展開で自分のツボにどんと来るものかどうかが決まりそうです。しばらく探り探りになりそう。エラそうなこと言ってますが、アクションが派手だったらストーリーはあまり重視しない、単細胞野郎です。
それに今まで見てきた海外ドラマはアクションとかミステリーのジャンルに集中していました。ドンパチなり謎解きなりを楽しんでいたのですが、今回はその両方とも無さそうなので、久々の手探り感。
敏腕弁護士のハーヴィー
冒頭で何やらおかんむりの顧客ジェラルドを説き伏せ、デキる男でカッコいいとか思ったんですが、何か嘘でけむりに巻いたらしいです。
上司にやたら「うちのエース」だの「最強のクローザー」だの言われてハーヴィー株が上昇傾向にありましたが、どうも女好きだったり同僚に対して当たりが強かったり、最初の印象があまりよくありませんでした。
ただバーでナンパした女性が「クローザーって野球の?」と聞いたのはおもしろかったです。ぜひ一度お願いしたい。ハーヴィー役のガブリエル・マクトも野球好きでヤンキースファンらしいので彼が言わせたのかも?
そしてまた冒頭シーンに戻りますが、初登場シーンは仲間とポーカーをしているところでした。『キャッスル』でも、主人公の売れっ子作家キャッスルがしょっちゅうポーカーしていて、舞台もニューヨークという共通点があります。向こうでポーカーは金持ちの道楽という象徴でもあるんだろうか。
天才青年のマイク
ロースクールの入試の替え玉受験でお金を稼ぐという才能を活かせているのか無駄遣いなのかわからないマイクです。試験中にリアルタイムでヤ○ー知恵袋に質問するよりマシか?
替え玉受験もだんだん顔バレしてきており、おばあちゃんの入院費2万5000ドルを払うために別の働き口が必要なマイク。悪友トレヴァーの紹介で薬の運び屋を引き受けます。
こいつ、さわやかな感じを出しつつ薬やってました。このマイクといい、『シャーロック』といい、頭脳明晰な天才はどうしてこうも薬に結び付けられてしまうのか。
アクションシーンではないが・・・
薬の取引は警察の罠だったようで、待ち合わせのホテルで警察官ふたりに出くわしてしまうマイク。ふたりの警察官はベルボーイと宿泊客に変装していましたが、マイクは瞬時に見破ります。
アクションシーンではないですが、ハラハラさせられるシーンでした。警察をうまく騙すところとか何かスパイがやっているみたい(スパイアクションの見過ぎ)。
マイク、偶然入り込んだ面接にパス
面接はハーヴィーが直接行ったのですが、現役の敏腕弁護士のハーヴィーを超える知識を披露して、マイクは見事採用されます。
このような主人公が俺TUEEE系の物語って、主人公に迫りくる困難としてたいてい敵のインフレが起こったりしますが『スーツ』ではどうなんでしょう。彼らは弁護側だからものすごいハイスペック検事とか出てくるのかな。
マイクの初出勤とプロボノ
ニューヨークの大都会で自転車で出勤するマイク。高層ビル群を自転車で駆け抜けるって気持ちいいよね。そのシーンは無かったけど。
"プロボノ"と呼ばれる社会貢献活動を最初の仕事として任されるマイク。ハーヴィーがやたら嫌がってたけど無償で弁護を引き受けることらしい。次回でマイクの初仕事が見られるので物語はそれから動き出すのかな。
こんな感じで次に続きます。
SHERLOCK~シャーロック~ シーズン4のDVDが発売されたので早速買ってきた!
© 2017 BBC.
『シャーロック』シーズン4のDVD、手に入れました!
まず思ったんだけど、今ってネットじゃなく実店舗でDVDを買うことになったらどこへ行けばいいの??
アマゾンで注文するの遅くて、発売日に手に入らないみたいだったからやめて、3件くらいツタヤ回って、結局蔦屋書店で買えました。
見れるまでが長かった
2017年1月1日、本国イギリスでシーズン4の第1話が放送されました。YouTubeで予告動画が公開されたり、SNSで広告が入ったりで楽しみだったのですが、日本ではおあずけ。
それでも早く見たかったので、手段を探ってはいました。
2017年1月の終わりごろ、本国で全3話すべてが放送されたあとにUK版とUS版のDVDが発売されました。でも日本からは購入できませんとかいう文字が。
2017年2月のまたまた終わりごろ、AXNミステリー主催でシーズン4第1話の先行試写会がありました。しかしこれは知った時には締め切り過ぎてたので、見れなかったのは自業自得ですが・・・。
こうなったら年末のタイミングでイギリス現地入りしてホテルのテレビで見るという選択肢を取らなかった、覚悟の足りない自分を恨むしかありませんでした。
こうして振り返ってみると、UK版かUS版のDVDをなんとか個人輸入して、日本語なしの英語字幕で見ることもできたのかなと。でも英語字幕って、『シャーロック』の最新シリーズを英語の教材として使っているみたいとか思ってやめました。
それよりも英語にあまりついていけないのに映像は最初から最後まで通して見てしまうなんて、それは本当に「見た」といえるのか。否、それってただの壮絶なネタバレちゃうんか、と。
自問自答し、そんな言い訳で自分を言いくるめてたら、7月の日本での放送が決まりました。
各話うろ覚えの感想
最早ひと夏の思い出となっている、日本での初放送を見たときに思ったことをさらっと。
第1話「The Six Thatchers」
シャーロック久しぶり。ジョン、髪型カッコいいよ。
本人たちの声が聞きたかったので副音声に、字幕を表示させて見ました。字幕は日本語吹き替えのセリフなので、文字数によっては見づらい場合もありましたが。
というのも、すごくシリアスな場面でジョンが感情をあらわにして唸る所があるのですが、そのシーンでも字幕が表示されました。ひらがなで「う~っ」って。“緊張の緩和”で笑いそうになったこと以外は特に問題なく見れました。
当時はシャーロックはあれだけ献身的に動いてくれているのに、ジョン、君はそのとき何していた!?という感想が多かったですね。僕も同意です。
ちなみに今回シャーロックが使用しているスマホはiPhone 6s Plusだそうです。シーズン3でシャーロックはiPhone 5を使っていたそうですが、この話、シーズン3第3話の直後の設定のはず。撮影時期の関係で、シャーロックの使用している機種がぶっ飛んでいる。
そういえばコナン君も昔は電話ボックスから幼馴染に電話してたのに、いまやスマホ2台持ちで対応していますもんね。名探偵も時代の流れに逆らえないのでしょうか。
第2話「The Lying Detective」
泣きました。この話が一番好きかもしれません。ハドソンさんが輝いていましたね。大活躍でした。
予告編でもやっていましたが、マイクロフトにガツンとひと言、“You reptile.”
調べたら「卑劣なやつ」ぐらいの意味があるようです。そして字幕では「このは虫類」と出ていたように思います。ということは吹き替え版でハドソンさんは「このは虫類!」って言ったのかな。あとでこのシーンだけ吹き替えで見ないとな。某元議員も顔負けの罵倒っぷりです。「このは虫類ぃ~!!」
そしてシーズン2第1話の結末を裏付けるシーンもありました。あれは現実か、はたまたシャーロックの脳内で起きていることなのか?あの回を見た当時は日本語と英語両方のいろんな感想サイトを漁ったなぁ。
あと深夜徘徊デートしたいな。
第3話「The Final Problem」
おもしろかったんだけど・・・。
シーズン1と2それぞれの第3話を思い出しました。悪役がシャーロックに挑むためにわざわざ事件を起こして、シャーロックがそれに挑戦するという構図でした。モリアーティがシャーロックをはめる為にいろいろ画策したように。
個人的には誰か困っている人がいて、シャーロックに依頼し、事件が解決される、というパターンを見たかったんですが・・・。シーズン3第3話の始まり方とか好きでした。依頼人となるスモールウッド議員が悩んだ挙句、タクシーの運転手に「ベイカーストリートへ」と告げてからオープニングに入るところとかよかったです。
それでもいいなと思った箇所もたくさんありました。今回はマイクロフトも人間なんだなと思えるところがあったし、グレッグとのやり取りもニヤっとしました。
ただ、終わり方が寂しくなるものでした。これ実質の最終回?という終わり方。実際主演のベネディクトとマーティンが売れっ子で今までもスケジュールの問題で続編が難しかったようなので、今回は本当に終わってしまうのかな。製作陣も「これで終われるようなラストにした」という旨の発言をしているみたいだし。
ゆっくり見ます・・・。
僕が見ているドラマのほとんどは、もう放送が終わっていたり、続いているけど最新シリーズまで全然追い付けていなかったりすることがほとんどでした。でも『シャーロック』については、放送される期間に開きもあってか、リアルタイムで追いつきながら見ていたドラマです。だから最新シリーズを見れるようになるまで、本当に長く感じた。
この「まだかな、まだかな?」って思えるのは幸せなのかも。今なら動画配信サイトなどで好きなペースで見られるし。
2014年の年始に放送されたシーズン3なんか、その年の4月ごろにはもうレンタル始まってましたよね?今回なぜこんなに時間がかかったのかなぁ。お金とか利権の臭いがぷんぷんするなぁ。
こんな感じでした。
鋼の錬金術師展に行ってきた。
鋼の錬金術師、久しぶり。
昔からファンの『鋼の錬金術師』の原画展に行ってきました!ハガレンは中学と高校時代を一緒に過ごしてきた大好きなマンガです。実写化の映画に関しては「日本人キャストでやるなし」とかいって反対派でしたがノコノコと行ってきました。今回は南港ATCで開催された大阪展のようすをレポートします。
音声ガイド付き入場券を買って。
セブンチケットを初めて利用しました。スマホで予約して、13ケタ払込票番号を口頭で店員さんに伝える、という手順(もしくは払込票を印刷して持参)。
でも店員さんに13ケタもの番号を言うなんてシャイボーイにはハードルが高かったので、セブンイレブンの端末を操作してまた新しく払込票をプリントアウトしてしまうという愚行に及ぶも無事購入。
所要時間、約2時間強!
15時頃入場して、展示をみてグッズも買って、出てきたら17時過ぎてた。途中に何箇所かある映像演出は順番待ちがあるのでどうしても混むのですが、それ以外はスムーズに流れてました。
正直行く前は、「ハガレン大好きだけど原画見るのってそんな時間かからんやろ。小一時間でサッとみてグッズいっぱい買って帰ろう」とか思ってたけど意外に時間かかってました。それぐらい見入ってしまった。荒川先生、その節はすみませんでした。
入場する前に、実写映画に使用された衣装等の展示物が・・・
エドの赤いコート、けっこう重量感ありました。もっと軽いやつ着てると思っていたのですが、映画仕様ですかね。原作ではエドが赤い布一枚からコートを練成するシーンがあったので、勝手に春物かな?とか思っていたのですが、なかなかゴツい印象でした。
アルフォンスかっこいい!そしてふんどし固そう・・・。
マンガの原稿、単行本の表紙や扉絵の原画を間近で見てきた。
まずマンガの原稿ってこうやって出来てるんやあって。マンガはよく読むけど、どうやって作られていくのかを全く知りませんでした。ペンでただ書くだけじゃなく、切っては貼って、違う色の紙を使って・・・。この世界では常識なんだろうけど、自分は無知だからよく知っている人からすれば「そこから!?」というレベルで楽しんでました。
展示されている原稿は名シーンばかりでした。鋼ファンなら誰が来てもいいように、みんなそれぞれの「好きなシーン」をカバーするように、いろんなシーンが展示されていて楽しかった。エドやアルだけでなく、ウィンリィ、マスタング大佐、ホークアイ中尉、ブラッドレイ大総統やホムンクルスたち・・・etc. 誰のファンでも楽しめると思う。あ、でも本編を最後まで見ていなかったらネタバレになるのかな・・・?
ほかにも表紙の原画が間近で見られて感動しました。顔面近づけてまじまじとその質感を眺められました。単行本派なのでガンガンのほうに掲載されていたイラストなどは見たことがないものもあり、これもまた新鮮な体験で楽しかったです。
エドとアルの音声ガイドもすばらしかった。
また会えたね!って感じ。声だけで何回かうるっと来た。歳は取りたくないものです。ふたりの話しぶりを聞いていると、時系列的には本編の最終回が終わった後になるのかな。
というのも、アニメのアルの声は鎧から聞こえてくるから少しこもった感じだったけど、音声ガイドのアルの声ははっきりと、なんのフィルターも通さずに聞こえてきたからです。ということは、そういうことやんな・・・?
あと、アルがエドのこといじくり回すところとか、音声の機械を耳に当ててニヤニヤしながら回っていたのは僕だけじゃないはず。
いらない心配だったけど、アル、声変わりしていなくて本当によかった。実写映画のキャストを見たとき、まさかねえ・・・とは思ってたけど杞憂だったようで安心しました。
撮影可能エリアがたまに出てきて、ホムンクルス・プライドの撮影スポットがあった。いっぱい人がいたけど、その時は誰も撮ってなかったな・・・。
『鋼の錬金術師』を知ったきっかけ
ハガレンは中学のころ、友達に借りたノベライズ本『砂礫の大地』で知りました。当時、国語の授業で最初の10分間は読書をする、という決まりだったのでそのときに読んでいました。最初はニセのエルリック兄弟が出てくるという内容で、偽物VS本物という話でまんまと心を掴まれました。そこからあれよあれよと単行本を買ったり、アニマックスでやってたアニメの再放送を見たり(いわゆる1期です)してどんどんハマっていきました。
ハガレンのあの世界を日本人キャストで実写化すると聞いた当初は少しショックだったけど、映画上映に伴ってイベントが開催されたり、グッズが買えたりするのは嬉しい。
非常に楽しかった。
4ケタの数字入れなかったのが物凄い心残りだ・・・。
南港のクリスマスツリー。
こんな感じでした。
今まで見てきた数えられる程度の海外ドラマたち その2
今まで見てきたひと握りの海外ドラマたちです。大学の卒論の資料として使ったり、英語の勉強の教材として見たり、ただただ楽しんだり。理由はどうあれ、楽しませてくれた作品たちです。
SHERLOCK ~シャーロック~
© 2017 BBC.
全シリーズ通して見たドラマです。『シャーロック』はエピソード数が少なく、最新シリーズまでで13話しかありません。シーズン4、おもしろかったです。
現代版について
オリジナルの『シャーロック・ホームズ』は19世紀の英国が舞台ですが、このBBC版はそのホームズが現代に生きていたら…という設定です。馬車ではなくタクシー、電報ではなくメール、PC、スマホなど現代の文明の利器を駆使して事件を解決します。
このドラマの告知をNHKでやっていたのを覚えています。『シャーロック』というドラマの第1話が放送されるらしい。タイトルは「ピンク色の研究」。
いかがわしいタイトルだなあと、最初は敬遠しておりました。でもいかがわしいのは僕の頭のほうでした。
タバコと薬について
『シャーロック・ホームズ』は過去に短編をさらっと読んだ程度なのであまり深くは語れませんが、それでも19世紀と21世紀の違いでおもしろいと思う部分を少々見つけられました。
ホームズは原作では麻薬の常習者なのは有名ですが、BBC版シャーロックでは主にタバコの禁煙に苦しむシャーロックの姿が見られます。吸いたい気持ちを抑えるためにニコチンパッチを腕に貼るなど。さすがに現代が舞台のドラマで薬はまずいもんな、と笑って見ていました。19世紀と現代の違いをこうやって描き分けているんだなあと。
しかしシャーロック、現代版でも普通に薬やってました。同居人のジョン(ワトソン)に薬の隠し場所がバレていたり、兄のマイクロフトに薬のリストを出すように言われたり、潜入捜査として薬物使用者のたまり場でゴロついたり。原作に忠実だなあ!?
ヒーローと変人
日本を代表する名探偵といえば・・・、江戸川コナン君ですよね。
コナン君はホームズを憧れの名探偵として見ています。僕は『名探偵コナン』を見て育った世代なので、その影響でホームズに関してはヒーローのような人物というイメージでした。
でも映像作品を見ると、申し分なく変人っぷりを発揮されているようで。実はBBC版とガイ・リッチー版の映画しか見たことないのですが・・・。この変人キャラが「原作に近い」とか言われていますが、あまりイメージがわきません。
僕が読んだ原作はすべて日本語版だからかな。日本語版のホームズのセリフはとても紳士的で、コナン君の語るホームズのイメージを裏付けるものでした。翻訳が悪いわけではないですが、やっぱり原作は元の言語で読まないといけないのかなあ。
FRIENDS ~フレンズ~
© Warner Bros. Entertainment Inc.
シットコムは好みじゃなかったけど・・・
“シットコム”はシチュエーション・コメディの略で『フルハウス』などの笑い声が入っているドラマで有名です。あまり好みではないのですが、大学の卒論で扱ったので見ていました。
好みではないとはいえ、やっぱりおもしろいです。僕の好きなドラマ、『トゥルー・コーリング』が打ち切りになったのは、裏番組が『フレンズ』だったからだとも言われています。僕にとっては因縁の(?)ドラマでもあります。
好きなキャラのチャンドラー
どこのドラマにも必ずひとりはいる、明るくて周囲を笑わせるキャラクターです。この人がいれば安心して見ていられる、というくらい楽しい登場人物だと思います。ただ、見始めたころは『フルハウス』のジョーイと被って仕方なかった。髪型が似ていたような・・・?
シーズン2までしかまだ見ていないのですが、シーズン1の第7話でマンハッタンが停電になるエピソードがあります。チャンドラーはとあるATMコーナーに有名なモデルさんとふたりで閉じ込められてしまうのですが、やはり、安心して見られました。
英語学習について
『フレンズ』をはじめ“シットコム”で英語を勉強する方法は有名です。主にセリフで笑わせるドラマなので、聞かせる英語を喋ってくれるから聞きとりやすいですね。リスニング教材の、勉強のために作られた音源ではなくストーリー性もあるし、モチベーションも保ちやすいと思います。
僕は「海外ドラマなんだし、ドンパチやってるところが見たい」とかいってあまり続きませんでした。というよりもはや語学学習目的で見ているドラマがなくなりました。ストーリーがあったほうが勉強もはかどると思っていたのですが、先が気になりすぎて勉強どころじゃなくなりました。でも『フレンズ』はおすすめです(棒)。シーズン2までしか見てないけど。
BONES ~ボーンズ~
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
© Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
こちらもシーズン2の途中までしか見ていませんが、卒論で書いていました。法人類学者のブレナン博士が、FBIのブース捜査官が引っ張ってくる事件の遺体の骨から事件解決の手がかりを探っていくサスペンスです。
スロースターター?
序盤は何となく物語に進展がないように思えました。前に書いた『キャッスル』と同様に基本は一話完結で、事件そのものよりも登場人物どうしの関係性に注目して見ていました。
シーズン1の終盤あたりからブレナンの家族について少し明らかになり、ようやく物語に躍動感が出てきた、という印象です。
テンペランスという名
ブース捜査官がブレナン博士のことを“ボーンズ(骨)”というニックネームで呼ぶのは有名ですが、シーズン1ではブレナンがそれを嫌がるエピソードがありました。そのエピソードの最後に、ブースはブレナンのことをファーストネームの“テンペランス”で呼んで良い感じで終わるのですが、次の話で“ボーンズ”に戻ってました。
ブレナンが許したのか、ブースが記憶から抹消したのか、一話完結型ドラマのお約束によって揉み消されたのか、個人的に惜しかったです。
卒論ではドラマの登場人物の名前が変化することについて書いていたので、「呼び方が“ボーンズ”から“テンペランス”に変わったのには、ふたりの関係がより親密になったことが表れている・・・」なんて書いたのですが、すぐにもとの呼び方に戻っちゃいました。
クリスマスの回
比較的平和な(失礼?)シーズン1でも印象に残ってるのが第9話のクリスマスの回です。何かの菌に感染したとかで登場人物一同、研究所に隔離された状態でクリスマスを迎えるという話です。ブース捜査官のハイになった姿が見られます。ここからコメディ色が強くなっていくのかと思いきや、シーズン1終盤まで大きな変化はなかった印象です。
今後はこの辺から、今まで見てきたエピソードの感想とか書こうかなと思います。まずは備忘録を作る感覚で。
こんな感じで終了です。
過去の海外ドラマまとめ ※追記
今まで見てきた数えられる程度の海外ドラマたち その1
大学生のころ、英語の勉強のモチベーションが行き詰まった時にアメリカのテレビドラマを見始めました。最初はちょっとおもしろければいいやという感覚で、とりわけリスニングを鍛えたかったので英語字幕を表示させて教材として見ていました。
ドラマを見始めるとだんだんおもしろくなってきて、次の展開が気になってきます。そして未熟なリスニング力をカバーするために英語字幕を凝視しているのがもどかしくなり、結局字幕を日本語に戻して娯楽として見るようになりました。
そこで、今回は今まで見てきた数えられる程度の海外ドラマを振り返ります。
ほとんどがシーズン1は通して見た、という程度のものです。シーズンファイナルの最終回まで見たものは、思い返せば2作しかありませんでした・・・*1;
TRU CALLING ~トゥルー・コーリング~
© 2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
僕が英語の勉強にと見始めた海外ドラマ第1号です。先が気になってしまい、僕がなんの抵抗もなく字幕を英語から日本語に変えてしまったツワモノでございます。
インターンで遺体安置所に勤務することになった女子大生トゥルーが主人公。彼女には遺体の声が聞こえ、ただひと言「Help me!」と言われた瞬間、遺体の主がまだ生きている時間にタイムスリップしてしまいます。過去に戻って遺体の主の死を防ぐために奮闘するミステリーです。
遺体の主は生前どこにいるのか、なぜ死んでしまったのかなど、謎解き要素のあるドラマです。トゥルーは過去に戻される前、遺体が職場に運ばれてきたときの遺品や情報などを手がかりに遺体の主を助けようとします。
でも遺体の主からしてみれば、いきなり現れた女の子に「あんた死ぬわよ」とか言われても信じるはずもありません。なのでトゥルーはこの奇妙な人助けになかなか苦労します。
“true calling”「天職」というフレーズがあるそうで、これがドラマのタイトルの由来になっています。トゥルーにとって遺体安置所で働くことが天職なのか、それとも死んだ人を死から守ることを指しているのか。
また、”calling”だけにやたら電話をかけます。トゥルーは生前の遺体の主を助けるために仲良くなり、電話するようになり、そして“死亡宣告”をすることによって関係が悪くなり、それでも電話したり。
「あなたは私と話したくないだろうけど、ちょっといい?」なんて言って鋼のメンタルを発揮します。もうテレアポの飛び込み営業とかしたら絶対活躍できそう。まだまだ遺体安置所が天職だと決めるのは早いのでは?
そして僕が全シリーズを見終えた数少ないドラマでもあります。でもそれはこのドラマがシーズン2で打ち切りになってしまい、全シーズン通して26話しかない、短いドラマだからというのもありますが・・・。
主人公トゥルーもかわいいですが、弟のハリソンもカッコいい。私、男だけど。
CHUCK ~チャック~
©2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
一番ハマったドラマです。1日に3話ぐらい見てしまったのはこれぐらいかもしれない。
オタクな青年チャックが、ひょんなことから国家機密データを脳内にダウンロードしてしまいます。そのあとCIAとNSAのスパイに守られながら、彼らの任務に巻き込まれていく、笑いあり、爆弾あり、銃撃戦ありの「スパイアクションコメディ」です。
スパイドラマなのに主人公は一般人というところが一番おもしろい要素だと思います。国家機密情報をもってスパイの任務に同行しますが、チャックはそのへんがド素人なので、任務中もギャーギャー騒いだり怖がったりしています。
マンガでいうとワンピースのウソップでしょうか。彼には実力があって、それを買われて麦わらの一味の中でも役割をもっています。しかし怖がるときは全力で怖がりますしネガティブなリアクションも遠慮なく発揮してくれます。
『バーン・ノーティス』の敏腕スパイ・マイケルみたいな頼もしいキャラクターも魅力的ですが、チャックのような素直で等身大のリアクションを惜しみなく発揮してくれる人物も魅力たっぷりです。ましてやそんな彼が主人公として物語の中心にいるんだから楽しくてしょうがない。
主人公がスパイに関してド素人なおかげで、見ている側もチャックと同じ目線でスパイの潜入捜査や救出作戦などを追体験できるのがいいです。
きっと現役バリバリの敏腕スパイの人なんかが見たらつまらないでしょう。「それはないやろ、やっぱドラマやな(禁句)」みたいな。
CASTLE ~キャッスル~
(C)ABC Studios
売れっ子ミステリー作家のキャッスルがニューヨーク市警の美人刑事をモデルにした小説を書くために捜査に同行するというサスペンスです。
このドラマ、ジャケット写真のベケット刑事に惹かれて見始めたといっても過言ではありません。ベケット刑事(スタナ・カティック)、綺麗です。
基本一話完結型の刑事ドラマです。ジャンル的にはもちろんミステリーになるのですが、コメディ要素もたっぷりあります。登場人物どうしの絡みが楽しくて、もう事件そっちのけでキャラクターたちの関係性ばかり気にして見ています。キャッスルとベケットはもちろん、キャッスルの母親や娘、ニューヨーク市警の面々など魅力あるキャラクターが豊富です。
同じようなジャンルのドラマに『BONES』があります。この2作はよく比較されていますね。『BONES』と似ている点はやっぱり登場人物の関係性でしょうか。『キャッスル』のほうが若干コメディ要素が多めに感じます。
そしてキャッスルとベケット、男女のコンビですからそりゃもういろいろある所が見ていて楽しいです。ニヤニヤする展開も定期的に訪れます。YouTubeでそんなシーンをまとめた動画が掲載されているあたり、有名です。
今回あげた3作に比べ、観賞の進み具合は大きく下がってしまいますが、それなりに思い入れのある作品が他にもありますのでまた書いていきたいと思います。
こんな感じで終了です。
過去の海外ドラマまとめ ※追記
*1:;゚Д゚
バーン・ノーティス シーズン1第12話感想 【最終回!サムの救出劇】
『バーン・ノーティス』シーズン1最終回の感想です。ぶっちゃけマイケルの敵って誰なんでしょう?
“I told you to stay away, Mikey. I tried to warn you.”
“I was never good at taking orders, Sam. That's why you were a soldier and I was a spy.”
あらすじ
前回マイケルが解雇の真相を握るコーワンと接触に成功するも、目の前で射殺されてしまいマイケルはその場を逃れました。一方サムは麻薬組織に捕まり、フィオナは辛くも追っ手から逃れます。マイケルはネイトの協力を得ながら、フィオナと合流し、サムの救出に繰り出します。
感想
麻薬組織の追跡から隠れているフィオナを、マイケルとネイトが救出
フィオナはとある工場に隠れ、マイケルの助けを待ちます。
ちゃっかりマイケルと一緒に行動しているネイトが頼もしいです。工場内でフィオナと脱出工作を講じる間、マイケルはネイトに銃を渡して敵に対するけん制を任せます。もう弟に銃を渡すことに抵抗がないようす。単純になりふりかまっていられないのか、弟のことを信頼できるようになったのか。
そしてネイトもこの手のことに関しては素人ですが、マイケルたちに馴染んできています。マイケルのスーツはコーワンの返り血で汚れているわ、武装した集団に狙われているわで冷静に考えたらおかしい状況ですが、マイケルの言うとおり銃で敵をけん制します。
チーム・マイケルに新星ルーキー加入か!?
ネイトの家でサム救出の作戦を練る3人
ネイトの“家”でサム救出作戦を練る3人。家といっても、改装費が足りなくなって差し押さえになった物件を寝床にしているだけという(笑)。
木造の枠組みがむき出しで、所々にビニールシートが被せられているという作りかけの家ですが、人目を避けるには好都合なのかも。僕たちも子どもの頃は“秘密基地”とかいってこんな場所によく集まってたっけ?
サム、ヘロイン密輸組織に監禁される
サムは暗い部屋で拷問を受けていました。その部屋には組織のリーダー、ハリックがいます。
画面にはこの人がハリックだ、と紹介されるのですが、この時点でマイケルたちはまだ誰がサムをさらっていったのか分かっていません。視聴者に対してマイケルたちが遅れを取っている、ちょっと珍しい展開です。
いつもなら、車の中からマイケルたちが「あいつがハリックか」とか話していて、そしたらその人物のアップが映されて「ハリック」というテロップがババッと出てくるんですが。
マイケルたちはまず敵がいったい誰なのか突き止める段階から行動を開始し、その間サムはひたすら拷問に耐える、というもどかしい展開です。
バリーから“業界2位”の情報を貰うマイケル
マネーロンダラーのバリーが、麻薬組織ということで“業界2位”のカルメロという男を探せとマイケルにアドバイスします。しかしどんな業界なんだ。
麻薬組織と聞いてためらうバリーに、マイケルは「友達か、仕事か」と迫ります。でも言っちゃ悪いけどバリーとマイケルたちとの絆ってそんなに強くなさそう。お金積んだら秘密を教えてくれるって、情報屋としては良いんだろうけど。
それも今回のマイケルとサムのやりとりを見たから霞んで見えるだけで、バリーも彼なりにマイケルたちのことを考えてくれているのでしょう。サムを助けるために動いてくれたのは良かったです。
マイケルの要求でサムの写真を送ってもらう。その際にサムはサインを送る
サムが無事である証拠として、マイケルは犯人に写真を要求します。撮影するときにサムはポーズをとり、マイケルたちにサインを送ります。
序盤から厳しい拷問に耐えるサム。訓練された元軍人だから相手の要求を華麗にかわし続けます。
このおじさん、ただ拷問を受けているだけなのにカッコいいのはなんでだろう。
サムのポーズと過去の写真から、「助けに来るな」と言っていることが判明します。それでも助けにいくマイケルたちの友情が熱い。
“業界2位”に殴りこみをかける元スパイ
バリーに教えてもらった男カルメロに、やや強引な捨て身のやり方で他の麻薬組織について聞き出すマイケル。ここでようやく、サムを監禁しているのがハリックであることがわかります。
カルメロ “Who are you?”
マイケル “I'm Michael Westen. I used to be a spy.”
オープニングでおなじみのフレーズをここで決めるマイケル。しびれますわ。
マイアミから避難するマデリン、マイケルの過去をぶっちゃける
マイケルはコーワンを殺害した人物、そして自分の解雇について知っている人物と決着をつけるため、マデリンの安全を考えてマイアミから避難させます。
ここでマデリン、聞き捨てならないマイケルの過去を暴露します。マイケルが10歳の時、ネイトが急病にかかり、マイケルは盗んだ車で病院まで送り届けたそうです。某アーティスト顔負けの武勇伝。
フィオナが外から援護し、サムが監禁されている船に潜入
サムの目の前でハリックはマイケルに電話をかけます。すると、監禁部屋の外から携帯電話の着信音が・・・。
マイケルが奇襲をかけて戦闘が始まります。今までで一番強い敵で、マイケルもちょっと押され気味。
普段から余裕を持って敵を倒してきたマイケルが苦戦を強いられているだけで緊張感が増します。最後もサムのサポートを借りてやっと倒せるぐらいだからマイケルもひとりでは危なかったかもしれません。
たとえ力が強くても、ひとりきりじゃ戦えない。どこかの光の戦士が言ってた気がします。「助けに来るな、と言ったじゃないか」「命令に従うのが苦手なんだ」
解雇の真相を握る人物との決着へ
サムの車にいつのまにか設定されていたカーナビの目的地へひとりで向かうマイケル。目的地へ辿りつくと、そこには一台の大型トラックが。トラックの荷台部分に車ごと入り、ふたが閉められて真っ暗になったところでシーズン1終了!
マイケルは最後にまた、何も見えない状態での移動を強いられるのかな・・・。これまでも目隠しをされた状態で車移動したことが何度かありましたが、最終回でもしっかり視界を奪われてしまいました。
しかしスタッフも厳しいですね。もはや三半規管が強い設定?のマイケルだからいいものの。
ついに終わってしまいましたシーズン1。結局マイケルをクビにしたのが誰なのか、はっきり分からないままでした。でも『バーン・ノーティス』は基本アクションコメディなので、ストーリーをあまり気にしなくても楽しめるところが好きです。シーズン1についてまとめながらシーズン2もまた見ていこうかな。
こんな感じで終了です。